築70年の空き家長屋をリノベした職住一体のシェアアトリエ開業から7年
7周年記念で地域に開放したマルシェ開催、大正区と協力して防災ワークショップも ~学生向けに弁当を無料配布する「おにぎりプロジェクト」継続実施、地域の福祉拠点に~
空き家再生、シェアスペース運営をおこなうオルガワークス株式会社( 所在地:大阪市北区、代表:小川拓史、以下「当 社」)が大阪市大正区泉尾で自社保有の長屋二棟のうち北側一棟を耐震改修し、大正区などと連携し職住一体のシェ アアトリエ「ヨリドコ大正メイキン」として2017年11月21日に開業してから7年を迎えます。 11月16日(土)と17日(日)には、ヨリドコ大正メイキンと南側の福祉棟・ヨリドコ大正るつぼんとの2棟の長 屋を開放し、大正メイキン7周年記念の「大正ヨリドコマルシェ拡大版」を開催します。マルシェでは、シェアア トリエ棟に住み活動するアーティストの作品展示販売や、大正区まちづくりセンターと共同で「My防災ポーチづ くりワークショップ」を開催、海抜の低い大正区ならではの防災意識向上の活動をおこないます。プロの歌人がお こなう短歌コーナーでは、来場者が日頃の悩みを歌に詠んでストレス解消するなど、地域の福祉拠点ならではのコ ンテンツを提供します。また、大阪公立大学主催の長屋まちあるきイベント「オープンナガヤ大阪」も同時開催し、 長屋耐震リノベの見学会をおこないます。
セクマイ当事者が運営する場、障がい者や高齢者も活躍でき、多様な人の関わりしろを地域に創出
当社は、個性・多様性が許容される社会の実現を目指し、空き家・空きビルを再生したシェアオフィス・コワーキングスペース、職住一体型シェアアトリエの企画運営を通じて、起業家やクリエイターの支援、新たな働き方支援、地域コミュニティの創出事業をおこなっています。当社のスタッフは全員セクシャルマイノリティ当事者で、少数派目線で誰しも生きやすくなるような場作りをしてきました。
現在、国内における障がい者の割合は約7パーセントで、社会での活躍の場が求められています。当施設内の障がい者向け就労継続支援施設に通所の当事者や関係者の家族の障がい者当事者などが毎月開催のマルシェ運営にも加わり、近隣の常連の高齢者などと協力し合いながら来場客の案内や広報活動の一役を担っています。マルシェには大正区内で活動する高齢者や主婦のグループが出店することも多く、多様な人が活躍できる関わりしろになっています。
おばんざいカフェが「おにぎりプロジェクト」で高校生の食事支援、子どもや高齢者の居場所にも
福祉棟のヨリドコ大正るつぼん1階にはおばんざいカフェがあり、店主が商店街の八百屋や近隣住民と協力して隣接する高校の学生向けに無償でおにぎり弁当を月に一度配布しています。家庭の事情で食生活に乱れが多い学生に食の大切さを伝える機会になっています。このカフェには、学校帰りの子どもや学生、近隣の独居高齢者などが訪れて対話し、地域の福祉的駆け込み寺になっています。
施設では毎月2回、地域の福祉相談の場として「ミナの語り場」を開催。店舗で得た近隣の困りごとも議題に挙げられ、語り場に参加する医療や福祉の従事者、行政、学生、地域住民、クリエイターなどと共に問題解決の話し合いをおこなっています。毎月開催のマルシェでは、語り場参加の看護師がチームで「まちの保健室」コーナーを設け、来場者の健康相談に無料で応える活動も継続しています。
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イベント名:大正ヨリドコマルシェ(ヨリドコ大正メイキン7周年記念拡大版)
イベント日時:2024年11月16日(土)、17日(日) 各日共に11時〜17時
参加費:入場無料
会場:ヨリドコ大正メイキン&ヨリドコ大正るつぼん(大阪市大正区泉尾2丁目21-7 ※JR・大阪メトロ[大正駅]より徒歩約15分、大阪シティバス[永楽橋筋]より徒歩約5分)
イベント情報:こちらからご覧ください
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