あの干し草のベッドも再現!美濃市の小学校廃校で「木と竹の つくる楽しみ、つかう楽しみ」

NPO法人グリーンウッドワーク協会

2024.11.08 12:27

「ろうきん森の学校 岐阜地区10周年記念事業」開催のお知らせ

豊かな森の再生・環境問題に取り組む「ろうきん森の学校 岐阜地区」が10周年を迎える記念事業で、ミニ鵜籠づくりの特別講座と竹細工作品展、アルプスの少女ハイジが暮らした「アルムの山小屋」の再現展示などを11月23日・24日に開催する

「ろうきん森の学校」は、労働金庫連合会が全国5地区で展開している持続可能な森林環境教育活動です。 「岐阜地区」を担当するNPO法人グリーンウッドワーク協会では、里山と暮らしをつなげるきっかけとして、生の木を手工具で加工する「グリーンウッドワーク」や竹細工の普及活動を行っています。

里山の利活用が行われなくなり、暮らしから遠ざかることで、豊かな生態系が失われ、獣害や手仕事の材料が入手困難になるなど、課題が生じています。

このイベントは、「ろうきん森の学校岐阜地区」10周年を機に、自然環境や手仕事に関心のある周辺地域の幅広い世代に向けて、森林環境教育と伝統的なものづくりへの関心を高めることを目的とし、持続可能な森との関わりや自然素材の魅力に気軽に触れていただくことを目指しています。

開催概要

  • 日時:11月23日(土)・24日(日)10:00~17:00
  • 場所:みの木工工房FUKUBE(岐阜県美濃市長瀬545)ほか
    無料駐車場あり
  • 参加費:無料(各ワークショップは有料で事前受付)

特別講座・ワークショップ内容

  • 竹細工特別講座:「ミニ鵜かごづくり」「中華ちまきと竹皮馬づくり」
  • 小原かご特別講座:「豆かごポシェットづくり」
  • グリーンウッドワーク:「削り場」「色鉛筆作り」など

里山の自然を暮らしにつなげる展示

  • 「ハイジの山小屋と作品展」
  • 「竹細工作品展」
  • 「小原かご作品展」
  • 「草木染作品展」など

イベントの目玉

特に今回注目されるのは、「アルプスの少女ハイジ」が暮らした1880年代のスイス北東部マイエンフェルトにある「アルムの山小屋」の再現展示です。

ハイジのおじいさんはグリーンウッドワークを生業としており、山小屋の暮らしの中でも度々登場します。アニメを参考に、椅子や器などの暮らしの道具を、全国のグリーンウッドワーカー有志が制作し、ハイジの山小屋の暮らしを再現して展示します。

さらに、NPO法人グリーンウッドワーク協会の「竹部会」は、1300年以上の歴史を持つ長良川の鵜飼で実際に使用されている鵜籠(よつざし)などを制作しております。今回はそのミニチュア版を制作する特別講座や、竹細工教室の作品展も開催。国産の「竹皮」や「鵜籠」に関連する文化も紹介します。

当日は、実際に木を削ることができるグリーンウッドワーク体験も用意しております。親子で岐阜の豊かな里山の魅力と手仕事の楽しさを堪能していただける内容です。

23日(土)と24日(日)に岐阜県美濃市にある「みの木工工房FUKUBE」で開催されます。

私たちが生きる現代社会では、生活と自然が乖離しつつありますが、森や竹林と関わり手仕事の楽しさを体験することで心が癒されます。自然と調和する豊かな生活について考える絶好の機会です。ぜひ足を運んで、森の豊かさと手仕事の温かみを体感してください。

講座はオンラインでお申し込み受付中です。
https://tinyurl.com/2269sbxk

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種類
イベント

カテゴリ
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サブカテゴリ
エネルギー・環境
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