歯科矯正への意識は性別・年代でどう変わる?コスパ重視の男性、クオリティ重視の女性!年代別に気になるニーズとは

株式会社DRIPS

2024.04.11 10:00

予防医療のDRIPS、10~40代の192名を対象に「歯科矯正に関する調査を実施」

マウスピース歯科矯正サービス「hanaravi(ハナラビ)」をはじめ、予防医療事業を展開する株式会社DRIPS(本社:東京都千代田区、代表取締役・医師:各務康貴)は、歯科矯正に関するアンケート調査を10~40代の男女192名を対象に実施しました。 調査の結果、年齢が上がるにつれて男女共に歯科矯正への投資意欲が高まり、特に女性の方がその傾向が強いことがわかりました。10-20代では、男女問わず矯正装置が目立つことへの懸念が共通していました。一方で、30-40代の男性は通院の頻度や矯正治療中の口腔内ケアのしやすさを重要視する傾向がありました。 「矯正治療を決断する際の主要な考慮事項」が年代や性別によって大きく異なる結果が得られました。

10-20代より30-40代、男性より女性が費用を掛ける傾向

調査の結果によると、30-40代において、歯科矯正への投資が増加していることが明らかになりました。特にこの年代の方々は、美しく健康的な笑顔を求める中で、高額な矯正治療を選択する傾向にあります。なかでも女性はこの傾向がより顕著で、男性と比較して歯科矯正にかける費用が高いことがわかりました。これは、美容と自己投資に対する意識の高さが影響していると考えられます。

 図1:歯科矯正にかかった総額費用 hanaravi調べ2024年4月

一方で、男性に関しては、矯正治療の方法にも特徴的な傾向が見られます。具体的には、従来型のワイヤー矯正よりも、目立ちにくく取り外し可能なマウスピース矯正を好む傾向にあるようです。

マウスピース矯正には、さまざまな価格帯が存在しますが、男性は比較的安価なマウスピース矯正を選択している可能性も示唆されます。これは、矯正治療への投資意欲に性別による差があること、または日常的な利便性や経済的な考慮に基づいた選択である可能性が考えられます。

図2:性年齢別のマウスピース矯正とワイヤー矯正の選択の比較 hanaravi調べ2024年4月

 <参考記事>
大人の歯科矯正の費用について
https://www.hanaravi.jp/blog/archives/2496
30代・40代・50代から歯科矯正する人のよくある後悔と対処法について
https://www.hanaravi.jp/blog/archives/9300

 

クリニック・歯科矯正選びにおいて、男性はコスパ重視、女性はクオリティ重視の傾向

表1:クリニック・病院を選ぶ際に重視したポイント hanaravi調べ2024年4月

男性は「費用」、女性は「医師の経験・実績」や「口コミや評判」を気にする傾向が強い
「クリニックや病院を選ぶ際に重視されるポイント(上の表1)」では、性別によって異なる結果が出ました。全体としてはやはり「費用」が最も重視されるポイントである一方で、男性は特に「歯科矯正にかかった総額費用」に関して費用を抑える傾向があり、「費用」の面でより慎重な選択をしている傾向が明らかになりました。対照的に、女性は「医師の経験・実績」「口コミや評判」を重要視し、選択の前に他者からのレビューなどを基に決定を下す傾向があるような結果が推察されます。

年代別には、30-40代男性は「通院頻度」を気にする傾向
次に、年齢層による違いも顕著です。特に30-40代の男性は「通院頻度」を重要な選択基準としており、これはおそらく仕事と治療のバランスを取る必要性から来ています。さらに、この年代の男性は他の属性と比較して唯一「医師の経験や実績」を優先順位に置いていないことも一つの特徴です。

10-20代女性は各項目へ回答が分散し多様な結果に、30-40代女性は他の性別・年代で気になる「支払方法」を気にしない傾向
10-20代の女性は回答に大きな偏りがなく回答がバラけています。特に選択の軸を持っていない、もしくは選択する際に考慮するポイントが多く絞れないといった傾向があるかもしれません。30-40代の女性は他の性別・年代が気にする「支払方法」に対するこだわりが比較的少ない傾向にあり、支払い方法によって選ぶ治療を決めるわけではないという考察ができます。

矯正方法選びにおいて、女性は噛み合わせを、若者は矯正中の見た目を、30代以上の男性はケアのしやすさを求める


表2:矯正方法を選ぶ際にに重視したポイント hanaravi調べ2024年4月

男性に比べ女性は「噛み合わせ」を重視する傾向があり
女性はマウスピース矯正を選ぶ際に「噛み合わせ」を重視する傾向にありました。男性と比較すると女性の方が、審美的な面だけでなく、噛み合わせの機能的な側面を気にする傾向が読み取れます。

10-20代は男女ともに「矯正装置の目立ちやすさ」が気になる
10-20代の若者は、男女問わず「矯正装置の目立たなさ」を重視する傾向があります。ファッションや美容への高い関心を持つこの世代では、矯正装置が見た目に与える影響を気にしやすく矯正方法選択の1つの主要な決定要因となっています。

30-40代は男性は「矯正中の口腔ケアのしやすさ」が考慮に入れられる結果に
30-40代の男性は「矯正中の口腔ケアのしやすさ」が3位でした。口臭などが気になる年代にさしかかることで口腔内のメンテナンスの重要性を感じている結果と言えるかもしれません。忙しい仕事をこなしながらでも簡単に口腔ケアができることを求めるこの傾向は、日々の健康維持への意識が高まっていることが伺い知れます。

<参考記事>
歯科矯正の6つの種類について
https://www.hanaravi.jp/blog/archives/5528
矯正歯科の選び方における6つのポイントとよくある疑問について
https://www.hanaravi.jp/blog/archives/6042


歯科矯正への不満は、男性は明確な不満を感じづらい?傾向があり、女性は「価格」と「痛み」が主な回答結果に


表3:歯科矯正をしているときに不満に感じたこと hanaravi調べ2024年4月

「歯科矯正をしているときに不満に感じたこと」について、男性は不満の割合が低く、結果もばらけた傾向にあるため、明確な不満を感じづらい結果が得られました。また女性は「価格」と「痛み」の回答数が多い傾向が見られました。これは、治療コストの高さと矯正治療中の不快感に女性が特に敏感であることを示しています。女性にとって、これらの要素は治療選択や継続において重要な検討事項となる可能性があります。

 

<参考記事>
マウスピース矯正の値段・料金の平均金額・相場について
https://www.hanaravi.jp/blog/archives/2195
部分矯正の値段の相場はについて
https://www.hanaravi.jp/blog/archives/4712
歯科矯正は痛みについて
https://www.hanaravi.jp/blog/archives/10415

【調査概要】
調査対象 :10~40代の男女
対象⼈数 :192人
調査対象地域:全国
調査期間 :2023年8⽉30⽇
調査⽅法 :インターネット調査
※本リリースの調査結果をご利⽤いただく際は、必ず【hanaravi調べ】とご記載ください。

医師・株式会社DRIPS代表取締役 各務 康貴 (かくむ やすたか)のコメント

今回の調査から、年齢や性別に応じて様々なニーズが存在することが明らかになりました。「費用を抑えたい」「仕事との両立」「質の高い治療を受けたい」「痛みを最小限にしたい」といったように、人それぞれ、重視するポイントには大きな違いがあります。
歯科矯正には多様な方法が存在し、それぞれに特徴があります。当然、患者一人ひとりの状況も異なるため、各人にとって最適な矯正方法を選択することが重要です。

弊社はマウスピース矯正「hanaravi」を提供していますが、提携先に関しては、ワイヤー矯正も十分に経験のある歯科医院のみに限定しています。
ですので「hanaravi」を希望して来院した方だったとしても医師の判断で、ワイヤー矯正を推奨するケースもあります。歯科矯正治療においては、初診から治療計画、経過観察に至るまでのプロセスが非常に重要です。誤った選択をすると、後戻りのできない状況に陥る可能性もあります。医師と綿密に相談し、自身の症状に合わせた最適な矯正方法を選ぶことをお勧めします。

 

マウスピース歯科矯正「hanaravi」とは

「hanaravi」は、創業者で医師の各務が、口腔内の環境の悪化に起因して様々な病気に苦しむ方々を目にし、若い時期から予防を広めたいという思いから始めたマウスピース矯正サービスです。最新の技術を用いて「価格や通院などのハードルを下げる」ことで、より多くの方が人生100年時代を健康に生き抜くことをサポートしていきます。
hanaravi」サービスページ: https://www.hanaravi.jp

■公式SNS
・Instagram:https://www.instagram.com/hanaravi_kyousei/
Twitter:https://twitter.com/hanaravi__

株式会社DRIPSについて

DRIPSは、ミッションである『ひとの力と最新技術を組み合わせることで健康への障害となるアンフェアを解消し、誰でも健康に生きられるようにする』を目指し、医療テック事業を展開するスタートアップ企業です。
その第一歩として将来の健康リスクの予防に則して口腔ケアにつなげられ、かつ従来100万円前後と高価であった歯科矯正をリーズナブルに行うことができる「hanaravi(ハナラビ)」を、信頼できる提携歯科医と共に提供しています。


「hanaravi」の製作には国家資格の歯科技工士を持ったメンバーが携わり、丁寧に1つ1つ作っています。マウスピースは患者の口の中に入るものなので、特に安全性を重視しています。また、可能なクリニックでは歯科技工士が常駐することで、ドクターや患者様の声を基に日々改善を実施しています。
hanaraviでは、矯正に取り組む皆様が前向きに取り組んで頂けるよう、これからも患者の方に寄り添ったサービスを提供して参ります。

【会社概要】
会社名:株式会社DRIPS
代表者:代表取締役CEO 各務康貴 (リリモアクリニック https://relimore.jp
所在地:〒100-0005 東京都千代田区丸の内二丁目3番2号 郵船ビルディング4階
設立年月:2019年7月
DRIPSコーポレートページ:https://www.hanaravi.jp/corporate/​
メール:pr@drips.co.jp

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