PressWalker 株式会社小宮商店人と人・文化によって生まれるお酒、ただ飲むのではなくストーリーや想いも楽しむがコンセプトの「こみや酒店」がリニューアル２周年

人と人・文化によって生まれるお酒、ただ飲むのではなくストーリーや想いも楽しむがコンセプトの「こみや酒店」がリニューアル２周年

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お酒のセレクトショップである、こみや酒店（本社：埼玉県川口市、代表取締役社長：小宮秀樹）は、2024年05月20日を持ちまして２周年を迎えることになりました。2022年5月20日のフルリニューアルオープンはいわゆる店舗改装というだけではなく、今までの薄利多売のよくある”安売りの酒屋”スタイルではなく”お酒のセレクトショップ”として、お店のイメージ・顧客全てをリセットするようなものとなりました。これには、次期5代目の小宮和樹（26）の以下のような思いが込められています。

こみや酒店・外観

＜薄利多売からの脱却と造り手の想いを伝えたいという熱意＞

こみや酒店の創業は1907年、お米を専業にした町の商店でした。そして3代目の時に酒販免許を取得して、しばらくはお米とお酒の2本柱で商売をしていました。しかし販売免許の緩和によりスーパーマーケットやディスカウントショップでも扱うようになり、この２本柱の商売は価格勝負の世界に突入することとなり、弊社もお酒のディスカウント店を展開していく業態に変化していきました。

その中で閉塞感を感じ、リアル店舗を持つお店としての個性を出したいと思うようになり、リニューアルを目指すことに。目指したのは味だけではないストーリーの部分まで伝える酒屋でした。

この思いに至ったのは、大学生の時に実際に現地を訪ねて伺って教えていただいた造り手さんの想い。ふとそれを思い出したとき「造っている人がどのようなことを消費者に伝えてほしいのか」「どういう想いで一本のお酒を造っているのか」これを、造り手さんと話し、感覚として体に取り込み、現地で得た生の情報を伝えて売るということが魅力になると思い、それが出来るお店を作ろうと考えました。

＜目指したのは酒屋らしくない酒屋＞

　その為にまず、お酒とフレンドリーに接してもらえる「入りやすい」「堅くない」「カジュアル」といった雰囲気を大切に、「THE酒屋」という雰囲気はできるだけ出さない、私と同世代の20代～30代のお客様が立ち寄ってみたくなる酒屋を目指した店舗デザインにしました。

取り扱いのラインナップも、こみや酒店としての個性を大事にしたいので、セレクトするアイテムにもとても気を遣っています。わざわざこみや酒店に買いに行く必要があるアイテム、我々が自信をもって1時間くらいでも魅力を話せるアイテムを取り揃えています。

＜リニューアルに対する周囲の反応＞

リニューアルオープンしたての頃にお越しになられたお客様で、「経営者って変わられたのですか？」と言われたことがありました。それくらいイメージをひっくり返せたと思います。ご来店下さるお客様も単純に値段で選ぶのではなく、しっかりとオススメを聞いてお酒選びを楽しむ方が増えました。最近20歳になりましたという方も、気になってご来店いただけたりしますので、私の思いが伝わったようでうれしい限りです。

ただ嬉しい反面お客さまの期待も大きいと感じておりますので、幅広いお酒のジャンルに対して広く深く突き詰めていくことや、サービスの改善など努力の重要性を日々感じながら、目の前の課題を一歩ずつ一生懸命にやっていきたいと思っています。

＜リニューアル2周年を迎えての、今後の活動について＞

周年で提供するお酒の一部

日々支えていただけている皆様のおかげもあり、この度２０２４年５月２０日をもちましてリニューアル２周年を迎えることができました。２周年のイベントとして、通常の角打ちでは出さない特別なアイテムを楽しめるメニューや、オリジナル日本酒など、日ごろの感謝を込めて５月１８日より展開いたします。

詳細はこちら（※こみや酒店WEBページ）

イベント後も「セレクトショップ」としてお酒に限らず酒屋の枠を超えた提案をしていけたらと考えています。現状でもウィスキーの樽を用いたヘッドフォンの展示など、まず酒屋では見かけないものでも、お酒と繋がりのあるストーリー性のある驚きのある、個性のあるものを、お客様に提案できる店舗にしていきたいと考えています。もちろん私だけではなく、様々な個性を持ったスタッフの意見が合わさって今のラインナップができていますので、これからもみんなでお店を創造できたら面白いと思っています。

＜小宮和樹について＞

小宮和樹