【昭和の残夢 そしてマッカーサーの日本】(池田俊明:著)Amazon Kindleで販売中!
合同会社おいかぜ書房(本店:東京都世田谷区 代表社員:西野聡)では、電子書籍版『昭和の残夢 そしてマッカーサーの日本』(池田俊明:著)を、Amazon Kindleにて販売しております。
▼昭和の残夢 そしてマッカーサーの日本
この本について
占領下の日本にあって、私は昭和二十一年に国民学校に入学した。教科書も食べる物もない一年生であった。翌、昭和二十二年、GHQの学制改革により、〝小学校〟となり、アメリカの慈善組織〝ララ〟から届く給食支援である脱脂粉乳、小麦粉(パン)、バター、ジャムを食べることとなった。イモしかなかった時代に、それらは、どんなにおいしかったことか。マッカーサー元帥は日本国の最高指導者であり、〝脱脂粉乳〟と共にその呼び名は一生忘れることはない。そして私たちの世代は、今でも心から感謝の念を抱き続けているのである。
マッカーサー元帥が日本を去る日、NHKの志村アナウンサーの実況放送は私たち国民を代表した感動を伝えていた。この時代の占領政策は、間違いなく今の日本に根づき、私たちの日々の生活の中に生きている。
「令和」の時代となり、祝日として祝った戦争の残滓も「昭和の歴史」のなかに組み込まれていこうとしている。「昭和の敗戦」と、その時代を生きた日本人に心を寄せ、そして当時を生きた最後の世代でもある私たちが、次の世代にこの歴史と想いをつないでいくことは、今を生きる者としての務めでもあると思う。
【目 次】
はじめに
第一章 巣鴨プリズン
その一.東池袋中央公園
その二.極東国際軍事裁判(東京裁判)とA級戦犯
第二章 『愛(アガペ)』の像
その一.東京駅頭『愛(アガペ)』の像
その二.「世紀の遺書」
第三章 マッカーサーの時代
その一.「青い目の大君」
その二.マッカーサーと昭和天皇
その三.マッカーサーの信念
第四章 マッカーサーの日本統治
その一.マッカーサーと憲法改正
その二. マッカーサー・ノート(マッカーサー三原則)
その三.五大改革
①選挙法の改正と公職追放
②労働組合の育成助長
③教育の民主化
④経済機構の民主化
⑤秘密機構の廃止
その四.占領政策の転換
あ と が き
参考文献
【著者プロフィール】
池田俊明(いけだ・としあき)
一九三九年 出雲にて生まれる
一九四五年 敗戦
一九四六年 国民学校入学
一九六三年 大学卒業・銀行へ就職
(経済の成長とバブルの崩壊に 東京の第一線にて対峙)
二〇一六年 経済活動からの退任 文筆活動へ
〔著作〕
マッカーサー元帥が守り切った 「天皇」の神聖性(おいかぜ書房/Kindke)
アジアの曙 大東亜戦争: その歴史的意義 太平洋での敗戦と戦争責任(おいかぜ書房/Kindle)
書籍仕様
書 名:昭和の残夢 そしてマッカーサーの日本
著 者:池田 俊明
発売日:2024年11月1日
取扱い:Amazon Kindle
定 価:550円(税込)
頁 数:約45頁
サイズ:1621KB
形 式:リフロー型
発行者:合同会社おいかぜ書房
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