埼玉・川越在住のキックボクシング世界王者が昭和レトロな手紙屋「時越郵便」をオープン
築60年のビル居室を再生 SNS全盛だからこそ手紙の豊かさを感じてほしい
私は、埼玉県川越市在住のキックボクサー瀧澤博人(たきざわ ひろひと)と申します。このたび、未来に手紙を届けるお店「時越郵便(ときごえゆうびん)」を5月15日、川越一番街商店街の一角に開店いたしました。築60年の古いビル(2027年解体予定)の空き店舗を当時の面影を残して改修し、一年後の自分に手紙を書くという非日常の体験「手紙のタイムカプセル」を提供するお店です。
プロ選手として大きな試合を7月に控えている私自身も店頭に立ち、SNS全盛だからこそ手紙の豊かさを伝え、地元川越市のキャッチフレーズ「時が人を結ぶまち川越」を体現するものです。
※公式サイト:https://tokigoe-yubin.studio.site/
「昭和」への憧れ
電機メーカーの象印マホービンやタイガー魔法瓶などが相次いで昭和の家電を復刻するなど“昭和レトロ”が若者の間でブームになっています。1991(平成3)年生まれの私も親世代が青春時代を過ごした“昭和”に強い憧れを抱いています。
そこで私は、文具から内装まで“昭和レトロ”で統一した手紙屋「時越郵便(ゆうびん)」を5月15日にオープンしました。
未来に手紙を届ける類似の「タイムカプセル郵便」(日本郵便/休止中)はありますが、小説『ナミヤ雑貨店のキセキ』(東野圭吾著)、『株式会社タイムカプセル社』(喜多川泰著)のように手紙を通じて誰かの人生のお役に立ちたいと思っていたことがきっかけです。
和装姿でお客様をお出迎えし、主従関係に見立てた接客と内省を促すようなアナログな演出で趣向を凝らしています。
世界王者に挑む中での静寂
ところで私の本業はキックボクシングの選手です。高校中退後、15才でプロを目指して埼玉県川越市に転居し、2020年にWMOインターナショナルフェザー級チャンピオンの座につくことができました。
激しい練習だけでなく、自分と向き合う静かな時間が人生の決断には必要だと実感しています。お預かりした手紙の郵送を一年後にしたのは、今の気持ちを未来に託すここでの体験が新鮮味を帯びたまま思い出せる、ちょうどよい期間だと考えたからです。
SNS全盛だからこそ手紙の豊かさを感じてほしい
“時”がシンボルである川越を通じて私はたくさんの方々の応援を力に変えてきました。「時越郵便(ゆうびん)」は川越市のキャッチフレーズ「時が人を結ぶまち川越※」になぞらえ、感謝を込めた店名です。
※参考/川越市公式サイト「市のキャッチフレーズ・シンボルマーク」(2012年制定)
SNS全盛だからこそ、時間と労力をかけた唯一無二の手紙が時を超え、それぞれの人生での活力や支えとなるよう格闘家と二足のわらじで挑戦し続けてまいります。
「時越郵便」概要
- 名 称 時越郵便(ときごえゆうびん)
- 場 所 埼玉県川越市幸町2-3 川越ビル2F
- 内 容 手紙のタイムカプセル(税込み2,420円)
手紙のオリジナルギフト(税込み1,980円)
主人へのおたより(税込み2,420円) - 営業時間 10時30分~18時(最終受付17時)
- 定 休 日 木曜日
- アクセス 西武線本川越駅徒歩10分、JR川越駅徒歩20分
- お問合せ 049-230-0126
- 公式URL https://tokigoe-yubin.studio.site/
- インスタ https://www.instagram.com/tokigoe_yubin/
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