オンライン(Zoom)イベント 『インド第3次モディー政権の行方〜総選挙からの考察〜』
主催:岐阜女子大学南アジア研究センター(CSAS)
2024年6月4日、有権者数9億7000万人によるインド連邦議会下院(ローク・サバー)総選挙(543議席)結果が公表された。BJPは63議席減の241議席当選、単独過半数に届かず大きく後退した。 現地大手メディアは6月1日の最終第7段階投票後、インド人民党(BJP)の与党連合・国民民主同盟(NDA)が「360−400議席獲得の大勝」と出口調査結果を報じていた。選挙結果は、驚きとともにインド全土、世界へ伝えられた。 地方地域政党も含むNDAは下院過半数を確保し、3期連続のモディー政権が発足した。しかし新政権は、地方政党所属の閣僚も多数含まれ、第1次~2次政権とは姿を変えた。 また首相・閣僚就任式には、バングラデシュ、ネパール、スリランカ、モルディブ、ブータンから首脳が参列した。 インド理解のためには、今回の総選挙に関して、さらに、選挙区別の投票率、投票数、各政党別動向など本格的分析が必要であろう もちろん、10年間のBJPモディー政治への冷静な評価も含め、深みのある検討を進めなくてはならない。 本年5月よりCSASは、日本の南アジア外交専門家である夛賀政幸氏(前チェンナイ総領事)を特別客員教授として迎え、新たな知見を得て活動している。 また本イベントのモデレーターであるペマ・ギャルポ・センター長は、総選挙結果公表後に現地を視察し、福永正明客員教授は総選挙期間中の北インドのバナーラス(モディー首相選挙区)・近郊農村にて調査を実施した。 加えて、インド外交に関する気鋭記者ナヤニマー・バス氏 (Ms. Nayanima Basu、ABP 所属) と協力、インド外交、南アジア諸国のインド総選挙結果への反応分析について現地情報を得ている。 そこで岐阜女子大学CSASは、総選挙の現段階評価、政界と与野党の動き、候補者たちの特徴、現地社会どの動きと人びとの意識、日印関係も含む外交への影響などから、今後の第3次モディー政権の行方を考察する「オンライン研究会」を企画しました。
オンライン(Zoom)イベント 『インド第3次モディー政権の行方〜総選挙からの考察〜』
1.日 時: 2024年6月28日(金曜日) 19:00-20:30
2.形 式: オンライン(Zoom)視聴
3.報告登壇者
・ペマ・ギャルポ氏 岐阜女子大学CSAS センター長
<開票後の現地情勢報告、インド政治動向>
・夛賀政幸氏 岐阜女子大学CSAS 客員教授
<インド情勢分析・日印関係>
・福永正明氏 岐阜女子大学CSAS 客員教授
<総選挙期間の現地調査報告、社会動向>
・ナヤニマー・バス氏 (Ms. Nayanima Basu ) ABP外交担当記者
<メディアの動向、南アジア諸国との外交関係、インド外交の今後>
4.質疑応答・討議
=====参加申込=====
Googleフォームによる申込(期限:6月27日午後5時)
リンク → https://forms.gle/hqzGDT8sFN3QaanM9
<Zoom参加リンクは、6月27日までに送信します>
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