京都を舞台に製作された柳裕章の初監督映画『事実無根』とは？

2023年に京都を舞台に製作された柳裕章の初監督映画『事実無根』は、主演の近藤芳正さんをはじめとする豪華出演陣に加え、初監督を務めた柳裕章以下製作スタッフの多くも京都および関西にゆかりのある人を揃えたほか、物語の舞台となる「そのうちカフェ」は、京都・下京区に実在する店舗を店名含めそのまま活用。「京都の飾らない日常や関西弁特有のやわらかな魅力を映し出すことにチャレンジしたかった」という柳監督の言葉通り、京都と関西の魅力が存分に詰まった作品となっています。

国際映画祭で10冠達成！来春2月21日より京都公演も決定

同年末に行われた大阪での先行上映会後は、世界各地の国際映画祭に出品しており、24年10月15日現在、イタリア、インド、香港、米国、フィンランドなどで行われた8つの国際映画祭で計10の賞を受賞。このほかに7つの国際映画祭でオフィシャルセレクションに選出されるなど、本作品は国境や人種、文化の壁を越え、世界で高い評価を受けています。こうした確かな実績を提げ、来年2月21日（金）からは、作品の生まれ故郷である京都・下京区の「京都シネマ」での公開が決定しました。その後も東京、そして全国へと、上映の幅を広げていきたい考えです。

リソース不足の解消に向け、クラウドファンディングをスタート！

本作品は、文化庁の令和3年度「ARTS for the future!2 （コロナ禍からの文化芸術活動再興支援事業）」に採択されたことを受けて製作されたものです。そのすべての支援は製作費に充てる必要があり、その後の字幕付けや国際映画祭への出品料などを自費で賄った今、本プロジェクトを推進していくための原資をはじめ、すべてのリソースが不足しています。そこで、クラウドファンディング（CF）のプラットフォーム「モーションギャラリー」の力を借りて支援を募ることといたしました。

【映画『事実無根』CFプロジェクト概要】

■プロジェクト期間：10月7日〜12月6日

■プロジェクトの目的：京都公演とその先の東京、全国展開へ向けた必要経費および支援者の獲得など

■目標金額：300万円

■主なリターン：全国共通映画鑑賞チケット／サイン入りグッズ／オンライン視聴／オフィシャルサイトやエンドロールへの名前入れ／自主上映権／劇中使用絵画作品／オフィシャルスポンサー枠

■主催・運用団体：映画製作＝一粒万倍プロダクション／クラウドファンディング＝合同会社九十九

■主催者メッセージ

2023年に京都を舞台に製作された映画『事実無根』が、国際映画祭での確かな手応えと共に、 来春、京都に帰ってきます。この公演を成功に導き、さらにその後の全国展開につなげるための「伴走型のご支援」をぜひよろしくお願いいたします！

■映画『事実無根』概要　※予告編はコチラ

京都・関西にゆかりのある出演陣・製作陣を揃えたほか、京都に実在する「そのうち cafe」をそのまま活用するなど、京都という地域性にこだわって製作された長編ドラマ映画。近藤芳正さん、村田雄浩さんをはじめとする名俳優たちの上質な芝居と、日本アカデミー賞最優秀賞受賞者を擁する製作陣こだわりの演出で、多かれ少なかれ誰にだって共通す る「家族の問題」をテーマに人生のやり直しが描かれています。 

■国際映画祭受賞状況詳細　※10月15日時点

フィンランド・ソラリス映画祭：2024年度「最優秀監督賞」／伊オーピ・ソウルプレイス映画祭：2024年度「最優秀作品賞」／伊ローマ・インディーズ映画祭：2024年9月期「最優秀作品賞」／米デトロイト・インディペンデント映画祭：2024年夏期「最優秀長編映画賞」／米ハリウッドベストインディーズアワー ド：2024年夏期最優秀長編映画（低予算）部門「特別奨励賞」／香港インディーズ映画祭：2024年8月期 「最優秀ドラマ映画賞」／印インディーズシネチューブアワード：2024年6月12期初監督部門「シネヴィジョンアワード」、長編映画部門「シネヴィジョンワード」／仏アヴィニョン国際映画祭：2024年5月期 「最優秀ドラマ映画賞」、「最優秀主演俳優賞」 

■団体紹介

一粒万倍プロダクション：京都および関西を中心に活躍する映画製作のプロフェッショナル が集う任意団体。本作の柳裕章が代表を務める。 

合同会社九十九：2024年に設立されたばかりのモノもコトもつくる制作会社。代表の市来聡一朗は、本作品の柳監督と高校の同窓生。

【取材申し込み／お問い合わせ】

kaminikaite@gmail.com/090-3519-2401（担当：柳）

ichiki@tukumo99.net/090-4223-3337（担当：市来）