【エッセイ】フードライター・白央篤司『はじめての胃もたれ 食とココロの更新記』刊行のご案内

株式会社 太田出版

2024.09.30 12:39

昔のように食べられないことは、みっともないことなんかじゃない。

あんなに暑い日々が続いていましたが、急に涼しくなってきました。最近の気温差で、胃腸の調子を崩されていませんか?

このたび太田出版では、フードライター・白央篤司さんによるエッセイ『はじめての胃もたれ 食とココロの更新記』を10月29日(火)に刊行します。加齢によって変化する心身をなだめながら、作って食べる日々を綴った、手探りでセルフケアを試みたエッセイ集です。

帯にはジェーン・スーさんの推薦コメントが掲載。本書と一緒に、自身を見つめ直して「更新」してみませんか?

「もう若くないなあ」からはじめるセルフケア

“加齢に伴う変化をじっくり
味わえるのは、中年の特権なのだ。”
―― ジェーン・スーさん推薦!

昔のように食べられないことは、みっともないことなんかじゃない。
性別とか関係なく「自分」を大事にしていこう。
フードライターの白央篤司さんが、加齢によって変化する心身をなだめながら、
作って食べる日々を綴った手探りエッセイ。

「あなたの胃は、もう昔のあなたの胃ではないのですよ」
そう気づかせてくれたのは、牛カルビだった。

もうすぐ50歳。調子にのって食べすぎると胃がもたれる。
お腹いっぱいが苦しい。量は変わらないのに、ぜんぜん痩せない……
老いを痛感する日々がだんだん増えていませんか?

人生の折り返し地点を迎えて、いままでのようにいかないことがどんどん増えていく。
でも厚揚げやみょうが、大根おろしみたいに、若い頃にはわからなかったおいしさを理解することだって同じくらいあるはず!
いまこそ、自身を見つめ直して「更新」してみませんか?

「はじめに」より

昔のように食べられないことは、みっともないことなんかじゃない。性別とか関係なく「自分」を大事にしていこう。老化は誰でも起こるもの、さっさと早いうちにセルフケアして、より良い状態をキープしていかないと時間がもったいない。人生で食事を楽しめる回数なんて、毎日減ってゆくばかりだ。しなくていい無理をして、あるいは調子に乗り過ぎて飲食して、胃もたれで週末を苦しんで過ごすようなミスは繰り返しちゃいけない。(と、書きつつも私はまだたまにやってしまうけれど……)それに、つらいことばかりでもない。食における好みの変化は、若い頃には分からなかったおいしさを理解できるようになる、という側面もある。「昔はこんなもの、全然好きじゃなかったのに」なんてひとり食卓でつぶやいてしまうこと、ないだろうか。食べたくなくなるもの、食べにくくなるものの数と同じぐらい、新たな好物が見つかっていくという豊かな道もあるのだ。

本書目次

第一章 いろんなところにガタが来る
第二章 手探りで向き合う
第三章 無理なく変わっていく
第四章 決めつけない方が人生は面白い
第五章 執着と無頓着
※詳細目次は太田出版ウェブサイトに掲載

書誌情報

『はじめての胃もたれ 食とココロの更新記』
https://www.ohtabooks.com/publish/2024/10/25151628.html
著者:白央篤司          
装画:丹下京子          装丁:戸塚泰雄     
予価:2,420円(本体2,200円+税)   発売:2024年10月29日(火)
判型:四六判並製         ページ数:224ページ予定  
ISBN:978-4-7783-1979-3

著者プロフィール

白央篤司(はくおう・あつし)
フードライター、コラムニスト。1975年生まれ、早稲田大学第一文学部卒業。出版社勤務を経てフリーに。日本の郷土料理やローカルフード、現代人のための手軽な食生活の調え方と楽しみ方、より気楽な調理アプローチをメインに企画・執筆する。メインテーマは「暮らしと食」。著書に『にっぽんのおにぎり』(理論社)、『ジャパめし。』(集英社)、『自炊力』(光文社)、『台所をひらく 料理の「こうあるべき」から自分をほどくヒント集』(大和書房)、『名前のない鍋、きょうの鍋』(光文社)など。

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