子どもたちが自分の力で夢を形にする。子どもたちの主体性を育む場 ~上野森林公園「お楽し森の学校」を実施します ~
NPO 法人ECCOM が運営・管理をおこなう上野森林公園(三重県伊賀市)で「お楽し森の学校」 を実施します。本プログラムでは、小学校4 年生から中学1年を対象とし、子どもたちが森の中で「楽し い!」と思うことを自ら見つけ実現する場を提供します。特徴として、スタッフは指導するのではなく、学び の促進者として子どもの主体的な活動に寄り添い、子ども自らが学ぶためのサポート役に徹します。 子どもたちは全5回のプログラムの中で、挑戦と失敗を積み重ねることから学びを深め、着実に成⾧し ていきます。ぜひ、子どもたちの変化していく過程を含めて、取材していただきますようお願いします。
■背景
近年、社会はめまぐるしい変化を遂げ、未来予測がますます難しくなっています。こうした状況では、思い通りにならない環境でも失敗を恐れず挑戦を繰り返しながら、自らの道を追求できる「生きる力」が求められています。しかし一方で、生活の近代化により里山と人々の関係は希薄化し、かつて生活の一部だった里山は日本各地で荒廃が進んでいます。
その結果、子どもたちは身近な自然に触れる機会を失い、自然遊びなどの体験から得られる主体性や創造力、社会性などの「生きる力」を育む場も少なくなり、自然とのつながりを感じることが難しい状況にあります。
また、学校や家庭などの空間では、ルールの多さや物理的な制約などが障壁となり、子どもたちが「好奇心を形にする」ことが難しくなっています。公園利用者からは、「子どもたちを自然の中でルールは少なくして、思い切り遊ばせてあげたいと思うが、なかなかそんな場所もない」という声がありました。
■目的
「お楽し森の学校」は、子どもたち一人一人が主人公。里山を舞台に子ども自身が本当に「楽しい!」と思うことを見つけ、それを実現するために何度も挑戦することのできる場です。
子どもたちが継続的な活動から自分たちの多様性を認め合い、自由な発想を形として実現することを通して、主体性や想像力、ひいては「生きる力」を育むこと、またその舞台となる身近な自然と自分とのつながりを感じることを目的としています。
■目標
子どもたちが自分の考えた「楽しいこと」を自分の力で森の中に実現する。
■プログラムの進み方
「お楽し森の学校」を運営するNPO 法人ECCOM は、「人と自然を笑顔に」をキーワードに、多様な人と自然の互恵的な関係の構築をめざして活動しています。本プログラムは、自然の力を活用して子どもたちの「生きる力」を育む全5回のプログラムです。
最初の2回で自然の中での遊び方の技を身につけたあとは、子どもたちが自ら考えた「楽しいこと」を主体的に実現していきます。「何をするか」「誰とするか(1 人でするか)」「どこでするか」などは全て子どもたちの自由。スタッフは促進者として子どもの活動に寄り添い、見守ります。どうすれば良いか迷っている子どもがいたとしても、教えるのではなく、時には
待ち、時にはさりげなく提案し、その子の中に眠る「やりたいこと」を引き出します。
本プログラムに参加する子どもたちが、「自分の中にある好奇心」に気づき、自分の力を発揮して実現することで、「生きる力」を育んでいけるよう最大限配慮して運営しています。
■過去の「お楽し森の学校」の様子
昨年以前の活動実績、子どもたち・保護者の感想などについて、ネット上にまとめて掲載しています。 URL https://note.com/otanoshimori
■2024 年度「お楽し森の学校」プログラム(予定)
2024 年11 月16 日(土) お楽し森がどんなところかを知る
12月14日(土) ひもの結び方練習。竹でイスを作ってみよう!
2025年 1月11日(土) “楽しいこと“を考えて作り始める
2月 8日(土) “楽しいこと”を再計画して作る
3月 8日(土) “楽しいこと“を最後までこだわって完成させる!
※各回9:30~16:00 小雨決行 (悪天候の場合は翌日に延期)
詳細は、こちらからご覧くださいhttps://www.dropbox.com/scl/fi/jzgiakkl21jz597brtz17/2024_PR.pdf?rlkey=1gqsw9okr148t854wd505vha6&dl=0
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