奈良・町家の芸術祭はならぁと2022 「地球に優しいエコロジカルな芸術祭」開催 

奈良・町家の芸術祭はならぁと実行委員会

2022.10.04 16:56

今年の『はならぁと こあ』である天理エリアは、実験的な現代芸術の展覧会を開催する本芸術祭のメイ ンエリア。地域性を再考察することで現代日本の課題を読み解き、未来に向けて、新しい価値を提案・発 信します。

今年の『はならぁと こあ』である天理エリアは、実験的な現代芸術の展覧会を開催する本芸術祭のメインエリア。地域性を再考察することで現代日本の課題を読み解き、未来に向けて、新しい価値を提案・発信します。2020 年、2021 年、2022 年は、内田千恵がキュレーターを務めます。

 テーマは、過去二年に続き、現代美術の視点から環境問題に我々がどのように向き合い、考え、選び、行動すべきかに焦点を当てています。

 奈良県は、日本建国の地として知られ、歴史的情緒あふれる古い町並みが残っています。現在も多くのまちづくり団体等が歴史的建造物や文化保存に力を入れ活動しています。環境問題の根本としてはならぁとの理念とする「古いものを大切に保存し継承する」これこそが今一番必要なものではないでしょうか。

 また、まちづくり団体が自らコーディネーターとなり展覧会を開催する『はならぁと さてらいと』としては、2年ぶりに橿原・今井で開催致します。

 

はならぁとこあ 天理エリア

ゲストキュレーターが参画し、実験的な現代芸術の展覧会を開催する本芸術祭のメインエリア。地域性を再考察することで現代日本の課題を読み解き、未来に向けて、新しい価値を提案・発信します。2020年、2021年、2022年は、内田千恵がキュレーターを勤めます。

開催期間:2022年10月21日(金)〜2022年11月7日(月)
休み:火曜日 水曜日 木曜日 ※ただし、10月26日(水)、11月3日(木・祝)は開催
時間:10:00 - 17:00
会場:天理本通り商店街の元商店・空き家
インフォメーション:Art-Space TARN 〒632-0016 奈良県天理市川原城町326-1
入場料:大人 1000円、学生 500円(高校生以上学生証をお持ちの方)中学生以下・障がい者手帳をお持ちの方及び同伴の方1名無料)
◎入場料を1枚につき、サステナブル講座が1講座(500円)無料、はならぁとCINEMAが半額(500円)で観覧できます
https://hanarart.jp/2022/tenri.html 

 

①現代美術の展覧会

「やがて、その芽は花となる」

商店街に点在する元店舗や空き町家に日本人4 名、オーストラリア人1 名の現代美術作家5 組の展覧
会を開催します。環境問題をテーマに人間と自然との関わりを探求し、土を耕し、種を蒔き、花が咲くまでの3年間の軌跡をコンセプトにした集大成となる展覧会です。


キュレーター:内田千恵
コーディネート:たかはしなつき
(一般社団法人はなまる)
アーティスト:奈良田晃治、 ユージン・ソレール、岩谷雪子、 葭村太一、 赤松加奈

 

出展作家

赤松加奈 Kana Akamatsu | 作品名「今から、生まれる。」

1990年生まれ、奈良県在住。2015年 京都造形芸術大学大学院 芸術表現専攻 修了。群馬青年ビエンナーレ2019大賞受賞。結婚し農業をする傍ら絵を描き、また、高校やフリースクールなどで子どもたちと絵を通して交流をしてきた。農業風景の中にある生と死、そしておおらかで切実な周囲の人々の姿を描いている。

岩谷雪子 Yukiko Iwatani | 作品名「薬草たちの囁き -Whispers of Medicinal Plants-」

1958 年札幌市生まれ、高知市在住。武蔵野美術大学日本画科卒業。植物による立体、映像、インスタレーション等の作品を制作。彼ら( 植物) から感じたものをできるだけ損なわぬよう気をつけながら、彼らの魅力的な姿をアートとして再構成し、私達の周りに実は存在しているたくさんの生命の声を聴く、或は彼らを感じるための場を作っている。

奈良田晃治 Koji Narada | 作品名「火の記憶」

1982 年大阪生まれ。2006 年大阪芸術大学を卒業。2009 年より現在まで関西を中心に絵画作品の発表を続けている。旅先の風景や古い写真に写る人々をモチーフにして、画面上における地と図の関係や、グレージング技法によって生まれる偶然性を利用した作品を制作してきた。2019 年より日韓藝術通信実行委員会代表。

葭村太一 Taichi Yoshimura | 作品名「Daddy's Revival」

1986 年兵庫県生まれ。日常に溶け込んでしまった“痕跡” に焦点を当て、その奥に存在するであろう目には見えない不確かな部分から作品を制作している。忘却し消えゆくものの時間を保存し、時間感覚の本質を問いかける。

ユージン・ソレール Eugene Soler | 作品名「Immaterial」

1977 年生まれ。オーストラリアの建築家、インスタレーション・アーティスト。オーストラリア、イギリス、フィリピン、現在は奈良を拠点に活動。セントラル硝子国際建築設計競技で2 度受賞(第44 回、第55 回)。2019 年 京都文化力プロジェクト野外インスタレーション公募展で大賞を受賞(審査員: 安藤忠雄氏 他)。彼の作品はサイトスペシフィックであり、人の身体が時間/空間、文化、意味、忘れられた記憶をどのように体験するかを調査している。自然や周囲の環境との関係を再発見するため、素材のパフォーマンス性について実験し、その空間的な可能性を探る。

②はならぁとサステナブル講座

「環境」「食」「自然」などをテーマに持続可能な社会に向けてさまざまなレクチャーをはならぁと期間中毎日開催します。

参加費:入場チケット1 枚につき1講座無料で受講することができます。講座のみ受講の場合は500 円/ 1 講座予約制 ※定員に空きがある場合は当日受付可能
会 場:旧天恵堂電気屋
https://hanarart.jp/2022/events_sustainable.html

③はならぁとシネマ

「環境」「農」「気候変動」などをテーマにした映画上映会を開催します。

参加費:入場チケット1 枚につき500 円(映画のみ鑑賞の場合1 作品1,000 円)中学生以下無料予約制 ※定員に空きがある場合は当日受付可能会 場:モリ㋨ゲストハウス1F
https://hanarart.jp/2022/events_cinema.html

④はならぁとSUNDAY マルシェ

環境に配慮したこだわりのお店が集まります。主に奈良県下で環境に配慮した生産者を紹介し、『 はならぁと』の来場者や天理市の地元住民のみなさんと 交流できる場としてエコマルシェを開催します。

「ゴミを出さない」を目標に、出店者には プラスチックフリー、無包装をお願いし、 来場者にはマイバッグ、 持ち帰り用の容器を推奨します。

期間中、毎週日曜日開催
会 場:天理本通り商店街の2 箇所 

⑤はならぁと団体パートナー展

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奈良県内で環境問題に取り組む企業や団体のパネル展示を開催します。

会 場: 旧いわい洋品店1 階
入 場: 無料
出展団体:NPO 法人奈良ストップ温暖化の会(NASO)/ 岡村印刷工業株式会社
/ 市民生活協同組合ならコープ/ 生活協同組合コープ自然派奈良/ 有限会社ポニーの里ファーム/春日山原始林アートプロジェクト
会 場: 旧出口おもちゃ店
入 場: 無料
出展団体:春日山原始林を未来へつなぐ会

⑥はならぁとART SHOP

おうちにアートを飾ってみませんか?

2022 年度こあ出展作家や『はならぁと』にゆかりのある注目作家の作品が購入できます。

会 場: Art-Space TARN
入 場: 無料
出品作家: 赤松 加奈 / 岩谷 雪子/ 牛島 光太郎/ 岡本 奈香子/ 佐々木 萌水/新野 洋/ たかはしなつき/ 奈良田 晃治/ 山本 聖子/ 葭村 太一 / ユージン・ソレール

さてらいと Satellite
橿原今井エリア Kashihara Imai Area
まちづくり団体やグループが、企画から運営まですべてを担い、町家を舞台とした展覧会を創出。現代芸術展の他にも、地域とゆかりのあるアーティストや、地元の学校と連携したプロジェクトなど、文化芸術をきっかけとしたまちづくりと空き町家の利活用を目指して開催します。
https://hanarart.jp/2022/imai.html

開催日:10月14日(金)-10月23日(日)
開催時間:10時-16時
入場料:無料 会期中無休
会場:今井町内の町家(阿伽陀屋若林亭、今西長屋、大橋家、中西家、中町筋生活広場、他)
主催:今井町町並み保存会
出展作家: 藤田千代、佐生里佳、坂野真子、星伸二、SUZUKIMI、NAOKI

 



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カテゴリ
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自治体など