累計収益1億ドルを突破した呪術廻戦 ファントムパレード、ハーフアニバーサリーを迎えWAUが過去最高を記録
人気TVアニメ『呪術廻戦』IPを活用した初のモバイルゲーム『呪術廻戦 ファントムパレード』が、リリースから半年を迎え、2024年6月末までの累計収益が1億ドルを突破しました。ハーフアニバーサリーイベントの開始に合わせて、WAUも過去最高を記録するなど、同作の人気が続いています。
リリース半年で累計収益1億ドルを突破したファンパレ、ハーフアニバーサリー効果でランキング、WAUともに上昇
2023年11月にリリースされたモバイルスクワッドRPG『呪術廻戦 ファントムパレード』(Sumzap)は、人気TVアニメ『呪術廻戦』IPを活用した初のモバイルゲームです。没入感の高いバトルや各キャラクターの視点で魅力的なストーリーを楽しめるなどが評価され、Sensor TowerのAPAC Awards 2023ではベストIPゲームを受賞しています。
Sensor Towerのデータによると、『呪術廻戦 ファントムパレード』は2023年11月21日のリリースから2024年6月30日までの累計収益は1億ドルを突破しています。
同作は日本のみでのリリースなので(2024年6月現在)、単一市場で収益1億ドルをおよそ半年で達成したことになります。
『呪術廻戦 ファントムパレード』は、2024年5月21日にリリースから半年を迎え、これに合わせてハーフアニバーサリーイベントを展開しました。『呪術廻戦』の人気キャラクター五条悟(5月21日)、夏油傑(5月31日)、伏黒甚爾(6月3日)を段階的に実装し、同時にTVアニメ第2期のストーリーを追体験できるイベント「呪術廻戦 懐玉・玉折」もスタートさせました。
ハーフアニバーサリーイベントの効果はランキングで確認できます。Sensor Towerのデータによると、同イベント開始前日の日本の収益ランキングにおいてApp Storeで74位でしたが、イベント開始当日にはトップとなっています。
その後、順位は上下変動があるものの、6月3日の伏黒甚爾の登場に合わせて、App Storeにおいて再びトップとなっており、ハーフアニバーサリーイベントの効果がわかります。
また、WAUにおいても同イベントが大きなインパクトを与えています。Sensor Towerのデータによると、『呪術廻戦 ファントムパレード』のWAUは、ハーフアニバーサリーイベント開始に合わせて大きな上昇が確認できます。
上記のグラフからもわかるとおり、イベント開始週には同作のリリース以来最高を記録しており、その後も高水準をキープしていることが確認できます。
スクワッドRPGのダウンロード数では2位に100万以上の差をつけてトップのファンパレ、18~44歳と幅広い年齢層から支持
日本のモバイルスクワッドRPGにおいても、『呪術廻戦 ファントムパレード』は際立った存在になっています。Sensor Towerのデータによると、2023年11月21日から2024年6月30日までの日本におけるモバイルスクワッドRPGのダウンロード数では、『呪術廻戦 ファントムパレード』が唯一の300万ダウンロード超えのタイトルとなっており、2位の『マジックカード』(9z Games)に100万以上の差をつけてトップとなっています。
同期間の収益では1位が『ウマ娘 プリティダービー』(Cygames)で、『呪術廻戦 ファントムパレード』は2位となっています。一方、同期間の収益成長量では、多数のIPモバイルゲームがひしめき合う中、2位の『聖闘士星矢レジェンドオブジャスティス』(HOOLAI GAME)に倍以上の差をつけてトップとなっています。
『呪術廻戦 ファントムパレード』の好調ぶりは、幅広い年齢層から支持されていることも1つの要因と推察できます。Sensor TowerのAudience Insightsのデータによると、同作の2024年第2四半期における主な年齢分布は、18歳から24歳が22%、25歳から34歳が23%、35歳から44歳が36%と幅広い層に分布しています。
ペルソナとしては、「コアゲーマー」「PCゲーマー」が上位を占めており、強力なIPだけではなく、ゲーム性も評価されていると思われます。
Sensor Towerのモバイルアプリインサイトのユーザーは、過去のパフォーマンス指標に加えて、アプリ収益とアプリダウンロード数の推定値を見ることができます。本レポートのSensor Towerの収益予測は、App StoreおよびGoogle Playからのもので、ユーザー総消費額を表しています。
また、データにはサードパーティのAndroidマーケットデータは含まれておらず、App StoreもしくはGoogle Playアカウントの初回ダウンロードのみ集計しています。同じアカウントが他のデバイス、もしくは同じデバイスで行った重複ダウンロードは集計に含まれていません。ダウンロードデータは同じアプリの異なるバージョンもまとめて集計しています(例:FacebookとFacebook Lite)。
Sensor Towerのモバイルアプリインサイトで上記ゲームタイトルの過去のデータを検索しましょう!「ミーティングを希望」ボタンから弊社スタッフとのお打ち合わせの設定が可能です。 :
https://sensortower.com/ja/demo
Sensor Towerの紹介
2013年にサンフランシスコで設立されたSensor Towerは、モバイルアプリ/ゲームのデータや分析環境を提供する企業です。X(旧:Twitter)、Unity、Tencent、HBOなどのグローバルデジタル企業からも信頼されており、モバイル市場のトレンド把握に役立つモバイルアプリインサイト、広告戦略の最適化に活用いただけるデジタル広告インサイトなど、デジタル分析プラットフォームとしてモバイルのあらゆる場面で質の高いインサイトと先進のカスタマーサポートを提供しています。
日本オフィスは2023年夏より東京・日暮里に移転、日本でのビジネスを強化しており、パートナー企業様も急増中です。弊社スタッフも増員しながらお客様のサポートもより強化していく所存です。
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