「リタイア犬日記 3本足で駆けた元アイメイト(盲導犬)の物語」開催のお知らせ

公益財団法人アイメイト協会

2024.10.03 08:09

内村コースケ写真展「リタイア犬日記 3本足で駆けた元アイメイト(盲導犬)の物語」

アイメイト協会出身の犬と人の絆を追い続けている、フォトジャーナリスト内村コースケ氏によるアイメイト(盲導犬)のリタイア犬のフォトエッセイ「リタイア犬日記」の写真展が、2024年10月4日(金)~10月17日(木)の期間、ソニーイメージングギャラリー銀座にて開催されます。「リタイア犬」とは、アイメイトを引退して奉仕家庭に引き取られた犬たちのことで、本写真展の主人公「マルコ」もリタイア犬の一頭です。アイメイトとしての役目を終えた後、内村氏に家族の一員として迎えられ、家庭犬として過ごしました。病気で脚を1本失いながらも、優しく力強く生きたリタイア犬との4年間の日々の集大成が本写真展です。

■写真展「リタイア犬日記 3本足で駆けた元アイメイト(盲導犬)の物語」開催概要

・日程:2024年10月4日(金)~2024年10月17日(木)11:00~19:00 

 *会期中無休

・場所:ソニーイメージングギャラリー銀座(東京都中央区銀座5-8-1 銀座プレイス6階)

・入場料:無料

◆写真絵本「リタイア犬日記」上映

会場では、57枚の写真のほか、「日本写真絵本大賞」受賞作の動画作品、マルコの3本脚での歩行動画も上映予定です。

■オンラインコンテンツ

また、写真展開催に合わせて、内村氏・アイメイト使用者・アイメイト協会代表理事による座談会をYouTubeで公開中です。

<写真展「リタイア犬日記 〜3本脚で駆けた元アイメイト(盲導犬)の物語」特別座談会>

https://youtu.be/vMDwXIr04Ck

■アイメイト協会を支えるボランティア家庭

アイメイト協会の事業(アイメイト育成・視覚障害者への歩行指導)は、事業の趣旨に賛同くださる皆様(個人・法人)からの物心両面のご支援によって成り立っています。

アイメイトの一生のさまざまなステージを支えるボランティア家庭である「奉仕家庭」も、協会事業にはなくてはならない存在です。それぞれ「繁殖奉仕」「飼育奉仕」、そしてアイメイトには向かないと判断した犬を家庭犬として引き取る「不適格犬奉仕」や「リタイア犬奉仕」として、アイメイト協会の活動をサポートしてくださっています。この場を借りてお礼を申し上げます。

(アイメイト協会を支えるボランティア家庭:https://www.eyemate.org/works_column/1440/

1957年、日本の盲導犬事業のはじまりは練馬区から

練馬区関町にあるアイメイト協会は、国産盲導犬第1号のチャンピイを育成した塩屋賢一が創設。1957年に、国産盲導犬第1号ペア(河相洌さんとチャンピイ)を送り出し、67周年を迎えました。

アイメイト協会は、アイメイト(盲導犬)育成や視覚障害者への歩行指導を通じて視覚障害者の自立支援を行い、社会参加を促進しています。これまで、アイメイト協会が送り出したペアは延べ1,458組(2024年6月8日現在・使用者とアイメイトのペアを1組と数えます)。

アイメイト協会出身の犬は、「盲導犬」ではなく「アイメイト」と呼んでいます。アイメイト歩行は、十分に歩行指導を受けた視覚障害者の指示を受け、人と犬とが協同で安全な移動を実現します。その主体はあくまでも人にあります。そのため、アイメイト協会では「私の愛する目の仲間」という意味を込め、「アイメイト」と呼んでいます。

(アイメイトの歴史URL:https://www.eyemate.org/history/

 

企業担当者の連絡先を閲覧するには
会員登録を行い、ログインしてください。

種類
イベント

カテゴリ
エンタメ