大人のひきこもりをサポートするボードゲーム“あすイチ”! クラウドファンディングSTART
日本に150万人いる彼ら彼女らそして、その家族。 彼らを孤立させないために、あなたにできることをこのゲームで知ってもらいたい!
「誰でもできるひきこもりのサポートがわかる」「親亡きあともひきこもりが生きていくための準備がわかる」ひきこもりサポートゲーム“あすイチ”
日本に150万人いる彼ら彼女らそして、その家族。
彼らを孤立させないために、あなたにできることをこのゲームで知ってもらいたい!
50歳のひきこもる息子を抱える80歳のお母さんの相談を受けた時のお母さんの言葉
「私が死んだら、息子も死ぬと言っている。それでいいと思ってる」
この言葉に衝撃を受けました。
。
社会復帰していくひきこもりを生み出しながらも、この言葉がずっとひっかかっていました。
親が子どもの生きる道を閉ざすなんて・・・
でも、それぐらい深く重く、なかなか解決しない問題。
この問題をどうやったら解決できるのか?私たちは考え続けました。
ひきこもりの親御さんたちは、日々に疲れ切っている。
あきらめの気持ちと、誰か助けてくれないかと微かな期待の気持ち・・・
高齢の親と50代のひきこもる子。そこには貧困、健康問題、孤立、共倒れなど様々な問題が潜むため
ご家族はもちろん、私たちだけでは解決できない。
多くの人の支援が必要だ!
専門家だけでなく、地域の人も、他のジャンルの支援者も、ひきこもりを抱える家族を取り巻く多くの人たちの関わりを得ることだ。
そこで、ご家族はもちろん、誰でもできるひきこもりへの支援がわかるツールとして、このボードゲームを企画しました。
◆試作品制作に至るまで
そもそもこのゲームは、ゲームを作ろうと思って企画したわけではありません。
高齢者の親がひきこもりの子を残して逝く、その不安を解消したいと当初はエンディングノートを企画していました。けれど、エンディングノートを調べていくにつれて、当事者の親が取り組むことの難しさを感じました。
楽しく、難しくなく、自分を責められていると感じないで取り組めるには、どうしたらいいのか・・・
そこで、ゲーム形式にチャレンジしました。
もちろん、ボードゲームを制作するのは初めてです。ルール作り、デザイン、すべてスタッフと模索しながら、1年かけて試作品を作り上げました。
◆ひきこもりサポートゲーム“あすイチ”の特徴
*スタートからゴールまでを3年間に見立て、その中で取り組むことをマス目に掲載している。
1年目:支援機関や福祉サービスなどとつながる
2年目:地域コミュニティとつながる
3年目:生活スキルを身につける
*各マス目に記載している内容は、当NPOが実際に当事者やその家族から見聞きしたことや、
改善につながったアプローチ方法などを記載している。
*マス目の内容が改善に効果的なものは、ポイントも多く付与される。
*マス目の中には、プレイヤー同士で挨拶をしたり、ストレッチをするなど、
プレイヤー同士のコミュニケーションを図る内容も取り入れている。
*ゲーム終了後に獲得ポイントや獲得金額などを記載するシートには、
ひきこもりチェック項目を掲載し、「楽しかった」だけでは終わらない設計をしている。
*8050問題の解決のためのゲームのため、高齢者でも楽しめるものである。
ゲームの名前である「あすイチ」は“明日への一歩をゲームから始める”というメッセージを込めています。
◆体験した人の声
実際に高齢者の方や、小中学生のお子さんとお母さん、税理士、社会保険労務士の方、もちろんひきこもっていた経験のある人にもこのゲームのデモ体験をしてもらいました。
中学2年生:
とってもおもしろくて、興味深くて、役に立つゲームでした。
友達ともやってみたいです。お金の勉強にもなった!
小学1年生:
すごく楽しかったです。いろんなマスで止まっても楽しかったです。
高齢者のみなさん:
助け合わないかんわ(助け合わなきゃダメだね)
楽しかった!
うちは、お金はないけどポイントがあるで助かった。
税理士、社労士のみなさん:
マス目の意味を教えてもらって、ひきこもりの支援がわかった。
このゲーム、いろいろ使えそう。
ひきこもり経験者:
(マス目に)書いてあることが、「あるある」で親に知ってもらいたいと思った。
◆なぜクラウドファンディング?
このひきこもりサポートゲーム“あすイチ”は、試作品がすでにできています。そして、実際に高齢者の方たちに体験もしてもらっています。
「だったら、いいんじゃない?」と思うかもしれません。
私たちが試作品を使って体験会をしても、せいぜい1回につき10人程度・・・
私たちの手の届く範囲では足りないのです。ひきこもりは全国に150万人いるのです。
もっと、多くの人にこのゲームを知ってもらって、誰にでもできるひきこもりのサポートがあることを知ってほしいのです。
そして、ひきこもりを抱えたご家族に解決の方法があることを知ってほしいのです。
全国にあるひきこもり支援の窓口に使ってほしい。
高齢者の福祉に関わる人に使ってほしい。
成年後見制度や障害年金など、ひきこもりが関わる制度に携わる人に使ってほしい。
自治体の職員さんに、多層な困難を抱えた人たちへのサポートを知る教材として使ってほしい。
「大人のひきこもり」は困った問題と知りながらも、実際に自分の生活に関わりがないと取り組むことはありません。その実態も知ることもありません。
けれど、日本に150万人いる彼ら彼女らそして、その家族。彼らを孤立させないために、あなたにできることをこのゲームで知ってもらいたい!
このひきこもりサポートゲーム“あすイチ”をより多くの人に届けるために、ご支援をお願いします!
- 理念:「生きててよかった」と思える時を創りだす
- 2016年 設立
- 2018年 輝く女性ソーシャルビジネスプランコンテスト愛知2018 愛知県知事賞 受賞
- これまでに100人以上のひきこもりが社会復帰
- 親塾ポラリス/ひきこもり解決講座 等開催
- オンラインおしごと相談、おしごと体験会 等実施
林 日奈(はやし ひな)*NPO法人社会復帰支援アウトリーチ 代表理事*
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