益子町と日本体育大学荏原高等学校が包括連携協定を締結
地域課題解決を目指す探究授業を実施
栃木県芳賀郡益子町(以下、益子町)と日本体育大学荏原高等学校(以下、日体大荏原高校)は、教育分野における連携を深める包括連携協定を締結することを発表した。この協定は、双方の教育資源を有効活用し、高校生の学びの場を地域社会に拡大することを目的としている。
益子町は江戸時代より窯業地として栄え、民藝の地として人間国宝である濱田庄司をはじめとする多くの陶工・作家を生んできた。一方、日体大荏原高校は日本体育大学系列の高校であり、近年はスポーツ、学業のみならずICT教育や探究授業に力を入れており様々な外部連携を進めている。今回、自治体との連携は初の試みとなる。
調印式は、2024年9月21日(土)に、日体大荏原高校の文化祭の初日に行われる予定である。式典には地域関係者が招待され、新たな教育の取り組みのスタートを祝うとともに、地域社会への貢献についても議論される。文化祭では、益子町に関する販売ブースも設置予定である。
さらに、協定の一環として、日体大荏原高校の生徒たちは益子町が直面する様々な地域課題について探究授業を通じて学び、解決策を提案するプロジェクトを展開することになる。これにより、生徒たちは実社会の問題解決への理解を深めるとともに、自らが当事者となり地域への貢献も目指す。
益子町と日体大荏原高校は、この協定を通じて、教育と地域社会の一層の連携を図り、環境や文化が大きく異なる地同士だからこそできる教育・地域振興のあり方を追求し、持続可能な社会の実現に寄与する。文化祭での調印式を皮切りに、双方が協力して多くの成果を創出していくことを期待される。
お問い合わせ先:
益子町総合政策課
電話 0285-72-8828 FAX 0285-72-7601
日本体育大学荏原高等学校
電話 03-3759-3291 FAX 03-3759-3614
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