自然栽培・無添加に挑戦し続けるコロッケメーカー社長が コロッケの被り物で桜塚高校生徒に全4回の探究授業を実施
~ 問題を提起するケミカルクッキングと参加型授業で食の安全を担う人材を育成します~
コロッケ専門メーカーとして40年、年間約1,200万個のコロッケを製造。オーガニック・自然栽培・無添加のコロッケ製造に注力する合同食品株式会社(所在地:豊中市名神口、代表取締役/コロッケ社長:和田 友宏)は、桜塚高校より依頼を受け同校2年生に身近な食品についての探究授業を9月12日からと10月31日からの2回に分けて実施します。清涼飲料水やマーガリン、かつおだしなどの加工品が化学合成添加物で作られる過程を見せるケミカルクッキングのほか、生徒自らが調べて発表する課題を出すことで、消費者として安心安全な食品を考える機会とともに、進学・就職につながる見識を深める機会を提供します。
消費者として適切なものを選ぶ力を育成
日々の選択がより良い世界を創る原動力だと伝えたい
同校の探究授業は社会で活躍する人々に触れる機会を持ち気になるテーマを自ら探究することで進学・就職に必要な知識・技能を習得することを目的に実施されます。弊社は探究授業が始まった初年度から依頼を受け、食の安心安全の普及に取り組む食品メーカーとして、身近な食品に含まれる食品添加物や農薬・化学肥料・遺伝子組換え由来の食品などの情報を伝え、実際に化学合成添加物で食品が作られる過程を見てもらいます。
背景には、現在日本で1,500品目以上の添加物が使用されていること((公財)日本食品化学研究振興財団)と、予防原則ではなく問題が発生してからの規制、ヨーロッパ諸国に比べて農地面積当たりの農薬使用量が多い、などへの懸念があります。見た目の良さや利便性を訴求してきた食品業界とそれらを受け入れてきた消費者行動へ問題を投げかけ、授業を通して適切な食品を選ぶ力と安全な食品加工を担う人材育成に貢献します。
食の現状を探究する課題を出し自ら探究する姿勢を後押し
授業は全4回。昨年好評だったケミカルクッキングに加えて、今回は課題図書の紹介や貸し出しを行い探究活動を後押しします。食の現状を知り、安心安全な食を広めていくためにはどのようなことが必要か、できることは何かをチームで掘り下げて考え発表する時間を設けます。昨年度授業を受けた生徒からは「添加物について詳しく知れてよかった。今後は食品表示を確認して購入したい」など行動が変わるきっかけになったとの声がありました。
食について体験的に学ぶ機会が減っていることに危機感を抱く弊社では、現状を知り食に対するアンテナを立てることを促し、適切な消費行動が自分自身だけでなく、家族や地球の健康を育み、日本の食料自給率向上にも繋がることを伝えていきます。無添加・自然栽培・有機栽培にこだわったコロッケの製造と共に、次世代を担う人材育成を行うことで人と地球の健康をより良いものにし、それが持続するよう貢献していきたいと考えています。
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