寺田健吾が新作『どこにも行けない』リリース。男子大学生×LGBTの恋愛を儚く描く。

株式会社Liberty

2024.04.22 13:00

Webマーケティングやライティング事業を展開する株式会社Libertyは、2024年4月20日に恋愛小説『どこにも行けない』の増補改訂版を発売しました。 『祈りのゆくえ』『あの人の笑い声(改)』につづく本作では、男子大学生同士の歯痒く切ない恋愛を描いています。

紙書籍版:980円

Kindle版(電子書籍):500円

著者:寺田健吾

◆恋愛小説『どこにも行けない』のあらすじ

物語は主人公の野原拓斗が深い絆で結ばれた恋人・涼介との失恋から始まる。

「もう好きじゃないから、ごめんね」というおそらく最後になるであろうLINEを通知で確認するだけで、まだ既読を付けられない。深夜2時。明日も午前中から大学の講義があるというのに、動悸がおさまらなくて眠りにもつけない。このまま家を飛び出したとしてもきっとどこにも行けない。ここら辺は夜中になるとたいした街灯すらなく、どこに行ったらいいかもよく分からないのだ。ー

好きな人の消失。恋人の不在。「ありふれた恋」をテーマに、交差する想いと届かない声を描く。

「切なくて苦しい中にもわずかな光はあるー」そんな希望を感じさせる深い愛情の物語。

 

◆寺田健吾からのメッセージ

『どこにも行けない』は、自らの実体験をもとに作った作品です。ゲイ同士のありふれた恋愛ではあるものの、それぞれの浮気や葛藤が絡み合いリアルで切ない物語となりました。

私はあまりハッピーエンドを好みません。なぜなら現実は悲しいことの方が多いし、切ないことばかりだから。

それでも僕らは生きていかなきゃいけないし、誰かを好きになったりもする。悲しいことの中にも、苦しいことの中にもわずかな光がある。

その光のために生きていると僕は思っています。そんなかすかな光を、本作を通して感じていただけたら嬉しいです。

 

◆著者について

【寺田 健吾(てらだ・けんご)】

学生時代に小説を出版し、渋谷スクランブル交差点の「大盛堂書店」にて初版完売。その後IT系商社を経て2018年に独立、2019年5月に株式会社Libertyを創業した。

Webマーケティングの支援やコピーライティング支援、オンラインスクールの運営など多岐にわたる事業を展開している。

その他、ビッグサイズの男性向けファッションブランド「LoveLoose/ラブルース」の運営、自身がゲイであることを公表していることから、LGBT向けお悩み相談サービスを創設するなど活躍の場を広げている。

・株式会社Liberty公式HP:https://liberty-tokyo.co.jp/

・寺田健吾(てらけん)取材記事:https://huntercity.org/%e5%af%ba%e7%94%b0%e5%81%a5%e5%90%be/

・寺田健吾(てらけん)取材動画:https://youtu.be/hXauUC6d8iE?si=X3BzzASsDd48IOKu

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