作曲コンクール《第2回パープルリボン作曲賞》の公募をスタートしました.
◇◆ 音楽で 非暴力の輪 広げよう! ◆◇
パープルリボンは、セクハラ・DV・性暴力{注1}など、女性に対する暴力防止{注2}のシンボルマークです。誰もが女性・男性の良好な関係を築きたいもの、また、本来、暴力が好きな人はいないはずです。そこで、私たちはここに、非暴力の文化としての音楽財産を掘り起こす《パープルリボン作曲賞》を創設し、その理念を持つ音楽を広く公募します。
■コンサートのサイト→→
https://www5e.biglobe.ne.jp/~m-s-c/2024.11-No5-purple%20ribbon%20concert%20page.htm
【パープルリボン作曲賞創設の趣旨】
━━音楽で 非暴力の輪 広げよう! ━━
パープルリボンは、セクハラ・DV・性暴力{注1}など、女性に対する暴力防止{注2}のシンボルマークです。誰もが女性・男性の良好な関係を築きたいもの、また、本来、暴力が好きな人はいないはずです。そこで、私たちはここに、非暴力の文化としての音楽財産を掘り起こす《パープルリボン作曲賞》を創設し、その理念を持つ音楽を広く公募します。暴力に対抗するのは「音楽による美的体験」なのです。
さらには、この作曲賞の活動によって、職業音楽家や音楽愛好家の方々が、「stopセクハラ・DV・性暴力」推進の楽曲と出会い、レパートリーに取り入れていただき、パープルリボンの理念が広がることも期待しています。音楽によって、皆が安心して暮らせる、住みよい社会環境を目指しましょう。
{注1} セクハラ・DV・性暴力には、女性被害者だけでなく、男性被害者・LGBTの被害者も存在し、現実は多様であり、我々はこれら全ての暴力の根絶を実現していきます。
{注2}11月25日は、国連の定める女性に対する暴力撤廃デーです。その日程に合わせ、内閣府男女共同参画局は、毎年、11月12~25日に「女性に対する暴力をなくす運動」キャンペーンを実施しています。また、パープルリボン・コンサートは、その時期合わせ、開催されてきまして、2024年は11月18日に開催です。
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■参考《2021.11.15:作曲賞創設の記者会見(Youtube)》
→→ https://youtu.be/QSRpbDwUf5o
〔登壇者〕野村誠(作曲家)・清水友美(作曲家)・草柳和之(大学非常勤教員)
【作曲賞創設に至る以前の活動報告としての参考文献】
草柳和之 「DV根絶を目指すコミュニティ音楽療法の活動――それは作曲委嘱からはじまった」 『東京音楽療法協会30周年記念誌』(2020)
*本文ダウンロード→→ https://researchmap.jp/kusayanagi/misc/25685166
■第1回パープルリボン作曲賞受賞作発表/審査員講評 !! (参考)
◆第1回パープルリボン作曲賞受賞作の紹介ページ(参考)
【募集要項と審査に関する要項細目】
[No.1] 応募曲と褒賞について
●応募曲の種別:今回は《歌曲》とする。
●褒賞:パープルリボン作曲賞 8万円
[No.2] 応募に際しての必要事項
《応募曲に関する留意事項》
・演奏時間は最大10分程度とし、それを下回る時間であれば何分でも可とする.
・応募曲は新作に限定せず、旧作も可とする。
・過去の自作の改作および編曲も可とする。
(伴奏楽器について)
・伴奏楽器はピアノ伴奏とする。また、無伴奏も可とする。
・ピアノ伴奏の内部奏法は不可とする。
・本選では自作自演を行うか、主催側が準備した演奏者による演奏を希望するか、選ぶことができる。その際、作曲者が声楽部分または伴奏楽器のどちらを担当するかを指定すること。
・自作自演を希望した場合、伴奏楽器はピアノ以外も可とする。ただし、伴奏は自演または作曲者が依頼すること。その場合、伴奏者の謝礼は支払われない。
(声楽部分について)
・声楽部分は独唱とし、女声はメゾソプラノ、男声はバリトンの声域としで作曲し、それを楽譜で明示すること。応募曲が本選会に進んだ場合、その指定で演奏される。
・女声、男声の指定を前提としない曲の場合、本選会での演奏の際の演奏者性別を明示すること。
・声楽部分はベルカントなどの通常の歌唱法を前提とする。特殊な歌唱法は、声楽家が努力すれは可能な範囲内で認められる。また、特殊な歌唱法の場合、作曲者と必要な相談を行わせていただく場合がある。
(歌詞について)
・歌詞は、応募者の用意したA4版の紙に、別途全文(歌詞の題名、出典、作者、言語名も付記)を書くこと。
・日本語以外の歌詞の場合、応募者の用意したA4版の紙に、日本語訳を付記すること。日本語が古語の場合、その現代語訳を付記すること。日本語以外の歌詞の場合、アルファベットで分かりやすく(楽譜の歌詞の下部に)発音表記すること。
・歌詞の言語は自由とする。また、無歌詞、無意味語の歌詞も可とする。
・歌詞の著作権については、作曲者が事前に作者の使用許可を得ておくこと。なお、自作の歌詞も可とする。
・歌詞の作者が極度に知られていない人物の場合、そのプロフィールを付記すること。
(楽譜について)
・ 楽譜は、手書き譜の鮮明なコピーやノーテーションソフトで作成したものとする。
・楽譜には曲名、作曲者名、作詞者名、ページを必ず記入すること。
・楽譜は、5線紙に書かれ、基本的に音符を主体としたものであること。
・ 一旦提出された楽譜の内容の変更や追加は認められない。
・ 万一の事故に備えて、作曲者は応募作品の原譜を必ず保管すること。
●応募料:一曲につき5000円.振込手数料を負担の上、口座に振込みのこと.
振込先[みずほ銀行・桜台支店(普)1438903 名義:メンタルサービスセンター 草柳和之]
●応募者資格 国籍、経歴、年齢などは不問
●応募の締切 2025年6月30日(当日消印有効)
●応募方法 締切日までに、譜面のコピー5部、必要事項を記入した応募申込書のコピー5部、歌詞のコピー5部を添えて、作曲賞事務局へ送付すること。
また、事前に作曲賞事務局へ、メールでワード文書の応募申込書を請求し、譜面や応募用紙の送付と同時に、メールでワード文書の応募用紙を添付して事務局に送ること。
《その他留意事項》
・ 応募曲が多数あった場合、譜面審査を行い、10曲程度に絞り込む。譜面審査を行った場合、応募者全員にその結果をメールで通知する。
・本選会で自作自演を行った場合、演奏料は支払われない。
・本選会出演が決定後に、自作自演を予定していた作曲者が何らかの事情で出演ができなくなった場合、作曲者は代理の演奏者を依頼すること。その場合、その旨の事情を作曲賞事務局に伝えること。
・ 本選会に出場した者の会場までの往復交通費は、自前とする。
・一人が複数の作品を応募提出することも可とする.但し、一曲ごとに応募料を必要とする。
・ 応募した資料は原則として返却されない。
・ 一旦納入された応募料は、いかなる理由があっても返金されない。
[No.3] 審査に関わる事項
【パープルリボン作曲賞本選会】
11/25は国連の定める女性に対する暴力撤廃デーです。この作曲賞の理念にふさわしい日に、本選会を行います。作曲コンクールの本選会は、新しく曲が誕生し、それが世に出ようとする最初の段階に立ち会うスリルと楽しみを体験する、独特の時間です。
本選会では応募作を演奏し、その中から審査員の合議で受賞作を決定します。「stop セクハラ・DV・性暴力」推進をテーマに集まった作品の数々を、当日は心ゆくまで味わっていただけると幸いです。今回は歌曲の公募です。
※応募曲をできる限り演奏し、音を実際に聴いて審査する方針とする。
※本選会での演奏曲数を最大10曲程度とする。
※受賞曲を、次回の《パープルリボン・コンサート》の開催、または、第2回パープルリボン作曲賞本選会、の際に演奏する。
〔本選会日程〕 2025年11月25日(火)18:00~20:30
〓11/25・国連の定める女性に対する暴力撤廃デーに開催〓
〔会 場〕 都内
〔入場料〕 予約800円(当日1000円)
《その他、留意事項》
・審査は非公開とし、選考結果は後日に発表する。
・受賞作の発表は、本選会終了後、日を改めてメールで応募者に発表する。
・審査員による応募曲全体に対する講評と、受賞作に対するコメントを、参加者全員に送付する。選考結果と講評およびコメントをサイトにも掲載する。
※ご応募いただいた個人情報は、当コンクールの事務処理のみに使用し、本人の同意なしに第三者に提供されない。
〔本選会主催・お問合せ〕 パープルリボン作曲賞事務局(メンタルサービスセンター内)
〒176-8799 練馬郵便局留 Tel03-5926-5302、070-5016-1871
http://www5e.biglobe.ne.jp/~m-s-c/
[No4] 応募申込用紙と記入事項
※応募用紙は、作曲賞事務局へメールでワード文書の応募申込書を請求してください。そして、譜面や応募用紙の送付と同時に、メールでワード文書の応募用紙を添付して事務局にお送りください。
●応募用紙請求、送付用メールアドレス kusayanagi-k[アットマーク]msj.biglobe.ne.jp
※[アットマーク]の個所を記号に変えてください.
[No5] 審査員profile
■野村 誠
日本センチュリー交響楽団コミュニティプログラムディレクター。作曲家、ピアニスト。インドネシア国立芸術大学客員教授、東京芸術大学講師等を歴任。2003年第1回アサヒビール芸術賞、他の受賞歴がある。著書『音楽の未来を作曲する』(晶文社)他多数。2018年ボーンマス交響楽団Cornwall Residencyにゲストコンポーザーとして参加。「MITO Settembre Musica 2019」(伊)、「Solo International Performing Arts 2021」(インドネシア)他の音楽祭出演や、BBC Radio3(英)、Polskie Radio(ポーランド)他のラジオで特集されるなど、彼の作品は20カ国以上で演奏されている。パープルリボン作曲賞審査員. https://makotonomura.hatenablog.com/
■清水 友美
ピアニスト、作・編曲家、ダンサー、シンガー、女優。武蔵野音大ピアノ科卒。現代音楽コンクール“競楽VI”第3位等、多数入賞。2002年Luc Ferrari氏の作品を演奏するピアニストとして1位選出されソロリサイタルデビュー。複数の作曲家が清水氏を想定した新作を書き、世界初演を多く手掛け、毎年リサイタルツアーも開催。DV被害者の手記「ひまわり」朗読舞台には女優・ダンサーとして出演。演劇やダンス音楽を中心に、作曲の依頼も数多い。地元・湘南を音楽やアートで盛り上げる市民団体「湘南SHOW点」代表。FM湘南ナパサのラジオ番組「清水友美のLOVE湘南」 (毎週土曜20:30~ )を放送中。パープルリボン作曲賞審査員. https://ameblo.jp/tomomi-shimizu/
■草柳 和之
桐朋学園大学講師・早稲田大学講師をへて、現在,大東文化大学非常勤講師. メンタルサービスセンター代表・カウンセラー. 日本カウンセリング学会東京支部会・運営委員.日本カウンセリング学会認定・カウンセリング心理士.日本音楽療法学会会員.DV被害者支援に携わると同時に,日本で初めてDV加害者更生プログラムの実践に着手,その方法論の整備,専門家研修の提供等により,この分野をリードしてきた.その実践は新聞・TV・雑誌等を通じて広く紹介される.著書『ドメスティック・バイオレンス』(岩波書店),共著『標準 音楽療法入門下』(春秋社)他多数.長年のDV問題の先進的取り組みが評価され、社会貢献支援財団より、2015年社会貢献者表彰を受賞.
音楽によるDV防止キャンペーンのために,野村誠氏にDV根絶を願うピアノ曲を委嘱し,その曲を国内外で演奏して20余年に及ぶ。平和のための音楽会・学会のミニコンサート・自治体の協働イベント・DV問題シンポジウム等、多様な機会で演奏活動を展開,《社会の平和は家庭から》を訴えてきた.本作曲賞創設者および審査員.
〔お問合せ〕 パープルリボン作曲賞事務局(メンタルサービスセンター内)
〒176-8799 練馬郵便局留 Tel03-5926-5302、070-5016-1871
http://www5e.biglobe.ne.jp/~m-s-c/
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