猛暑の影響か?例年より10日ほど遅く、滞在期間が短い見通し
くじゅう花公園に旅する蝶「アサギマダラ」飛来のお知らせ
くじゅう花公園(大分県竹田市久住町)では、秋の満開シーズンを迎えオータムフラワーフェスタを開催しおります。 10月10日、期間中の注目イベントであります、アサギマダラ飛来(30頭以上)したことをお知らせいたします。
園内右手側クレマチスガーデンには、アサギマダラが好む花「フジバカマ」があり、ピーク時には数百頭が乱舞する様子を見ることができます。あまり人を恐れずゆっくりと羽ばたく様子と美しい羽根で人気がり、シーズン中は写真愛好者の来園も多くみられます。
昨年は、9月23日に3頭の飛来を確認後、順調に頭数が増えてまいりましたが、今年は9月29日に1頭確認したものの数頭が増えず飛来発表ができない状態でした。
久住地域では、10月に入り天候不順、気温が低かったことも含め、全国的な猛暑が影響した可能性があります。
現在、約30頭が飛来しておりますが、ピーク時には500~600頭以上飛来する際もあります。
【飛来期間】 2024年9月29日(日)~11月10日(日)※昨年度比較。
【イベント】 10月20日(日)…コスプレ撮影会
アニメ鬼滅の刃に登場する「胡蝶しのぶ」の衣装や髪飾りのモチーフが「アサギマダラ」であることから多くのファンが園を訪れます。
【開園時間】 8:30~17:30(最終入園17:00)
【入園料】 大人(高校生以上)1300円 小人(5歳以上)500円
団体料金(15名様以上)大人800円 小人300円
【住所】 大分県竹田市久住町久住4050
旅する蝶アサギマダラの特徴
アサギマダラは、チョウ目タテハチョウ科に属する蝶の1種。翅を広げたときの大きさは 50mm~60mmほどの中型の蝶です。浅葱色(あさぎいろ)をし、秋の七草の一つであるフジバカマを非常に好んで吸蜜にきます。気温に応じ日本列島を継断し、北海道から沖縄や台湾まで延べ2200km以上を移動します。
アサギマダラの食草は強いアルカロイド系の毒を持つキジョラン、カモメヅルなどのガガイモ科の植物、また吸蜜するフジバカマにもアルカロイド系が含まれ、この毒を体内に取り込むことによって鳥などの外敵に食べられるのを防いでいます。模様や色も危険な存在であることを鳥に示す警告色です。普戒心が薄く、大きくゆっくりとした飛び方は毒を持った蝶の特徴です。
アサギマダラの飛来状況についてはホームページでご確認ください。
くじゅう花公園ホームページ https://www.hanakoen.com/
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