横浜人形の家で「こけしの世界」展を開催

横浜人形の家

2022.12.03 09:00

横浜人形の家では6年ぶりの「こけし展」開催です!こけしの底知れぬ魅力をぜひ実際に観て感じてください。

東北6県で11系統に類型化されている伝統こけしの作り手(工人)を訪ね、各系統の伝統、風土、意匠、工人の人物像を描いた書籍『こけし図譜』。その原画とモチーフとなったこけしを中心にご紹介します。

こけしの起源とも言われる江戸期の東北の郷土玩具や這子(ほうこ)、天倪(あまがつ)や、これからを担う若手工人のこけしや、さまざまな木地玩具などを展示いたします。また『こけし図譜』著者で本展を監修いただいた佐々木一澄さんセレクトによる館収蔵のこけしも展示いたします。

こけしは古く、渋いものと思われがちですが、実は多彩で明るく楽しいものです。そしてどの時代の人が見ても「良い」と感じる、普遍的な魅力を備えていると思うのです。こけしの底知れぬ魅力をぜひご覧ください。

1階ミュージアムショップでは、こけしの他、さまざまなオリジナルグッズも販売いたします。

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●展示概要

会期/2022年12月17日(土)~ 2023年3月12日(日)

時間 9:30~17:00 *最終受付16:30

休館日/毎週月曜日、年末年始の休館期間あり *1/9月祝は開館し1/10火が振替休館日

会場/横浜人形の家2階多目的室

観覧料/大人(高校生以上)600円・小中学生300円 *入館料(大人400円/小中学生200円)含む・未就学児は入館および観覧料無料、同時開催中の企画展観覧には追加料金が必要

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●佐々木一澄(「こけし図譜」著者、本展監修)

1982年東京生まれ。イラストレーター、デザイナー。多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業。雑誌、書籍、絵本などの仕事を中心に活動中。絵本作品に『うみとりくのからだのはなし』(童心社)、「からだあいうえお』(保育社)など。著書に『てのひらのえんぎもの』(二見書房)、『こけし図譜』(誠文堂新光社)。日本郷土玩具の会、東京こけし友の会会員。

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●ミュージアムショップで販売予定の工人

西山敏彦(土湯系)、鎌田孝志(弥治郎系)、鎌田美奈枝(弥治郎系)、鈴木敬(作並系)、平賀輝幸(作並系)、佐藤英裕(遠刈田系)、大沼秀顯(鳴子系)、煤孫盛造(南部系)、石川美祈子(津軽系) 

※変更の場合もございます

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●主な関連イベントその1「こけしマーケット」 

弥治郎系のこけし工人、高田稔雄さん、上田康友さんをお迎えしての販売会を行います。現役の工人さんと直接お会いできる貴重な機会です。ぜひお気軽にご参加下さい。佐々木さんも中古のこけしや郷土玩具を販売します。※会計は現金のみの対応となります

日時/2023年2月18日(土) 10:00~16:00

入場/無料 *別途入館料(大人400円/小中学生200円)が必要

会場/横浜人形の家3階イベントスペース

販売/上田康友工人、高田稔雄工人

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●主な関連イベントその2

軸原ヨウスケ × 佐々木一澄 トークイベント「こけしの今と未来についてのこと」

こけしや民藝に対し多くの取材を重ねた見識と、伝統こけしへの深い愛情とまなざしを持つお二人が、今までのこけしについて、これからのこけしについてのお話しをします。すてきなお土産付き。

日時/2023年3月5日(日) 13:30~15:00

定員/70名 

参加費/1000円(入館料が別途必要)

会場/横浜人形の家4階あかいくつ劇場

ゲスト/軸原ヨウスケ
1978年生まれ。デザインユニットCOCHAEのメンバー。伝統こけし工人とのプロジェクト、ドンタク玩具社でも活動。著書に『アウト・オブ・民藝』(共著、誠光社)など
聞き役/佐々木一澄

申込/事前申込制 当館Webにて2023年2月5日より受付開始


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カテゴリ
エンタメ