CARROZZAレンタカーがスマホなどに導入可能なAIによる通訳等接客補助ツールを開発。フランチャイズ店舗や観光施設などへの展開を目指す。
コロナ明けの観光・インバウンド需要の増大に伴い、効率的に通訳や観光案内ができるシステムをAIで構築。
観光やインバウンドに強いCARROZZAレンタカーが、最新のAIを駆使した通訳と接客補助、観光案内など様々な顧客対応を行うツールを開発。自社サービスのみならず全国各地の観光情報を学習することで、効率的な接客をサポート。
神奈川県三浦市でスタートした観光・インバウンドに強みを持つCARROZZAレンタカーは、コロナ後の観光客増大に対応するため、最新のAIを利用し観光情報や通訳機能を学習させたツールを自社開発しました。このツールは、自社のフランチャイズ店舗のみならず、全国の公的機関や観光案内所、公共交通機関、店舗など様々な場所へ今夏以降順次展開していく予定です。
このツールはAndroid OS、iOS(iPhoneやiPad)、MacOS、Windowsなど幅広いプラットフォームに対応しており、令和6年6月時点で主要10ヵ国語以上に対応しています。各言語での音声認識と音声案内が可能で、各地の観光情報からサービスの案内まで、特にインバウンド接客において強力なツールとなります。様々なデバイスにインストールして稼働させることができ、操作の簡便さを重視するためフロントエンドの設計はそのままに、学習データや稼働する大規模LLMは随時更新可能です。また、導入施設ごとの料金案内などの個別学習データの作成にも対応します。
成長を続ける観光業において、深刻化する人手不足による機会損失を避けるため、既存のリソースを活かし、スタッフの増員が難しくても接客対応がスムーズに行えるようにすることが狙いです。特に地方においてビジネスチャンスを逃さないようサポートします。
また、汎用性の高いAIシステムであるため、どのような機能を盛り込んで問題解決を行うかが非常に重要です。CARROZZAレンタカーでは、様々な利用者からの実装してほしい機能の意見や、協業の提案などを幅広く募集しています。
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