「公認会計士のキャリアトレンド：2020‐2024」調査サマリー

◆2020年から2024年における公認会計士の転職希望者は…
・年収「1,000万以上」の転職希望割合が増加
・2024年の平均年収は前年から15万アップで、「1,008万円」
・2024年の希望最低年収は、平均911万円（前年+50万）、中央値は700万
・転職サービス登録時の年齢は平均40歳
・20代での登録も年々増加傾向

◆2020年から2024年における公認会計士求人は…
・「監査法人」と「コンサルティングファーム」が募集年収アップの傾向
・インハウス求人の割合が5年で「53％→81％」に

調査結果の詳細
「公認会計士のキャリアトレンド：2020‐2024」
https://www.jmsc.co.jp/knowhow/topics/12531.html

調査結果

転職希望者のトレンド①【会計士の平均年収は「1,008万円」で、前年から15万アップ】

過去5年の公認会計士の転職希望者層において、まずは年収に関する調査を実施。
2024年の平均年収は、過去5年で最高の1,008万円で、2023年と比較し15万円アップ。
年収「1,000万以上」の高年収層の転職希望割合が増加していることが要因として考えられ、2024年には、全転職希望者のおよそ半数が、現年収1000万円以上であることが明らかになりました。

続いて、転職活動時の希望最低年収に関する調査も実施。
こちらも転職希望者の平均年収アップに伴い増加傾向で、転職活動時の希望最低年収の平均値は911万円（前年+50万）で、中央値は700万という結果が明らかになりました。

転職希望者のトレンド②【転職サービス登録時の年齢は平均40歳で、横ばい】

公認会計士の転職サービス登録時の年齢については、平均40歳で、昨年から横ばい、過去5年では若干若年化していることが明らかに。
40代前半が最も多くの割合を占めているものの、20代での登録も年々増加傾向で、2024年は20代が18％、30代が33％、40代が33％、50代以降が16％を占めることがわかりました。

  求人のトレンド①【募集年収は「監査法人」と「コンサル」でアップの傾向】

過去5年の公認会計士求人において、業界別の募集年収（※募集年収の上限年収と下限年収の平均値）に関して調査を実施。
2024年は、「監査法人」と「コンサルティングファーム」が募集年収アップの傾向であることが明らかに。特に、「監査法人」では過去5年で最高の852万（+106万円）、「コンサルティングファーム」は824万円（+16万円）、「インハウス」は779万円、「会計事務所」が704万円であることがわかりました。

求人のトレンド②【過去5年で「インハウス求人」が30ポイント近く増加】

公認会計士の募集業界については、「インハウス求人」が過去5年で30ポイント近く増加し、2024年はインハウス求人が8割を占めていることが明らかになりました。

本調査の全結果はこちらの記事でご確認ください。
https://www.jmsc.co.jp/knowhow/topics/12531.html

調査概要

調査テーマ：「公認会計士のキャリアトレンド：2020‐2024」
調査期間・対象：
［求人］2020年1月～2024年5月に公開された公認会計士の求人データ
［登録者］2020年1月～2024年5月にMS Agentに登録された公認会計士データ
調査主体：株式会社MS-Japan（https://www.jmsc.co.jp/）
※本調査のグラフ内の構成比は、小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはならない場合がございます。
※調査結果の掲載・利用時につき、本調査で公開しているサムネイル・結果グラフ画像の使用を許可いたします。

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