紡ぎで紡ぐ羊‼プロジェクト
SDGsの取り組みとして東海大学とくじゅう花公園が初の実施
くじゅう花公園(大分県竹田市久住町)は、 東海大学農学部動物科学科が進めています「紡ぎで紡ぐ羊‼プロジェクト」にSDGsの一環として協力することとなりました。
くじゅう花公園は、大分県竹田市久住町にあり22万㎡の広大な敷地に春から秋にかけて約500種、500万本の花々が咲き誇り癒しの空間を提供する観光地です。
年間を通して園内の花を管理し、お客様に楽しんでいただいております。
開花を持続する作業の一つに咲き終えた花を摘む「花殻摘み」があります。これを行うことにより次の花が開き、見頃の花を保つ作業となります。
秋のマリーゴールドの植え付け面積は7,000㎡、株数7万株が花開きますが、10月下旬には最初に咲いた花を摘み取る作業が始まります。
積んだ花殻は 軽トラック数台分と大量に発生します。
これらは通常は廃棄処分されるのですが、今回「紡ぎで紡ぐ羊‼プロジェクト」の申し出により下記の取り組みに活用されることとなりました。
プロジェクト概要
東海大学農学部動物科学科では、今年度から「紡ぎで紡ぐ羊(よう)‼プロジェクト(リーダー:3年多々野桜子(たたのさくらこ)」を開始ししました。
活動の背景としては、大学が成育している羊から得られる羊毛が毎年余っていること、阿蘇のめん羊飼養でも羊毛を破棄しているお話を聞くこと、学生たちがめん羊飼養についてもっと知る機会が必要であると考えたことがきっかけです。
春に毛刈りをして得た羊毛を洗浄し加工予定しており、その一つとして草木染にチャレンジしてみたいと考えています。
今回、当活動の顧問(先生)がくじゅう花公園様に伺った際、マリーゴールドの詰み取った後の活用を模索しているという掲示を見つけ、ご相談したところご快諾いただいた経緯です。
私共としても、羊毛を天然物で染色したいと考えており、再利用の観点から破棄されてしまうものを利用したいと強く思っています。
日程
2024年10月28日(月) 午前11時から12時まで 花公園入場ゲート集合
現地移動後作業開始
採取量 総量45ℓ×3袋
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