【愛すべき天才画家 村上肥出夫 画集】他補遺4点(池田章:編集)Amazon Kindleにて販売中!

合同会社おいかぜ書房

2024.09.25 17:07

合同会社おいかぜ書房(本店:東京都世田谷区 代表社員:西野聡)では、電子書籍版『愛すべき天才画家 村上肥出夫 画集』他補遺4点(池田章:編集)を、Amazon Kindleにて販売しております。

 

▼愛すべき天才画家 村上肥出夫 画集

▼愛すべき天才画家 村上肥出夫画集 補遺小冊子

▼愛すべき天才画家 村上肥出夫画集 補遺小冊子2

▼愛すべき天才画家 村上肥出夫画集 補遺小冊子3

▼愛すべき天才画家 村上肥出夫画集 補遺小冊子4

 

この本について

本書は、放浪の天才画家と呼ばれた村上肥出夫氏の絵画作品を中心に、文章、フォトグラフ、新聞・雑誌記事、年譜、そして氏に関わった多くの方々による寄稿によって、村上肥出夫その人の画業と人物像を多面的に捉えたものです。

本企画本書は、
「愛すべき天才画家 村上肥出夫 画集」
「愛すべき天才画家 村上肥出夫画集 補遺小冊子」
「愛すべき天才画家 村上肥出夫画集 補遺小冊子2」
「愛すべき天才画家 村上肥出夫画集 補遺小冊子3」
「愛すべき天才画家 村上肥出夫画集 補遺小冊子4」
以上5編によって構成されております。

尚「愛すべき天才画家 村上肥出夫画集 補遺小冊子4」を除き、印刷出版版を底本とし、必要に応じて加筆修正の上編集しております。

 

村上肥出夫(むらかみ ひでお)

昭和8(1933)~平成30(2018)
岐阜県土岐郡(現土岐市)生まれ。

画家の村上肥出夫は、7月11日、岐阜県下呂市の老人福祉施設で 敗血症のため死去した。享年84。
 1933(昭和8)年12月19日、岐阜県土岐郡肥田に生まれる。45年、警察官だった父の定年により、実家のあった岐阜県養老郡養老町に戻る。48年、同県養老郡高田中学校を卒業、卒業後さまざまな仕事をしながら、ゴッホに憧れて絵を独学する。53年に画家を志望して上京、コック見習い、サンドイッチマンなどの仕事をしながら絵を描きつづけた。61年4月頃、銀座並木通り路上で自作を販売していたところ、彫刻家本郷新に見いだされ、本郷の紹介で兜屋画廊社長西川武郎を知り、以後西川の援助で都内にアトリエを持つことになり制作に専念。62年5月、毎日新聞社主催第5回現代日本美術展に、「タワー」、「九段」の2点入選。同年12月の第6回安井賞候補新人展(会場、東京国立近代美術館)に「タワー」、「本郷」が出品され、最終審査まで残るが受賞には至らなかった。63年2月、「村上肥出夫油絵展」(銀座、松坂屋)開催、150点余りの新作を出品。同展は、名古屋市、大阪市にも巡回。同展を契機に、新聞雑誌に取り上げられるようになった。同年4月から8月、パリに遊学。64年4月にはニューヨークに旅行。同年11月、「村上肥出夫 油絵・素描展 巴里・紐育・東京を描く」展(銀座、松坂屋)を開催、油彩画100点、素描・水彩画50点余りを出品。見いだされた「放浪画家」  、「放浪の天才画家」などとジャーナリズムで再び評されるようになった。71年6月、「村上肥出夫新作油絵展」(銀座、松坂屋)開催。この個展に際し、すでに村上作品を数点コレクションしていた川端康成は、「構図の整理などに、多少のわがままが見えるにしても、豊烈哀号の心情を切々と訴へて人の胸に通う。」(「『村上肥出夫新作油絵展』に寄せて」)と評した。72年、パリに滞在して制作、同年のサロン・ドートンヌに出品して銀賞受賞。79年、岐阜県益田郡萩原町の下呂温泉近くに自宅アトリエを構え、東京より移住。1997(平成9)年2月、自宅アトリエ一棟が全焼、98年3月失火により自宅居間が焼ける。この火災による精神的なショックにより体調を崩し、岐阜県高山市の病院に入院。2000年以降、毎年、兜屋画廊をはじめ各地の画廊で展覧会が開催され、04年9月には、「村上肥出夫と放浪の画家たち―漂泊の中にみつけた美」展が大川美術館(群馬県桐生市)にて開催。また、16年4月には、「村上肥出夫―魂の画家」展が東御市梅野記念絵画館にて開催された。
 60年代、ジャーナリズムから一躍脚光を浴びて美術界に登場したが、抽象表現主義やダダ的な前衛美術の興隆のなかで、新たな具象表現を模索する流れを背景に、純粋でいながら大胆な表現をつづけた独創の画家だった。生前には、エッセイ集『パリの舗道で』(彌生書房、1976年)があり、また池田章監修・発行『愛すべき天才画家 村上肥出夫画集』(2016年)、ならびに同画集『補遺小冊子』(2016年)、『補遺小冊子2』(2019年)、『補遺小冊子3』(2021年)が刊行されている。

出典:「村上肥出夫 日本美術年鑑所載物故者記事」(東京文化財研究所)https://www.tobunken.go.jp/materials/bukko/995741.html

 

 

著者について

池田 章(いけだ あきら)

詩人(筆名:飯島章)

1949年生まれ
詩誌『RONDO』  創刊1971年~6号 1973年  表紙画・村上肥出夫(RONDO  2号)のちに 『補遺小冊子2』の表紙を飾る。
詩誌『銀猫』  創刊1999年~15号 2006年.
詩集『逢いびきの場処に』  1975年(紫陽社)     
詩集『幼年記』 1984年(紫陽社)
詩集『はたちの水』  表紙画・村上肥出夫  栞・加藤健次 1991年(ミッドナイト・プレス)
詩集『時を駆けるおじさん』  21世紀詩人叢書20  解説・望月苑巳 1995年(土曜美術社出版販売) 
詩集『夢はそのさきにはもうゆかない』  装丁・絵 福山知佐子 栞・福間健二 2004年(ミッドナイト・プレス)
詩集『もう少し遠くまで』  池田瑞輝との共著  解説・井川博年 一色真理 2006年(文芸社)
詩集『陽なた坂』  表紙画・村上肥出夫  2008年(榛名まほろば出版)

 

書籍仕様

書 名:「愛すべき天才画家 村上肥出夫 画集」、「愛すべき天才画家 村上肥出夫画集 補遺小冊子1~4」

編 者:池田 章

発売日:2023年4月6日~2023年6月18日

取扱い:Amazon Kindle

定 価:500円~1,250円(税込)

形 式:固定レイアウト型

出版者:合同会社おいかぜ書房

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エンタメ