第2期 IAUD国際ユニヴァーサルデザイン研究講座2024 受講案内

一般財団法人国際ユニヴァーサルデザイン協議会

2024.11.11 11:34

現在受講生を募集中

昨年開講しました国際ユニヴァーサルデザイン研究講座について、2024年12月に開講する第2期では国際的に展開し、日本以外の国々からも受講生を募集します。また、海外のUD専門 家が講師陣に加わり、さらに多彩なカリキュラム内容となります。
現在受講生を募集中です。ぜひご参加ください。


ユニヴァーサルデザインとは、民族、文化、慣習、宗教、国籍、性別、年齢、能力の違い等にかかわらず、できる限り最大限多くの人に利用可能であるように最初から意図して、機器、建築、空間、システムなどをデザインすることです。IAUDでは、さらに一歩踏み込んで、「一人ひとりの人間性を尊重した安全・安心な社会環境づくり」こそが、ユニヴァーサルデザインの本質であると考えています。


日本の高齢化率は今年29%を超え、かつていずれの国も経験したことのない超高齢社会に突入しています。イタリア、ドイツなど欧州各国もいずれ日本のような超高齢社会に移行すると予測されていますが、共通する悩みは労働力人口の減少です。この問題を解決するためには、働く意欲のある障害者、高齢者、女性、外国人などの就業率を上げ、彼らが働きやすい労働環境を創造する必要があります。つまりUDの考え方が重要なのです。


日本や欧米などの先進工業国では、ユニヴァーサルデザイン、インクルーシブデザイン、デザインフォーオールなどの考えが一通り行き渡り、生活環境も整備されてきましたが、発展途上国ほか多くの国々はまだそのような考えに至っていないところもあります。また逆にアジアやアフリカなど気候風土や文化背景が異なる国々から、その地域固有のヴァナキュラーデザインや持続可能なデザインなどの考え方を学ぶこともあります。その意味で、今後は国境を超えた知識や経験の相互移転が重要な意味を持つでしょう。


第2期 国際ユニヴァーサルデザイン研究講座
募集締め切り 2024年11月30日(土)


スケジュール:
シラバス/時間割発表 2024年11月下旬
受講申込締切 2024年11月30日(土)
第2期(前期)開始 2024年12月上旬
第2期(前期)終了 2025年3月下旬
第2期(後期)開始 2025年4月上旬
第2期(後期)終了 2025年7月下旬
第2期修了式 2025年7月末


講座の詳細は、下記URLからご覧ください。
https://www.iaud.net/activity/24467/


一般財団法人国際ユニヴァーサルデザイン協議会 事務局
E-mail: info@iaud.net
https://www.iaud.net/

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カテゴリ
自治体など