寺田健吾が「LGBTの方に向けた転職サービス」の事業展開を発表しました

株式会社Liberty

2024.05.17 11:00

Webマーケティングやライティング事業を展開する株式会社Liberty(以下、Liberty)は5月17日、LGBTの方を対象とした転職サービスへ事業展開計画を発表しました。代表である寺田健吾自身の経験を活かし、「自分らしく働ける職場探し」をお手伝いいたします。

◆LGBTの働く環境について

近年、LGBTに対する社会の認知度は高まりつつあります。多様性やダイバーシティがメディアで取り上げられる機会も多く、国内でも「13人に1人」がLGBTであると言われる時代です。

しかし、LGBTに対する受け止め方には個人差が大きく、理解できるまでに時間が必要な方もいます。また、LGBTの方を受容できる社内体制が整っている企業は未だ多くありません。結婚祝い金や休暇、家賃補助などの福利厚生制度はLGBTが利用しにくい体制の企業が大多数であるのが現状です。

そのような環境下でLGBTの方が勤務するとなるとプライベートな話をしづらく、自分を偽りながら過ごす時間が長くなります。その結果、心に大きな負担がかかって止む無く休職、退職を選ぶ方もいらっしゃいます。

代表である寺田は「このような状態では、LGBTの方が持っている能力を十分に発揮することができない」と考え、LGBTの方がありのままの自分で働ける職場探しをサポートする転職サービスを計画するに至りました。

◆寺田健吾が経験したこと、そして想い

私自身、学生時代やIT系商社の会社員時代は自分がLGBTであることをすべてを隠して生きてきました。その結果、上司から異性と結婚をする前提で話を振られたり、「結婚をしていないヤツはこうだ」と思わぬレッテルを貼られてしまったり、同僚など周りの恋愛に関する話題について行けず辛い思いをしたりした経験があります。

カミングアウトできないことに苦しみながら、ひたすら耐える毎日でした。「自分は社会不適合者なのでは」と思ったことも数えきれません。

現在、LGBTの方は国内に大勢いらっしゃると思うのですが、以前の私と同じようにオープンにしていない方の割合が多いように感じています。そのため、常に付きまとうのが「自分だけが周りと違う」という孤独感です。

起業してからはLGBTであることをすべてオープンに発信してきたのですが、LGBTの方から私の抱えていた悩みと同じような相談を毎日のようにいただいています。

そんなお悩みを解消し、ありのままの自分でいられる環境、自分のことを理解して大切にしてもらえる職場に出会ってもらいたいという想いから、今回転職サービスへの展開を計画しました。

現在、支援実績が豊富な人材サービス会社とのやり取りを含め、様々な角度からサポートの形を検討しております。働き方の多様化を目指し、LGBTの方がより自分らしい働き方を見つけられるよう取り組みを進めてまいります。

 

◆寺田健吾について

起業家、文筆家。大学在学中に小説を出版し、渋谷スクランブル交差点にある「大盛堂書店」に並び初版完売。IT系商社に就職し、2018年に独立。2019年5月に株式会社Libertyを起ち上げた。

また、LGBTという自身の特性を活かしたブログや小説の執筆などもおこなっている。メルマガの読者は現時点で2万人を超える。

株式会社Liberty公式HP:https://liberty-tokyo.co.jp/

寺田健吾 取材記事:https://huntercity.org/%e5%af%ba%e7%94%b0%e5%81%a5%e5%90%be/

寺田健吾 取材動画:https://youtu.be/hXauUC6d8iE?si=X3BzzASsDd48IOKu

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