【心の中の宇宙 ――アウトサイダー・アートで迫る深層心理の世界】(児玉昌彦:著)Amazon Kindleにて販売中!

合同会社おいかぜ書房

2024.07.10 17:03

合同会社おいかぜ書房(本店:東京都世田谷区 代表社員:西野聡)では、電子書籍版『心の中の宇宙 ――アウトサイダー・アートで迫る深層心理の世界』(児玉昌彦:著)を、Amazon Kindleにて販売しております。

心の中の宇宙 ――アウトサイダー・アートで迫る深層心理の世界

 

この本について

本書は、医師・児玉昌彦氏によって描かれた詩画集です。
思春期の思惑を再現した「大人のための絵本」や、歴史から創出した異端的モチーフを表現した「イストリア」、統合失調症の心理をコマ送りのイラストで描いた「人心支配器」、他。
自身の内面を描き分けた先にある深層心理をアウトサイダー・アートで表出した一冊。

〔本編より〕

ひとは、誰でも自分自身の中に、心の宇宙を持っている。
不断、それは、物理的な時間や空間と重なった顔をしているが、何か個人的な出来事が巻き起こると、そのズレは途方もなく広がって、大きな断層を作ってしまう。
「エンド・オブ・ザ・ワールド」というブレンダ・リーのナンバーには、愛を失った空虚な世界の中で、太陽が変わらずに輝き、鳥がさえずる疎外感が唄われている。
殺人も狂気も、このような心理的な時間・空間の目で見なければ、その行動を理解することはむつかしいだろう。
文学も、美術も、音楽も、言ってみれば、そうした心の宇宙を探る望遠鏡のようなものではないだろうか。
ここに、私が童画風の絵と詩文で、プラネタリウムのスクリーンに映し出したものも、現代の心の中に潜む、おどろおどろした時空なのである。

 

 

〈contents〉

大人のための絵本
迷宮画廊
オデッセイ
イストリア
メデユトピア案内
物語の中の絵
我が心の「コスモス」
人心支配器
あとがき

 

著者について・時代背景とともに

児玉 昌彦(こだま・まさひこ)

 1935 年、名古屋生まれ。1960年、名古屋大学医学部卒。
 1963年より、国立がんセンター研究所生物物理部研究員、75年より室長。専門は化学発がん・環境発がんにおけるフリーラジカルの関与。1996年より、釧路北病院に勤務。2006-2018年、釧路短期大学教授(兼)。医学博士。
 著書「がん化のメカニズム」(読売新聞社)、「がんは一日にしてならず」〈大月書店〉、「ヒポクラテスの午睡」(文芸春秋社)、「長生きにはわけがある」(大月書店)、「ガイアエイジ異聞」、「短歌と絵による心象写真集」、「ドン・キホーテの挑戦」、「解剖・生理学ノート,運動生理学・疾病学ノート」、「ザ・ラースト フライト」、「残照(アフター・グロー)」。

 

書籍仕様

書 名:心の中の宇宙 ――アウトサイダー・アートで迫る深層心理の世界

著 者:児玉 昌彦

発売日:2024年7月1日

取扱い:Amazon Kindle

定 価:1,250円(税込)

頁 数:154頁

サイズ:41746KB

形 式:固定レイアウト型

発行者:合同会社おいかぜ書房

企業担当者の連絡先を閲覧するには
会員登録を行い、ログインしてください。

種類
商品サービス

カテゴリ
エンタメ