■概要

　株式会社ケイワークス（本社：愛知県豊橋市、代表取締役：黒田 功）は、2024年5月30日（木）からインテックス大阪で開催される「防犯防災総合展2024」において、能登地震被災地のボランティアベースキャンプ地である珠洲市鉢ケ崎オートキャンプ場で稼働中のトレーラータイプのキャンピングカー「トレイルワークス」を出展いたします。

　まず初めに、令和6年能登半島地震により亡くなられた方々に謹んでお悔やみ申し上げますとともに、被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。

　能登半島で発生した大規模な地震から数ヶ月が経過した現在も、多くの被災者が困難な状況に直面しています。ケイワークスは、被災地の支援の一環としてトレーラータイプのキャンピングカー「トレイルワークス」を珠洲市に配備しました。このトレーラーは、公益社団法人日本医療ソーシャルワーカー協会（JASWHS）の支援活動において、宿泊施設や打合せ場所として活用されています。 

■出展車両について

　「トレイルワークス」は、レジャー目的で設計されていますが、災害時には被災者の宿泊スペースや、ボランティア活動スタッフの宿泊施設、打ち合わせスペースとしても機能します。移動可能なこのトレーラーにはリチウムイオンバッテリーシステムが搭載されており、けん引ヘッド車両による走行充電、ソーラーパネル、外部電源の3系統でバッテリーを充電できるオフグリッド型の可動車輌です。さらに、AC100V電源をアウトプットできるPHEVの車両をヘッド車両にセットすることで、電気の供給がほぼ確保され、発電機による給電も可能です。これにより、家庭用エアコンを稼働させることができ、季節や天候に関係なく、一般住宅やオフィスと同じような快適な環境を提供できます。

■災害支援への取り組み

　東日本大震災に続き、能登地震の発生を通じて、日本が災害大国であることが再認識されました。私たちの生活の安心・安全を確保するために、キャンピングカーやトレーラーの必要性が認識されています。今後の普及により、各自治体や民間団体がキャンピングカーを活用した連携支援の可能性が広がることでしょう。

　私たちケイワークスは、トレイルワークスが少しでも被災者の生活の支えとなり、安心して過ごせる場所を提供できることを心から願っています。この製品を通じて直接的な支援を行うことは、私たちにとって単なる事業ではなく、社会への責任と使命を果たすことを意味します。今回の支援を皮切りに、継続的な支援体制を整え、被災地の一日も早い復興に向けて全力を尽くしてまいります。ケイワークスは、「楽しむ、ワークする、もしもの備えに」のコンセプトのもと、災害時の支援活動への取り組みを強化していきます。

被災地の一日も早い復興を心からお祈り申し上げます。

■出展概要

イベント名：             防犯防災総合展2024
会期：     2024年5月30日(木)・31日(金) 10:00〜17:00
会場：     インテックス大阪　〒559-0034 大阪市住之江区南港北1-5-102
URL：     https://www.bohanbosai.jp/

■株式会社ケイワークスについて

愛知県豊橋市に根差し、キャンピングカーメーカーとして活動するケイワークスは、バイクレース活動に情熱を注いでいた代表・黒田のビジョンから生まれました。彼のバイクをワンボックスカーに積載してのレース体験から、人々を乗せて楽しむキャンピングカーの可能性を見出し、創業に至りました。私たちは、三河地方の熟練職人による丁寧で上質な木工家具をはじめとする内装を特徴とし、ハイクオリティなキャンピングカーの製造に情熱を注いでいます。

独自開発したオフグリッドシステムを全車に標準搭載し、自由で快適なキャンピングライフを実現。このシステムにより、自然の中でも都市部でも、快適な生活空間を提供しています。また、日本の道路事情に最適化された国産オリジナルトレーラー「トレイルワークス」の開発にも力を入れており、狭い道やコンパクトな駐車スペースでも扱いやすい設計が特長です。さらに、リモートワークや業務効率の改善を目指した移動オフィスカーの開発にも取り組んでいます。これにより、場所を選ばずに効率的な仕事環境を提供し、ビジネスの可能性を広げています。

また、日本が直面する災害のリスクに対応するため、災害対策車の開発にも力を注ぎ、緊急時の移動や避難生活をサポートする製品を提供しています。私たちケイワークスは、キャンピングカーを通じて新しいライフスタイルを提案し、お客様の多様なニーズに応える製品とサービスを提供し続けることで、業界のリーダーとしての地位を確立し、シェアを拡大しています。

Web：http://kworks-aurora.com/