令和6年大津祭 開催について
10月6日に山建て、10月12日に宵宮、10月13日に本祭を開催
令和6年の大津祭につきまして、10月12日に宵宮、10月13日に本祭 曳山巡行を催行いたします。 大津祭は滋賀県大津市にある天孫神社の祭礼で、国指定重要無形民俗文化財に指定されています。大津祭の起源は、江戸時代のはじめにあたる慶長~元和年間(1598~1624)とされ、鍛冶屋町の塩売治兵衛が狸の面をかぶって踊ったのが始まりです。現在13基ある曳山はいずれも江戸時代に制作されたもので、各曳山にはからくり人形が乗っており、巡行中、所望(しょもう)の場所でからくりを披露するのが大津祭の特徴です。また大津祭の華やかさに彩りをそえる存在として粽(ちまき)があります。 本祭における曳山巡行と各曳山が誇る所望を間近で観覧できる有料観覧席を二か所で設置し、チケットを発売中です。
<令和6年 大津祭曳山行事・巡行スケジュール>
令和6年度の大津祭は以下のスケジュールで開催いたします。
【開催概要】
■9 月 16 日(月)
【鬮取り式の儀】 (天孫神社に於いて曳山巡行の順番を決める)
・夕刻よりお囃子稽古初め(各曳山町)
・大津祭ちょうちん献灯...各家玄関先 9/16~10/16
■9月16日~ 10日間程度
【囃子稽古】(各町内) ※町によって期間が異なる場合があります。
■10 月 1 日(火) 頃
【総囃子】 各曳山町に於いてお囃子稽古の成果を町内に披露
■10 月 6 日(日) 午前 8 時頃より
【山建て(組立て) 】各曳山町にて。午後 2 時~4 時まで曳初め
■10月12日(土)
【宵 宮】 午後1時~3時まで宵宮曳き
・各曳山町では宵宮曳きのあと曳山に紅提灯・大吊提灯などを飾り付け、 夕刻より曳山で宵宮囃子を奏でる。
・曳山町宵宮飾り展示場所には「からくり」人形・懸装品が展示される (宵宮集印・・・天孫神社・各曳山町等 18 箇所)
■10 月 13 日(日)
【本 祭】曳山巡行(下記巡行路図参照)
・8時30分 天孫神社例祭神事 ・9時00分 曳山13基天孫神社前集合・9時25分 曳山巡行開始。神前にて鬮改めの儀式。その後京町通県庁前を経て浜通りを西進、6 基は浜町交差点 より寺町通りを南進し中町通りを西進、中堀町を下がり、 湊町にて他の 7 基と合流、県道 558 号線を経て中町通りに 入り中央大通りまで東進、中央大通りで昼食休憩 。・12時00分~13時45分 中央大通り浜通り交差点・中町通り交差点の間に 13 基展示 ・13 時 45 分 曳山巡行再開 観覧席で「からくり」を披露しながら中央大通りを南進→京町通りで折り返し中町通り玉屋町を東進 県庁前通り、NHK 前観覧席で「からくり」披露→京町通りを西進→札の辻交差点より県道 558 号線を南進→松屋通りに入り寺町通りを北進巡行寺町・百石町通り交差点にて巡行終了/解散 17時30分
■10 月 14 日(月・祝)
【山納め】曳山を解体、蔵入れ・後片付け (各曳山町)
■10 月 16 日(水)
【奉告祭】 午前 9 時より (天孫神社にて)
<有料観覧席チケットの販売について>
10月13日(日)に開催される本祭における曳山巡行と各曳山が誇る所望(からくり披露)を間近で観覧できる有料観覧席チケットの一般販売を行います。
【発売日】 令和6年9月6日(金)から
【料金】1席 4,500円(観覧記念品付き)
【観覧席の場所と閲覧時間】
・大津駅前中央大通り 観覧時間:13時30分頃~14時45分頃
・NHK大津放送局駐車場 観覧時間:14時30分頃~15時45分頃
【販売場所】●大津駅観光案内所OTSURY ●石山駅観光案内所
●堅田駅前観光案内所
【インターネット販売】●びわ湖大津観光協会
(https://otsu.or.jp/event/otsumatsuri_festival)
<◎TOPIC:1 鬮(くじ)取り式が開催されました(9/16)>
今年の一番鬮(くじ)は、源氏物語をテーマにした源氏山
9月16日(月)に、本祭の曳山巡行順位を決める鬮(くじ)取り式が天孫神社にて執り行われました。鬮取り式は、天孫神社が主催する神事で、ここから大津祭が始まります。
神輿祓いの後、鬮取らずの西行桜狸山を除く12基の曳山責任者らによって鬮取りが行われました。
まず、本鬮を取る順番を決めるための座鬮取り式が舞殿で執り行われます。座鬮は前年の巡行順に取り、本鬮を取る順番が決定すると、一同は拝殿に移動し、座鬮順に本殿に昇殿して本鬮を取ります。
全員が鬮を取り終えると、一同は再び舞殿に戻り、本鬮を開き、当番町の読み上げる順番に従って自町の鬮順を発表します。
今年の一番鬮は、紫式部の源氏物語をからくり題材にした中京町の源氏山に決まりました。
<◎TOPIC2:山建てを見に行こう(10/6)>
本祭の一週間前の日曜日にあたる10月6日には、各曳山町では朝から山方と呼ばれる大工や町内の保存会員らによる曳山の組立て<山建て>が行われます。
山建てが終わると、その日の午後2時ごろから、組み立てがきちんと行われたかを確認する曳き初め(試し曳き)が行われます。曳き初めでは本祭用の飾りは付けず、二装用と呼ばれる懸装品を付けます。
ぜひ散歩がてら山建ての日に街歩きをされてはいかがでしょう。
<◎TOPIC3:大津祭インスタグラムを開設>
このたび、大津祭の公式インスタグラムアカウント(@otsu_matsuri)を立ち上げました。大津祭の多彩な情報を写真と動画で発信してまいります。ぜひ右記掲載のQRコードからお気軽にフォローをお願いします。
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