「これからの1000年を紡ぐ企業認定」 社会・地域貢献部門にて第2期認定企業として認定 有限会社画箋堂
有限会社画箋堂(本社:京都市下京区、代表取締役: 山本 修三)は京都市産業観光局が募集する「これからの1000年を紡ぐ企業認定 社会・地域貢献部門」 第2期認定企業として認定を受けました。
「これからの1000年を紡ぐ企業認定」制度では2015年からこれまで7回の審査会が実施され、社会的課題の解決に寄与する34の企業が認定されています。
2023年度からは、社会全体でSDGs達成に向けた機運が高まる中、日々の事業活動等を通じて社会的課題の解決やSDGsの推進等に取り組む企業のサポートや、ソーシャル・イノベーションの裾野を拡げることを目的に、「社会・地域貢献部門」が新設され5月8日京都市役所にて認定式がございました。
画箋堂は「京都からアートへつながり、毎日をちょっと愉しく」をビジョンに掲げアートで社会的課題を解決する活動を実施しています。
■文化の継承・発展
アート制作で使用されている画材に着目し未来のつくり手につないでいくことを目的に「画材図録」をHP内に作成。日本画で使われる「麻紙」「胡粉」木版画で使われる「ばれん」など様々な画材の制作現場を取材し、画材の制作工程やつくり手の想いを伝えるコンテンツです。
画材図録ホームページ
このコンテンツは京都女子大学生活デザイン研究所との連携によりGoogle Arts & Culture でも一部公開されています。
胡粉:https://artsandculture.google.com/story/1gVxdULy3vvoLw?hl=ja
ばれん:https://artsandculture.google.com/story/7wWRpOzp7QciLw?hl=ja
■地域への参画
京都を中心として2018年から開催しているアートフェスティバル。若手作家、学生作家の活動を応援するとともに、アートをより身近に感じるきっかけを作ることを目的として開催しています。
美術大学生の運営メンバーに据え企画・運営をサポートしています
今年度はより地域との連携をとるために京都市内の商店街での開催を模索しています。
※HP、フライヤーは昨年のものです。
BORDER!ホームページ
■地産地消、廃棄物の再利用
絵画を保持するための「額装マット紙」の端材をアップサイクルしたルームフレグランスを商品化。
アロマディフューザーのリード部分に日本の伝統文様をイメージしたデザインにアップサイクルしています。
アロマの香りには「金木犀」「黒文字」「菫」3種類の京都産精油ブレンドの香料を使用。金木犀には京都産柚子オイル、黒文字には京都産黒文字オイル、菫には京都産北山杉オイルの香りがブレンドされています。
アロマポットには京焼・清水焼のオリジナル容器を採用しています。
artmeホームページ
https://shop.gwasendo.com/?mode=f15
■社会課題の解決
『VUCA時代』と言われる世の中の変化を予測しにくく先行き不透明なことが社会課題となっています。
その社会課題を打破するためにアートが着目されています。
「アート思考」や「STEAM教育」がビジネス書や教育論で語られている一方、学校教育でのアート分野の授業時間は少なくなっています。学校の外でアートに気軽に触れて創造性をはぐくむ場所を提供する必要があると考え、オンラインアートスクール「こがも美術」を2024年1月よりスタートしています。
こがも美術は「上手い」「下手」や「正解」に縛られず、自由気ままに表現する子どもの感覚を、大人になってもずっと持ち続けられるように。眠っている可能性を解放し、違いを楽しみ、想いを伝える力をアートを通して育んでほしいという想いを込めています。
「こがも美術」はプロ仕様の本格的なオリジナル画材や本物のプロアーティストがプロデュース・講師を担うこと、子どもの持つ興味関心を刺激するレッスン内容、他者との対話を基にしてアートを鑑賞する「対話型鑑賞」を取り入れたレッスンなど、通常のアートスクールとはひと味違ったカリキュラムになっています。
こがも美術ホームページ
■会社概要
有限会社画箋堂
画材・額縁の専門店画箋堂は美術の都として栄えた京都にて大正2年に創業し、以来100年余りお客様の「つくる」 を支えてきました。作品づくりの素材や道具を売るだけではなく、表現活動を支える「学ぶ」「つくる」「見せる」全てのプロセスに必要なサービスに対応しています。
代表取締役:山本 修三
所在地 :京都市下京区河原町通五条上る西橋詰町752
事業内容 :画材販売/額縁製造と販売/絵画教室運営/アーティスト活動の支援/画材製造のアーカイブ事業
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