2008年より様々な子どもたちに特別な思い出と愛された記憶を届けている特定非営利活動法人（NPO法人）チャリティーサンタ（所在地：東京都千代田区、代表理事：清輔夏輝）は2024年9月22日（日） 、厳しい状況に置かれている子どもたちに本を贈るチャリティープロジェクト「ブックサンタ2024」において寄付の受付を開始いたしました。寄付は、全国の参加書店や専用オンライン書店から12月25日（水）まで受け付けています。また、継続的な活動を維持していくための資金面でのご支援も合わせて募集しています。

▼ブックサンタ公式サイト
 https://booksanta.charity-santa.com/

▼ブックサンタ2024　参加書店一覧ページ
 https://booksanta.charity-santa.com/bookstore

▼ブックサンタ　オンライン書店
https://bookshop.charity-santa.com/

■クリスマスや誕生日の機会に楽しめる本をプレゼントして、子どもたちに特別な思い出と笑顔を

「ブックサンタ」は2017年に開始。貧困や病気、被災などで苦しい暮らしを余儀なくされている子どもたちに新品の本をプレゼントするという活動をおこなっています。
プレゼントする本は、ブックサンタ参加書店に来店されたお客さまが、子どもたちに送りたい本を自ら選び、購入した本をそのままレジで預けられる（寄付できる）仕組みです。
書店に足を運ぶのが難しい方向けの専用オンライン書店とクラウドファンディング（10月中旬より公開）も準備しています。
加えて、公式サイトからの活動資金の寄付については、一年を通じて支援が可能です。

一般的に、本の寄付というと“中古の本”が提供されるケースが多く見られますが、ブックサンタから贈るのは“新品の本”。プロジェクトの趣旨に賛同してくれたパートナー書店の協力と、多くの寄付者の賛同により活動の輪が広がっています。

対象年齢は0〜18歳で、絵本・図鑑・よみもの・雑学本・小説などなど幅広いジャンルの本が、クリスマスや誕生日の思い出として全国の子どもたちに届けられています。

■「どんな本だと喜んでくれるかな」と想像するひとときは、贈る側にとっても幸せな体験。昨年は12万8千冊の寄付が集まる。

社会貢献活動というとハードルが高いイメージもありますが、このプロジェクトでは書店の店頭で買った本をそのままレジで寄付できるという仕組みを構築。事前予約なども不要で、匿名で参加でき、数百円からでも寄付が可能とあって、年々「ブックサンタになりたい」という参加者が増え続けています。
2023年は、128,898冊が寄付され、累計約27万冊の善意の本が寄せられています。

■寄付者には、限定の活動報告メールを毎月送付

手軽さに加え、本を選ぶという行為を通して「どんな本を贈ったら喜んでくれるかな」と自然と受け取る相手のことを思いやる時間を持てるのも参加者増加の大きな理由。また、寄付した後の様子も「毎月の活動報告メール」が送られる仕組み（任意登録制）になっており、クリスマスや誕生日プレゼントで本を受け取った子どもや保護者の声が届き、あたたかく優しい気持ちがずっと続きます。

■参加する書店数は、300店舗以上増えて1,868店舗に

今年で8年目を迎えるブックサンタは、パートナー書店が1,868店舗となり、昨年から300店舗以上の書店が新たに参画してくださいました。昨年の参加書店1,683店舗から、今年は1,868店舗で単純な昨年比は185店舗の増加。新たに「300店舗以上の増加」と数字が一致しないのは、残念ながら1月以降に閉店した書店が多いためです。
ブックサンタは、子どもたちやその家庭が喜ぶだけでなく、本を寄付することで本の購入数が増え、書店の売上が上がることで、結果的に著者や出版業界全体への応援にもつながります。
現在、日本には7,828店舗の書店があるとされ（※）、つまり日本の書店の5店舗に1店舗（23.8%）がブックサンタに参画しています。この取り組みは、本を受け取る子どもたち、寄付する方々、協力する出版業界の方々、関わるすべての人々に喜んでもらえる取り組みです。
※出典：一般財団法人出版文化産業振興財団（2024年8月時点）

■能登半島地震で被災した子どもたちへ本をプレゼント

能登半島地震で被災した子どもたちに対して、ブックサンタで寄付された本をプレゼントします。
主には、クリスマスのプレゼントとして本を贈る計画です。
なお、ブックサンタは、全国300を超える「子ども支援団体（施設等も含む）」と連携しており、北陸エリアの連携パートナー団体と共に実施いたします。詳細については、関係団体と調整中です。
また、能登半島地震をきっかけに今年度より立ち上がった「チャリティーサンタ金沢支部」においても、被災した子どもたちに本を届けることを計画しています。

■活動資金が不足、書店店頭での寄付募集のポップを新たに設置

近年、寄付される本が大幅に増え、規模拡大に伴い支出も増加し、活動資金が追いついていない状況です。
ブックサンタ専用の倉庫を拡大したり、本を全国各地に届けるための配送料が増加する等「子どもたちに届けるための活動資金が不足する」という課題が生まれています。

本の寄付をしてくださる方が年々大幅に増加している一方で、「本は多数集まるけれど、活動資金が追いついていない」という状況に陥っています。この状況はまだまだ知られていないため、周知が不足していたことも一因です。  今年からは書店に掲示するポスターやポップでも活動資金の募集を呼びかけます。

活動資金は、倉庫費用や配送料以外にも、本を適切に管理するための備品の手配、在庫管理するためのITシステムの導入、子どもたち一人ひとりにプレゼントする本を選ぶ選書スタッフの人件費など多岐にわたります。

活動に賛同くださる方の中で、本の寄付に加えて「運営資金の寄付」も合わせてご協力をお願いいたします。

1度だけの寄付の場合、金額はご自身で自由に決められます。（匿名でも寄付が可能）
月々1,000円〜で応援できるブックサンタサポーターも募集しています。

▼活動資金のご寄付はこちら：
https://booksanta.charity-santa.com/supporter/

■協賛・協力など様々な形で応援を募集しています

書店業界以外からの協力や支援も歓迎しています。これまでにあった支援の形としては、活動への協賛（金銭的支援）、企業の助成金によるサポート、広告物の印刷代の支援、社員向けに取組を紹介、社員が寄付した金額にマッチングして寄付、ホテル宿泊プランへの組み込み、プロスポーツチームとのコラボレーション、活動で使用する物品の寄付、サンタボランティアとしての参加など多岐にわたります。


■「ブックサンタ2024」実施概要

実施期間（寄付の受付期間）：9月22日（日）～12月25日（水）　
　※オンライン書店とクラウドファンディングは、12月27日（金）まで

●受付場所
・リアル書店：9/22〜12/25
　https://booksanta.charity-santa.com/bookstore/
・オンライン書店：9/22〜12/27
　https://bookshop.charity-santa.com
・クラウドファンディング：10月中旬〜12/27
　※公開前
・活動資金の寄付：通年
　https://booksanta.charity-santa.com/supporter/

【特定非営利活動法人（NPO法人）チャリティーサンタについて】
チャリティーサンタでは、「子どもたちに愛された記憶を残すこと」をミッションとして掲げ、「子どものために大人が手を取り合う社会」を目指し、活動を展開しています。2008年に活動を開始し、2014年にNPO法人化を果たしました。

全国に支部を設けて行う「サンタクロースの訪問活動」をはじめ、書店と協働する「ブックサンタ」、洋菓子店と協働する「シェアケーキ」、全国の困窮する子どもを支援する団体とのネットワークづくりなど多岐にわたって活動しています。現在は、クリスマスにとどまらず、1年を通じて困窮する子どもたちへ体験を届ける活動の仕組み作りをおこなっています。

所在地：〒101-0025　東京都千代田区神田佐久間町3-21-5　ヒガシカンダビル307号
代表者：代表理事　清輔（きよすけ）夏輝
設立：2008年9月（NPO法人化2014年4月）
URL：https://www.charity-santa.com/

３つの事業内容：
・クリスマスイブの夜にサンタクロースに扮したボランティアが小さな子どものいる家庭にプレゼントを届ける「サンタ活動」
・一般の個人・法人からの寄付を募り、困難な状況にある子ども・保護者へ無償で支援を行う「支援活動」
・他NPO法人、企業や自治体と手を取り合って仕組みをつくる「連携事業」