2024年9月24日（火）、新刊『ありがとう！　パンダ　タンタン　激動のパン生　～懸命に生きた28年間～』が技術評論社より刊行されます。

2000年、雄パンダのコウコウとともに4歳で神戸にやってきたタンタン。本書は神戸市立王子動物園の協力のもと、2024年3月31日、日本最高齢パンダとして28歳で生涯を閉じるまでの歩みを振り返ります。選りすぐりの写真や動物園スタッフへの取材を通してタンタンの魅力にせまる「まるごと1冊タンタンブック」です。

内容紹介

阪神淡路大震災の復興のシンボルとして神戸にやってきたタンタンとコウコウは、あっという間に人気者に。動物園の来場者は前年から倍増し、一躍パンダブームが巻き起こりました。

リンゴやニンジンをゆっくりと上品に食べるしぐさから、「神戸のおじょうさま」と呼ばれるようになったタンタン。本書では貴重なオフショットや飼育員インタビューも交えながら、普段の暮らしぶりから飼育の裏側まで、さまざまな表情をお楽しみいただけます。

 
日本だけではなく世界のパンダファンを魅了したタンタンでしたが、神戸で過ごした24年の生涯は決して順風満帆ではありませんでした。まるいフォルムと短い手足はかわいらしくチャームポイントでもありましたが、育児が難しいといったデメリットもありました。

死産、その後再び妊娠するも産後4日目には子供を失ってしまうという悲しみ深い出来事も乗り越えてきたタンタン。
その激動の一生にせまる、涙なしには読めないメモリアルブックです。

※さらに詳しい内容紹介がこちらでお読みいただけます。
https://gihyo.jp/book/pickup/2024/0014

目次

タンタンへ

PART1　タンタン物語
　阪神・淡路大震災 タンタンの誕生
　タンタンとコウコウ来日
　神戸にパンダブーム！
　キュートなタンタン
　初代コウコウが帰国、2代目コウコウが来園
　タンタンとコウコウの赤ちゃん死産
　悲しいニュース
　タンタン1頭での生活がスタート
　オスの来日を希望
　タンタン5年間の延長
　コロナ禍で王子動物園が休園
　タンタンの返還が決定
　タンタンと神戸の人たち
　タンタンの心臓病が発覚
　タンタン心臓病の治療開始
　タンタンとサトウキビジュース
　チームタンタン
　眠り姫　タンタン
　タンタンとの別れ
　桜とタンタン

PART2 　タンタンの歩み　　タンタンが神戸で過ごした日々
　タンタンヒストリー
　タンタンのケア
　タンタンのひ・み・つ
　タンタンの好きなもの
　タンタンライフ

column 　タンタンとひまわり

PART3　チーム　タンタン　タンタンの強い味方たち
　チームタンタンとは？
　“チームタンタン”思い出写真館

column 　王子動物園の人気もの　ズゼ

PART4　タンタンのかわいらしさのひみつ　パーツごとにまるわかり

column 　パンダのからだはやわらかい！

PART5　タンタンがいっぱい～ここだけの写真集～　タンタンの思い出をギュッと

神戸市立王子動物園ってどんなところ？

著者プロフィール（文・写真）

神戸 万知（ごうど まち）
英米文学翻訳家・作家。東京生まれ。白百合女子大学大学院で児童文学を研究する。 2012 年に生まれた赤ちゃんパンダ「優浜」の名付け親に なったことがきっかけでパンダ愛に目覚め、撮影・執筆を続ける。おもな著書に『世界一のパンダファミリー』 『もふもふ あかちゃんパンダ』( ともに講談社 )。 訳書に『ポケットに色をつめこんで』( フレーベル館 )、 『スパイ・バレリーナ 消えたママを探せ ! 』(早川書房) など。白百合女子大学、神奈川大学、成蹊大学、國學院大学、専修大学の非常勤講師も勤めるほか、朝日カルチャーセンターなどでパンダの講座もおこなう。

書誌情報

『ありがとう！　パンダ　タンタン　激動のパン生～懸命に生きた28年間～』

著者：神戸万知

発売日：2024年9月24日

定価：1,980円（税込）

ISBN： 978-4-297-14375-6

弊社書誌ページ：https://gihyo.jp/book/2024/978-4-297-14375-6

Amazonページ：https://www.amazon.co.jp/dp/4297143755
※購入者特典付き（本書未収録カット収録データ配信）

本件に関するお問い合わせ先
技術評論社（EC/マーケティング室）：pr_group@gihyo.co.jp

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