一般社団法人 Earth Citizens Organization（ECO）は2024年10月25日（金）～27日（日）、三重県志摩市のILCHI HSP伊勢研修院で、「地球市民青少年サミット～共生の地球をつくろう～」（後援：三重県、三重県教育委員会）を開催します。世界の青少年が集い、３日間にわたって国際的な文化交流や環境問題などに関する意見交換を行いながら、地球のために何ができるかを考え、提案します。

■地球の未来に何ができるか   

本サミットは、未来を担う国内外の青少年たちが、自然豊かな三重県志摩市での交流を通じて、国際的な理解と友情を深めることを目的としています。

自然と触れ合うことで地球を感じ、さまざまな背景を持つ参加者同士が協力しあいながら地球の将来に対して自分たちに何ができるかを模索し、行動計画を立てることを目指します。

■豊富なプログラム

期間中は豊富なプログラムが組まれています。初日の国際交流イベントでは、参加者が各国の伝統的なおもちゃや歌、踊りを紹介したり、各国の伝統衣装を交換し着用しながらの異文化体験を行います。

２日目はメイン行事となるサミットを実施。参加者によるスピーチ発表の後、中学生以上は「人間性」「教育」「自然環境」「健康」「文化アート」などをテーマにディスカッションを行います。小学生には、「希望ある地球」を題材に絵を描いてもらいます。さらに、志摩地区の海や山と触れ合う自然体験もあります。

3日目は、野外でのボランティア活動などを実施。さらに締めくくりとして、参加者のチームごとに動画を作成して発表するイベントを行います。

参加対象は、小学生から19歳までの青少年。海外からは、韓国、アメリカ、中国、ニュージーランド、ヨーロッパ等の青少年が参加する予定です。サミット参加費は無料ですが、宿泊費・食費等は各自でご負担いただきます。

■テーマは「共生の地球をつくろう」

サミットのテーマは「共生の地球をつくろう」です。私たち人間社会は、これまで「競争」を重視してきた結果、人間性を見失いがちな時代にたどり着いてしまいました。今こそ競争から共生へ、欲望から調和へ、支配から尊重へ、所有から分かち合いへと価値基準を変えなければなりません。

主催者のECOとしては、本サミットを通じて、地球規模での課題に対応できるような次世代のリーダーを育成し、持続可能な未来への貢献を促すことができれば、と願っています。

サミット会場となる「ILCHI HSP伊勢研修院」は、三重県志摩半島一帯に広がる「伊勢志摩国立公園」のエリア内にあります。同国立公園は、伊勢神宮とその背後の森林を中心とした内陸部と、紀伊半島東部の志摩半島の海岸部で構成されており、日本の原風景的な自然の魅力にあふれています。日常の考えや感情をリセットし、よりナチュラルな状態に戻してくれる環境です。

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