変化が見え始めた、リブランディングプロジェクトの現在とこれから。〈東京ソワール〉
揚羽、支援プロジェクト対談記事〈後編:今後の展望編〉を公開。
2024年に創立55周年を迎えた老舗アパレルメーカーの株式会社東京ソワール(東京都中央区 代表取締役社長:小泉純一 以下「同社」)は、中期経営計画において長期ビジョンとして「事業領域の拡大」を掲げました。そこで同社のリブランディングプロジェクトが始動し、コーポレートブランディング支援を行う株式会社揚羽(東京都中央区 代表取締役社長:湊 剛宏 証券コード:9330 以下「弊社」)は、ブランドシンボルの開発から社内外への浸透活動まで、リブランディングプロジェクトのパートナーとして伴走しています。2024年6月26日、弊社コーポレートサイトにて、本プロジェクトの紹介記事の後編として「今後の展望編」を公開したことをお知らせします。
■対談概要
株式会社東京ソワールは、日本で初めて和装に替わる女性向けの礼服「ブラックフォーマル」を開発するなど、日本に洋装のフォーマル文化を定着させた、フォーマル業界のリーディングカンパニーです。
2023年3月、「事業領域の拡大」に向けたリブランディングプロジェクト第一弾として、新しい理念体系と、リブランディング後に提供する価値を表現したムードボードの策定を支援させていただきました。
2023年4月以降は、大きく3つのプロジェクトに分けて、社内外に発信・浸透させていく活動に伴走しています。今回は、3つのプロジェクトのうち、コミュニケーションツールを通して伝えるブランドの世界観の統一を目指す「ブランド基盤プロジェクト」と事業領域の拡大に向けターゲットからの認知獲得を目指す「アウターブランディングプロジェクト」の取り組みの進捗と今後の展望についてお伺いしました。
「ブランドシンボルの開発(理念体系・ムードボードの策定)」についてはこちらをご覧ください。
https://www.ageha.tv/works/soir_1/
3プロジェクトのうちのひとつ「インナーブランディングプロジェクト」についてはこちらをご覧ください。
https://www.ageha.tv/works/soir_2/
■ブランド基盤プロジェクト「身近なツールから、ブランドの世界観を統一。」
企業ロゴ自体は今まで大切にしてきたものを引き続き使っていこうという一方で、使用ルールの認知度の低下、形骸化が進み、各所で統一されていない状況でした。そこで、新しい言葉と世界観を定義した後、新たなルールづくりのため、経営企画部とマーケティング室のメンバーを中心に「ブランド基盤プロジェクト」を立ち上げ、「ブランドガイドライン」を策定しました。
また、完成したブランドガイドラインに沿って、従業員が使用する名刺や資料フォーマットといったビジネスアプリケーションから、新しいブランドを感じられるようアップデートを実施。ブランドの基盤を明確化・ルール化することで、コミュニケーションツールを通して伝えるブランドの世界観の統一を目指しました。
■アウターブランディングプロジェクト「大規模な市場調査を実施し、現在の課題を特定。」
事業領域の拡大に向け、今後は、これまでフォーマルウェアとは馴染みがなかった若年層のブランド認知を獲得していく必要があると考えました。そこで、新しいブランドの世界観をどのように社外に発信するか検討するため、営業やマーケティングに携わる同社のメンバーと共に「アウターブランディングプロジェクト」を始動。まずは、今まで漠然と認識されていた『若年層での認知が高くないのではないか』ということについて、定量的に調べるための「ブランド浸透度調査」を実施しました。
現在は、調査を踏まえ、どのターゲットに向けてどのようなアプローチをしていくか計画を進めています。
■プロジェクトの反響(株式会社東京ソワール 執行役員 デジタル戦略部長 兼 マーケティング室長 島村 聡さま)
本当に少しずつですが、変化が現れてきていると感じています。何か大きなことで、皆が一気にゲームチェンジするようなことではなくて、今の延長線上でも何でも良いので、新しいことを少しずつ積み重ねていく。何かを始めれば、それが私たちの財産になるので。いつか大きな財産にするために、自分が小さなことをどう起こしていけるかということを、皆さん意識してやってくれているんだなと感じています。
当事者は皆からも評価されるでしょうし、自分たちの自信にもつながっていくので、そういうことを積み重ねていきたいと思います。
揚羽さんには、外から爆上げしてくれるような存在でいてほしいと思っています。
■今後の展望(株式会社東京ソワール 経営企画本部 経営企画部 鹿島 直樹さま)
インナーブランディングにおいては認知が済んだ段階ですが、これから、理解、共感、行動、そして最終的には東京ソワールとして持続的に成長し続けられるための事業領域の拡大…というところまでいかなくてはと思うと気が遠くなるほどの先の話です。そこを、ストーリー立ててやっていくためには、プロジェクトメンバーだけでなく、「全社で」というのがキーワードだと思っています。皆で考えていく、皆で変えていくという風土をつくれるようにしていかなければいけないかなと感じています。
さらに具体的な内容は以下でご紹介しています。ぜひ以下よりご覧ください。
事業領域の拡大を目指すリブランディングプロジェクト<今後の展望編>
https://www.ageha.tv/works/soir_3/
【会社概要】
会社名:株式会社揚羽
市場:東京証券取引所グロース市場(証券コード:9330)
資本金:2億7899万円(2023年9月30日時点)
所在地:〒104-0032 東京都中央区八丁堀2丁目12-7 ユニデンビル3F
設立:2001年8月
代表者:代表取締役社長 湊 剛宏
ミッション:一社でも多くの企業のブランディングに伴走し、日本のビジネスシーンを熱く楽しくする!
事業内容:ブランディング支援全般
支援領域:コーポレートブランディング/パーパスブランディング/サステナビリティブランディング
採用ブランディング/インナーブランディング/アウターブランディング
製品・商品・サービスブランディング 等
ブランディングにおけるコンサルテーション、クリエイティブ、ソリューションまで一気通貫できるパートナーとしてご支援をしてまいります。
URL:https://www.ageha.tv/
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