【新刊】『自閉スペクトラム症 マイペースなきみに家族はすったもんだ』のお知らせ!

中央法規出版株式会社

2022.10.20 17:13

中央法規出版株式会社(所在地:東京都台東区台東3-29-1)は、2022年11月10日に、自閉症のある人と家族のほっこりエピソードでつづる『自閉スペクトラム症 マイペースなきみに家族はすったもんだ』を発行いたします。

【本書の概要】

本書は、全国手をつなぐ育成会連合会発行の月刊誌『手をつなぐ』より「毎日すったもんだ」の連載を単行本化したものです。マイペースで独自の世界をもつ知的・発達障害のある人とその家族の、大変だけれども楽しく生き生きとした日常エピソードを、4コマまんがでほのぼのと描きます。

●本書の試し読みはこちらから!

各エピソードには、井上雅彦氏(鳥取大学教授)が知的・発達障害のある人の世界につながるヒントをわかりやすく解説します。「なぜこんな行動をするの?」「ときどきパニックになるのはどうして?」「どんなサポートをすればいいの?」……など、その行動の理由やさまざまな対応のヒントがまとめられています。


「共生社会」「インクルーシブ」ということばが取り上げられるようになって久しいですが、まだまだ障害のある人への理解がすすんでいるとはいえない現状です。では、なぜ進んでいないのか?――それは、わたしたちの日常生活で障害のある人と触れ合う機会が少ないこと、そのために相手のことを知る機会がないことなどが理由にあげられます。


今回、知的・発達障害のある人と家族の日常を、大人だけでなく子どもにも読みやすい4コマまんがにまとめました。本書に登場するのは、ボンくん、ちーくん、まさちゃん、ヤマちゃん、ショウタさん、ひろくんなど10の家族の、“大変だけれど、くすっと笑える”34のエピソード。それぞれには、知的・発達障害の特性やその子のもつ豊かな世界観や強み、家族や周囲のサポートようすなど日々の暮らしがいきいきと描かれています。ぜひその豊かな世界にふれてみてください。

◎知的・発達障害のある人の世界を知ることができます
◎知的・発達障害のある人の日々の生活にふれることができます
◎子育ての楽しさ・大変さを共感できます

 

【書籍概要】


書 名:「自閉スペクトラム症 マイペースなきみに家族はすったもんだ」
監 修:井上雅彦(鳥取大学教授)
編 集:全国手をつなぐ育成会連合会
イラスト:マリマリマーチ
仕 様:A5判、104ページ予定・オールカラー
定 価:1,430円(税込)
発 行:2022年11月
ISBN:978-4-8058-8785-1

 

【著者関係のご紹介】


監修:井上雅彦 
鳥取大学大学院医学系研究科臨床心理学講座教授。医学博士、臨床心理士、専門行動療法士、公認心理師。自閉症をはじめ、発達に遅れや偏りがある子どもの教育や心理学的支援、保護者を対象とした家庭療育支援、きょうだい支援、学校・地域支援など実践的に研究している。

井上研究室ホームページ https://www.masahiko-inoue.com/


編集:全国手をつなぐ育成会連合会
知的・発達障害のある人とその家族でつくる団体(1951年創設)。おもに知的・発達障害のある人の権利擁護および政策提言に取り組むとともに、機関誌『手をつなぐ』(月刊)をはじめとする発行物やウェブ媒体、各種セミナーなどを通じて、会員向けの情報提供に取り組む。また、政府の検討会等に参加し、全国の都道府県・市町村にある育成会組織からの意見をもとに当事者の立場から提言を行う。

ホームページ http://zen-iku.jp


イラストレーター:マリマリマーチ
立教大学文学部日本文学科、武蔵野美術大学基礎デザイン学科卒業。2016年より『手をつなぐ』(月刊)にて『自閉症のあるわが子のこだわり日記「毎日すったもんだ」』のマンガを担当。絵本作品に『ジャミちゃん』(シロクマ社)、『かっぱちゃんとこおにちゃんとおばけちゃん』(教育画劇)、『すぐそばにある。働きすぎのパパのおはなし』(文・いちかわえびぞう/原案・レイカとカンゲン/KADOKAWA)など。日本児童出版美術家連盟会員。

ホームページ http://www.mari2march.com

 

【目次】

はじめに
自閉スペクトラム症の特徴と理解
すったもんだの日々
主な登場人物
1 学校(全6話)
2 施設・病院(全5話)
3 外出・行事(全10話)
4 家・日常生活(13話)
―4つのコラム

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