【飲食業界の転職事情】経験者67人にアンケート調査
飲食業界の転職事情に関する意識調査
株式会社 R&G(埼玉県さいたま市、代表:吉田 忠義)は、飲食業界への転職経験がある67人を対象に「飲食業界の転職事情に関する意識調査」を実施し、そのデータをランキング化しました。
飲食業界は、激務や人手不足から転職率が高い業界として知られています。
そこで今回、株式会社R&G( https://r-andg.jp/ )は、運営ブログ( https://r-andg.jp/blog/ )内において、飲食業界への転職経験がある67人を対象に「飲食業界の転職事情」についてアンケート調査を実施。その結果をランキング形式でまとめました。
詳細はこちら( https://r-andg.jp/blog/1637#cyousa )
【調査概要】
- 調査対象:飲食業界への転職経験がある人
- 調査期間:2024年7月23日~8月6日
- 調査機関:自社調査
- 調査方法:インターネットによる任意回答
- 有効回答数:67人(女性39人/男性28人)
- 回答者の年代:10代 1.5%/20代 49.3%/30代 34.3%/40代 11.9%/50代 3.0%
※アンケート中の年齢は、すべて転職当時のものです。
【調査結果サマリー】
- 飲食業界の転職理由1位は「給与に不満があった」
- 飲食業界への転職先を決める際に重視したことは「満足できる給与」
- 飲食業界への転職活動が順調だった人が85.1%
- 飲食業界の転職方法1位は「紹介」
飲食業界の転職理由1位は「給与に不満があった」
- 前職の給料が低かったから(30歳 男性)
- 仕事量に見合う給与が得られなかったため(29歳 女性)
- 激務の割には給料が低いから(28歳 男性)
- 前職の職場で孤立していたから(23歳 女性)
- 休日がほぼない(22歳 女性)
- 休みが取れず給与も低かったため(31歳 男性)
飲食業界の転職理由でもっとも多かったのは「給与に不満があった(23人)」でした。ただアンケートを細かく見ていくと、単に「給与が少ない」というよりも、「忙しくて大変なわりに給与が安い」といった声が目立ちました。
ご存知の通り、飲食業界は慢性的な人手不足です。そのため個々の負担が大きく、「仕事量の多さに給与が見合っていない」という不満を抱いている人が多いことがうかがえます。
また3位には、「休みがない・休みを取りづらい(11人)」がランクインしています。こちらも、人手不足に起因する理由と言えます。
飲食業界への転職で重視したことは「満足できる給与」
- 年収の高さを条件として重視しました(31歳 女性)
- 前より給与が高くなること。有給がとれる現場であること(25歳 男性)
- 規定の休みが本当に取れるか、給与が低くないか(27歳 女性)
- 休日がしっかり確保できること(32歳 男性)
- 働く時間帯と日数が希望通りになること(25歳 女性)
- 働きやすさ(42歳 女性)
「飲食業界への転職先を決める際に重視したこと」の圧倒的1位は「満足できる給与(26人)」でした。転職理由の1位が「給与に不満があった」であることから、整合性の取れる結果と言えます。
厚生労働省の「令和4年賃金構造基本統計調査」によると、飲食サービス業の平均年収は257万円ほどと、業界全体のなかでもっとも低くなっています。
ただ一口に飲食業といっても、ファストフード店やファミレス、居酒屋、カフェ、フレンチレストランなど、その種類は多種多様。経営母体の規模やお店の種類によって、給与には大きな差があります。実際、全国にチェーン店を展開する経営母体の大きい飲食店社員の年収は、上記平均をはるかに上回るケースも多いです。
転職先の条件として給与を重視する方は、転職サイトなどをよくチェックして、納得のいく給与が得られる転職先を探しましょう。
2位には「きちんと休みがとれる(14人)」、3位には「納得のいく勤務時間(10人)」がランクインしています。
飲食業界は、人手が足りないことに起因する「休みの取りにくさ」や「拘束時間の長さ」が問題となっています。当アンケートの回答者の大半が、飲食業界の勤務経験者であることから、「過去に経験したような労働環境の悪い職場は避けたい」と考えていることが伺えます。
飲食業界への転職活動が順調だった人が85.1%
飲食業界への転職活動が順調だったかを聞いたところ、「順調だった」「まあ順調だった」と回答した人が合わせて8割以上にのぼりました。
飲食店にはマニュアルや決まった業務手順があるため、入社時に特別なスキルを必要としません。また人手不足が常態化しているため、求人募集も年間を通して多数出ています。
そのため、給与や待遇面を高望みしすぎたり、労働時間を限定しすぎたりしなければ、転職は難しくないと言えるでしょう。
飲食業界の転職方法1位は「紹介」
飲食業界に転職した67人にどのような方法で転職したかと聞いたところ、1位は「紹介(22人)」でした。
飲食店では、信頼できる人材を確保するために従業員の知人や友人からの紹介を受けるケースも多いです。お店側は「信頼性が高く、かつ即戦力となる人材」を採用することができ、転職者は、事前にお店の内情を紹介者から詳しく聞けるためミスマッチを防ぐことができます。
次ぐ2位は「転職サイト・求人サイト(18人)」でした。転職サイトでは、豊富な求人のなかから「給与」「勤務地」「職種」「お店の業態」まで細かく条件を絞って仕事探しができます。手軽に希望条件にマッチした転職先を探したい方にとっては、手軽で便利な手段と言えるでしょう。
まとめ
今回のアンケート調査では、飲食業界での転職理由として「給与に不満があった」が最も多く、とくに「大変さに見合わない給与」に不満を感じてる人が多いとわかりました。
上記の転職理由に呼応する形で、転職先を選ぶ際の条件としても「満足できる給与」や「しっかり休みが取れること」が重視されています。
現在、飲食業界は人手不足が続いており、転職のチャンスが多い状況です。当アンケートでも85.1%の人が「転職活動は順調だった」と回答しているとおり、これから飲食業界での転職を考えている方も、条件に合った職場を見つけやすい状況と言えます。
「給与」や「休暇の条件」をよく確認し、自分に合った転職先を探していきましょう。
※全ての集計結果データは以下から閲覧可能です。
URL:https://r-andg.jp/blog/1637#cyousa
■株式会社R&Gについて
株式会社R&Gは埼玉県大宮を拠点に製造業、物流業、通訳等に特化した人材派遣。一般の派遣会社と違い留学生等の外国人派遣でご案内しております。あわせて外国人の生活を来日から就職・その先まで一貫したサポートも行っています。
※事業内容の詳細はこちら
URL:https://r-andg.jp/business.php
■会社概要
社名 : 株式会社 R&G
所在地 : 〒330-0803 埼玉県さいたま市大宮区高鼻町1-51-1 三石ビル4F
代表者 : 吉田 忠義
創業 : 2015年9月
資本金 : 2,000万円
事業内容: 人材派遣業・コンサルティング業
URL : https://r-andg.jp/company.php
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