【2024年6月調査】子育て世帯における「子どもの災害対策について」のアンケート調査
約77%が子供用の防災リュックを用意していないという結果に。
株式会社きつつき工房(所在地:東京都中央区日本橋、代表取締役:青嶋晋平、以下弊社)は2024年に子育て世帯における子どもの災害対策についてのアンケートを実施しその結果を発表いたします。
子どもの災害対策に焦点をあてた調査を実施した理由
昨今、台風や地震など深刻な自然災害が多く起こっている一方で、子育て世帯の共働きが増えています。
厚生労働省の発表した「共働き等世帯数の年次推移」によると、2000年時点では「共働き世帯」と「そうではない世帯」が半々程度だったのに対して、2019年には70%近くが「共働き世帯」であり、2024年現在では更に共働き世帯が増えていると考えられます。
そのため、災害時に親と子が別々の場所にいる可能性は以前よりも高まっており、子ども用の災害対策を真剣に考える必要性に迫られていると考え、当アンケート調査を実施しました。
アンケート調査の結果
調査方法:インターネットによるアンケート調査
調査期間:2024年5月26日 〜 2024年6月9日
回答者数:90人
災害発生時にお子様と別々だった家庭は全体の17%でした。
もしもの時、お子様と一緒にいられない可能性をやはり事前に考えておく必要があると感じる調査結果でした。
大人用の災害対策はしっかり備えている家庭は多いと思いますが、子供用の災害対策は十分ではない家庭がまだまだ多いようです。
今回の調査では、約77%が子供用の避難用持ち出し袋を用意していなかったと回答しました。
子供用の避難リュックには何を入れたら良いか?
災害発生時に必要な持ち物は大人と子供で違うことが調査結果から見えてきました。
大人が持つべき避難用リュックには、数日分の食料や飲料水が必要と考えるのに対して、子供用の避難用リュックには親と合流するまでの半日〜1日を無事に過ごす為のアイテムを求める声が多く、むしろ最小限の荷物にとどめることで機動性を高めていち早く避難所に辿り着いて欲しいという考えが強かった印象を受けました。また、トランプや色鉛筆など、気を紛らわせるような遊具の必要性を訴える声も多かったです。
以下、「子供用避難リュックに入っていて欲しいもの」を投票数の多かった順に紹介します。
アンケート調査を振り返って(所感)
今回の調査では3つの事実が見えてきたように思います。
- 約17%が災害時に親と子が別々だった。
- 約77%が子供用の避難用持ち出し袋を用意していなかった
- 子育て中に被災された方々から聞いた子供用避難リュックに入っていて欲しいもの
自然災害はいつ起こるか分かりません。
そして、その時にお子様と一緒にいられるかどうかは分かりません。
この機会に「子供用の避難用リュック」をご用意頂くことと、災害時にどのようにすべきかをお子様と一緒に考えることが大切なのではないかと思います
子供用の防災リュックを用意するには?
もしも、お忙しい毎日のなかで一つ一つのアイテムを揃えることが難しいという場合には、是非とも「otomosuru キッズ防災リュック」をご検討いただきたく思います。
「子供用避難リュックに入っていて欲しいもの」のアンケート結果にあった防災アイテムのほぼ全てが入っていること。
そして、それらの防災アイテムをいれるキッズリュックは、以前よりキッズリュックの開発メーカーである弊社の知見を活かして、災害時のお子様が速やかに避難できるよう、「軽量」「丈夫」「身体にフィットする」この3つを重視して企画開発しました。
最後に。アンケートにお答えいただいた方々に深く感謝いたします
当調査結果は「子育て中に被災された方々90人」を対象に実施いたしました。
なかには、当時を振り返ることに抵抗を感じながらご参加頂いた方もいらっしゃいました。
きっと、大変だった当時を振り返ることはとても嫌だけど、振り返りたくない程に大変だったからこそ、「今の子育て世帯に伝えたい。伝えなければならない」…そんな気持ちで回答を頂いたことと思います。
それはとても勇気あることであって、とても思いやりに溢れた行動であると思います。
ご回答を頂いた方々へ。
この度はアンケートへのご回答にご協力をいただき大変ありがとうございました。
深く感謝をいたしますと共に、モノづくりをする一企業として、私たちにできることを精一杯やっていきたいと思います。
本当にありがとうございました。
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