空き家の増加が社会課題に　自分らしい暮らしへの関心が高まる

全国的に空き家の増加が社会課題となり、新築偏重から住宅ストックの活用を後押しする動きが官民で加速しています。また世帯所得が減少傾向にある中、古い日本家屋やマンションを自分好みに手を入れるなど、自分らしい暮らしへの関心が高まっていますが、安全性や快適性が求められる住宅は多様な専門家の二人三脚のサポートが不可欠です。

当協議会の会員企業は、個別でセミナーやワークショップを開催していますが、ますます多様になる暮らしや住まいの相談、疑問に対応するため無印良品とHDCとコラボで開催いたします。

金継ぎやメンテナンスなどサステナブルな暮らしにつながるワークショップも

当協議会メンバーは、「居心地の良い空間」「間取りの楽しみ方」「失敗しないためのポイント」などのリノベーションの基礎、「古民家」「健康」「自然素材」などのこだわりのリノベーション事例、「リノベの補助金」「おうちの売り方」など相談や疑問が多いテーマのセミナーを開催します。また壊れた器を大切につかう「簡易金継ぎ」、自然素材を使ったリノベ後によく起こる内装材の収縮の対処(メンテナンス)方法など、サステナブルな暮らしにつながるワークショップも実施します。

参考資料

 ■「おうちのプロが大集合！暮らしと住まいフェスタ」開催概要

開催日：2024年11月09日(土)11:00～17:50 / 10日(日) 11:00～17:50

会　場：グランフロント大阪4階　無印良品・5階HDC大阪(全4会場)

定　員：各回により異なります。

主　催：無印良品、HDC大阪、一般社団法人リノベーション協議会

※プログラム詳細は同封のチラシ、イベントページ（https://fes2024.g-flat.co.jp/）を

参照ください。

一般社団法人リノベーション協議会について
消費者が安心して既存住宅を選べる市場をつくり、既存住宅の流通を活性化させることを目的に、2009年7月に発足したリノベーション業界団体です。現在、業界・業種の枠を超えた771社（正会員571社、賛助会員182社、特別会員5名・9法人・4自治体）が参画し、優良なリノベーションの統一規格「適合リノベーション住宅」を定め、建物タイプ別に品質基準を設定、普及浸透を推進しています。区分所有マンション専有部に関する品質基準を満たす「Ｒ１住宅（アールワンジュウタク）」、区分所有マンション共用部も含む品質基準「Ｒ３住宅（アールスリージュウタク）」、戸建住宅の品質基準「Ｒ５住宅（アールファイブジュウタク）」が運用されており、適合リノベーション住宅発行件数は、累計74,918件（2024年３月31日現在）。2022年6月からは、R1住宅エコ基準も運用開始し、地球環境にもやさしいリノベーションの普及を目指します。

　また、2022年より中古住宅流通とリノベーションの提供に必要な知識を総合的に学ぶことができる新たな資格制度「リノベーションコーディネーター資格制度」を創設。リノベーション業界に関わる人材の知識や技術の底上げや、他業界からの転職、新卒採用等、採用機会の拡大や人材定着につなげ、中古住宅の流通とリノベーションの活性化に寄与してまいります。

名　称：一般社団法人リノベーション協議会
設　立：平成21 年5 月20 日
住　所：104-0031 東京都中央区京橋１-１-5 セントラルビル１３階
理事長：山本 卓也

協議会ホームページ: https://www.renovation.or.jp/