子どもの頃から聴覚障がいについての正しい理解へつなげる全国の小学校へオモロイ福祉教材を届けたい!

一般社団法人手話エンターテイメント発信団oioi

2024.04.18 10:53

きこえない人が困りがちな場面を楽しく探すアニメーション動画の制作 4月18日(木)クラウドファンディング開始!

大阪から全国へ!アホなことでオモロく手話を広める活動を行う手話エンターテイメント発信団oioi(本部:大阪府大阪市北区南森町2-2-7-1103/代表:岡﨑伸彦)は この度、「子どもたちが思わず本気になってきこえない人の困りごとを見つけたくなる映像教材を作り、無償で全国の小学校へ届けたい!」と言うプロジェクトをスタートさせ、それに合わせて、その映像教材制作のための費用を 集めるためのクラウドファンディングに挑戦することになりました。『きこえない』ことは、実際に体験体感をすることが難しく、従来の福祉教育だけではきこえない人への正しい理解に繋がらないこともありました。間違った認識や 偏見がお互いの違いを理解する上でのバリアにもなりかねません。そこで、子どもの頃から聴覚障がいについて自ら考える機会を作り、きこえる子どもたちの多様性の理解促進と同時に、きこえない子どもたちの自己理解にもつなげる教材の制作が必要だと言う思いに行きついたのです。また、学校の先生方が使用できる専用カリキュラムも作成し、事前準備の必要なく、すぐに子どもたちに指導できる体制をサポートしていきたいと思います。こうした我々の 挑戦をご支援いただければ幸いです。

【クラウドファンディング詳細 】

「思わず本気になる教材を作りたい!
 ~きこえない人が困ることなんなん?~」


スケジュール
2024年4月18日(木)~5月31日(金) クラウドファンディング実施
2025年1月~3月 映像完成・リターン送付予定
目標金額:200万円
URL:https://congrant.com/project/oioishuwa/10936

【映像教材の概要】
・1~2分程度のアニメーション動画×4種類
(空気株式会社制作/『難聴の子を持つ家族会そらいろ』さん考案の【なんちょうなんなん】のデザインを使用)
・学校の授業中などで、きこえない子がどんなことで困っているかを見つけ、対応を考えてもらう内容
・映像はYoutubeなどで誰でも観ることができるるよう、無償公開

 

【どんな福祉教材をつくるのか】

学校教育の現場ですぐ使える、きこえない方への理解を深めるための福祉教材映像として、1~2分のアニメーション動画を4種類作成します。

映像は、1997年設立、福岡県に本社をかまえる『空気株式会社』様に制作を依頼。「絶対にオモシロイモノしか作らない」をモットーに、マクドナルドやコカ・コーラのCM、NHK番組のオープニング、Netflix配信ドラマの制作などを手掛け、カンヌも含めた国内外アワードで250以上の受賞実績を誇られます。

アニメーションデザインは、「難聴の子を持つ家族会そらいろ」様がクラウドファンディングにて資金を募り、第25回文化庁メディア芸術祭‐エンターテイメント部門:審査委員会推薦作品、他11個のアワードを受賞された『なんちょうなんなん』(空気株式会社制作)のデザインを使用いたします。



ポップなデザインで印象に残りやすく、子ども達に楽しみながら耳のきこえない方の困りごとを見つけて、考えを深めてもらえる映像教材をつくります。

映像は、小学校での授業中を舞台にしており、きこえない生徒がきこえない事で困っているシーンをたくさん散りばめ、それをできる限りたくさん見つけてもらいます。その後、グループディスカッションのように、他の子ども達と一緒に、困っていたことは何かを共有し、どうやったらそれが解消したり軽くなるかを考えてもらったりすることで、きこえない方への理解を深めてもらう狙いです。

それと同時に、健聴の子どもたちだけではなく、きこえない子どもたちにも自分が普段困っていても言葉にできなかった想いに気づいてもらい、自己理解を深めてもらう狙いもあります。

映像教材だけではなく、すぐに授業で使ってもらえるように専用カリキュラムも作成し、円滑な授業のアシストをします。

【今回のプロジェクト発足のきっかけ】

<現在の福祉教育の課題>

私たちは小学校を訪問し、2023年度は1万人以上の子供たち、学校関係の方と出会ってきました。そこでお聞きしたお話で、学校で福祉教育を行う上で聴覚障害についての授業はしていない、ということがありました。仮に行っていたとしても、ヘッドホン、耳栓での疑似体験、手話で歌うなどが多いそうです。聴覚障害といってもきこえ方は人それぞれですし、ヘッドホンや耳栓をつけただけでは音が小さく感じるだけで、「明瞭でないきこえ方」や「全くきこえない」という体験ができません。そのため、こうした体験が正しい理解に繋がらないこと、「きこえない人には、大きな声で話せばいい」といった誤解につながっていくのではないかと危機感を覚えました。

こうした現状を知った時に、学校内の聴覚障害理解学習の進め方を変えることで、より多くの子供たちにとっても正しい聴覚障害理解つながるのではないかという思いに至り、今回の取組がスタートしました。

【クライドファンディング 目標金額200万円の使い道】

いただいた資金は以下の通り使用させていただきます。

・映像制作費 1,500,000円
・リターン製作費 160,000円
・郵送代 40,000円
・広告宣伝費 100,000円
・取材費 130,000円
・手数料 70000円

きこえない事は他人事なのか?きこえない人は増えている

平成27年の総務省の人口データで、全人口126,939,000人の内14,280,970人(11.25%)の方が難聴者という統計が出ています。突発性難聴者も年間7万5千人発生しており、近年増加中です。さらに日本は2007年より超高齢社会となり2060年には人口40%を高齢者が占めることになります。高齢性難聴によってきこえなくなる人も増えることは想像に難しくありません。
きこえない人への理解は、聴覚障がい者の為だけでなく、全ての人が生きやすくなることに繋がると私たちは考えています。

大切にしていることは『楽しい!』気持ち

私たちは、『楽しい!』という気持ちを最も大切にしています。知らず知らずのうちに根付いた聴覚障がいへの偏見や心のバリアは、面白い要素なくただ真面目に伝えても溶かすことはできませんでした。『楽しい!』から生まれる肯定的なエネルギー、パワーでバリアクラッシュをしていく。そのために『エンターテイメント』として手話や聴覚障がいのことを伝えています。

また、エンターテイメントには「人の関心を引き付ける力」があります。手話を使ったエンターテイメントでたくさんの人を楽しませることができれば、自然と手話やきこえない人に対する関心が高まり、手話が広まっていくと考えています。

 

プロジェクト実施団体の紹介

一般社団法人 手話エンターテイメント発信団oioi(代表理事 岡﨑伸彦)

2005年に任意団体として発足し、2016年に法人化。
きこえる人ときこえない人の間にある心のバリア(無関心など)を積極的に壊し、お互いが気兼ねなくオモシロがれる社会を目指しています。

プロジェクトリーダー 中川綾二(なかがわりょうじ)

1989年生まれ
鰓弓耳腎症候群による聴覚障害と腎機能障害を持つ。
2013年大阪市立大学(現:大阪公立大学)卒業後、
株式会社NTTドコモに入社。
2019年より一般社団法人手話エンターテイメント発信団oioi理事就任。
2020年「はじまりはありがとう/天道清貴」MV監修・出演
2021年東京パラリンピック2020開会式に出演

きこえないことや、腎臓疾患により運動制限等があったことが原因で
自分に自信が持てず、人とコミュニケーションを取ることが上手くいかないことが多かった。そのことから自己肯定感が低くなり、暗い少年時代を過ごす。
大学時代に手話と手話パフォーマンスに出会ったことをきっかけに人生に変化が訪れる。手話でのコミュニケーションで会話が見て分かるようになることで人との会話が増え、パフォーマンスを実施し、お客様から認められることで、きこえないことを受け入れられるようになった。
パフォーマンスの度に「もっとやりたい」「自分だってできるんだ」というプラスの思考が働くようになり、暗かった少年時代に別れを告げる。

 

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種類
その他

カテゴリ
エンタメ

サブカテゴリ
ライフスタイル

一般社団法人手話エンターテイメント発信団oioi

URL
https://www.oioi-sign.com/
業種区分
財団法人・社団法人・宗教法人
代表者名
岡﨑伸彦
上場区分
未上場