4月13日14日万博開催1年前/咲洲プレ万博にて大阪の幼稚園保育園のこどもたちの絵を13000枚展示!参加作品は全部賞をつけて全作品展示する「アートでピースdeえじゃないか!」SDGsなお絵かきコンテスト!

一般社団法人アートでピースdeえじゃないか事務局

2024.04.10 16:43

咲洲プレ万博/大阪・関西万博開催前1年前イベントとして大阪市の幼稚園・保育園約13,000枚の絵を展示して、万博の機運醸成を図る共創チャレンジを開催します!

大阪・関西万博を未来を背負う「大阪府市幼稚園・保育園のこどもたちと一緒に絵で万博に参加」を目指す共創チャレンジチーム「アートでピースdeえじゃないか」は、大阪市教育委員会、日本国際博覧会協会の後援をうけ、大阪市青少年子ども局、大阪私立幼稚園連合会・大阪私立保育連盟のご協力により現在約50,000枚の参加となっています。2025年には、大阪府、近畿圏で60万人の参加が見込めるお絵かきコンテスト事務局です。応募作品全作品ひとつひとつに賞をつけ褒めて伸ばす!絵は、算数や国語と違って描いたら正解をコンセプトに過去12年で45回開催してきました。今回、大阪・関西万博が集大成です。その1年前イベントとしてATCプレ万博として機運醸成のため、こどもたちと一緒に盛り上げたいと思って立ち上げたイベントです。

プロジェクトの概要

『一般社団法人 アートでピースde 絵じゃないか事務局』が実施しているのが、応募してくれた子どもたちの全ての絵に賞を付けて、商業施設などに掲示する「こどもの絵タカラお絵かきコンテスト」。これまでにも大阪市や神戸市など各教育委員会の後援を受けて開催されてきた、この人気のお絵かきコンテストを2024年4月13日(土)・14日(日)には、ATCで開催されるスプリングフェスティバルでも実施いたします。

今回は『一般社団法人 アートでピースde 絵じゃないか事務局』で代表理事を務める樅木忠弘氏に、本プロジェクトについて詳しくお聞きしました。

子どもの残念そうな顔から生まれたプロジェクト

ーー本プロジェクトが誕生したきっかけについて教えてください。

樅木氏 元々、私はイベント会社を経営していまして、不動産関連の販売促進のイベント運営を商業施設や住宅展示場などで行っていました。その一環で、12年ほど前に子どもたちの絵を展示する「お絵かきコンテスト」を企画・運営している際に、考えさせられる出来事がありました。一般的にはたくさんの子どもたちに絵を描いてもらって、数名に優秀作品として賞を付けるのですが、その時はスポンサーさんの意向で、約1,000人の応募に対して300人に賞を付けました。当日運営スタッフとして見守っていると、来場していた子どもたちが「賞あった?」と聞かれて、残念そうな顔をしているシーンを目の当たりにした時に、“これは全員に賞を付けてあげるべきだ!”と思ったんです。

 それに私の過去の経験も少し関係しています。私自身も絵を描くことは好きで、昔から上手く描けた方でした。有名な画家の先生にも褒めていただき「絵の道に進みなさい」と言ってもらったこともありますし、子どもの頃から賞をもらうことも多く、嬉しかったのを覚えています。それでも絵の道に進まなかったことが心に引っ掛かっていたのと、たくさんの子どもたちに絵を描くことで賞がもらえて、絵を描く楽しさを感じてもらいたいと思ったんです。

約40,000枚以上のすべてに賞が付くコンテスト

ーー「こどもの絵タカラお絵かきコンテスト」は、これまでどのような形で実施されてきたのですか?

樅木氏 大阪市、神戸市、姫路市、尼崎市など多くの各教育委員会の後援のもと、この11年間で45回開催した実績があります。展示した子どもたちの作品総数は約40,000枚以上。それらのほとんどすべてに賞を付けてきました。作品の応募に関しては、私⽴幼稚園連合会や私⽴保育連盟、こども⻘少年局等を通じて、各園に案内していただき、私たちが用意した画用紙を配布させてもらっています。この画用紙も最近ではバナナを原料とした「SDGsバナナペーパー画用紙」を使用することで、環境に配慮した取り組みも行っています。あとは、子どもたちがテーマに合わせて、思い思いの絵を描いてくれて、各園を通じて応募してもらう流れです。

ーー“すべての絵に賞を付ける”のは、どのように行っているのですか?

 

 

樅木氏 これが、かなり大変です(笑)。それぞれの絵に合わせて、賞を付けるのですが、応募してくれた絵を1枚1枚じっくり見ながら考えています。例えば、キャンパスからはみ出す勢いの絵ならば『画用紙からはみ出すくらい元気で賞』だったり、小さいお子さんの手形とかもありますから『親指がとっても力強いで賞』とか(笑)。絵を通じて、描いた子どもたちと会話するような気持ちで、良かったと思うところを探して賞を付けるようにしています。アニメのキャラクターを描かれていたりすると、ネットでしっかりと調べてから、賞を考えていますね。間違ったキャラ名だったりすると、失礼だし、間違えられたことで傷ついたらかわいそうなので。
 賞を付けるのは、いつも私を含めてだいたい2~3人で行っています。この人数で何千枚、何万枚の絵に賞を付けるので本当に大変な仕事ですが、ここが一番大切な仕事でもあります。

 

ーー2024年4月にATCで開催されるイベントは、どのようなものになりますか?

樅木氏 今回はTEAM EXPO 2025の共創チャレンジイベントとして、2024年4月13日(土)・14日(日)の2日間に渡って、ITM棟2階・4階の特設会場に約20,000枚を展示予定です。ATCで開催したいと思った理由はいくつかあります。まず近年、大阪では京セラドーム大阪9階のスカイホールなどで実施してきました。そうした場所にも多くの方が来場してくれるのですが、ほとんどが絵を描いてくれた子どもさんたちのご家族になります。その点、ATCでは子ども向けやファミリー向けのイベントや施設が豊富なので、展示されている子ども以外の方々にも見てもらえる機会が増えると考えています。
 また、やはり大阪・関西万博の1年前というのも大きな理由です。万博会場である夢洲に程近い「咲洲エリア」に、子どもを連れたファミリーで訪れるイメージを作ってもらいたいということもあります。そして出来るだけたくさんの人たちに、子どもたちが描いた絵を見てもらって、ご自身のお子さんたちが通っている幼稚園や保育園などでも、応募を受け付けていないか確認してもらえると嬉しいですね。

子どもが自分たち絵で応援する万博となるように

ーー2025年の大阪・関西万博に向けては、どのようなことを考えていますか?

樅木氏 大阪・関西万博でも、この取り組みを実施したいと考えて、行政へ働きかけているところです。万博では近畿圏を中心とした全国から50~60万枚の絵を集めたいと思い、動いています。ただ、50~60万枚となると展示スペースの問題があり、展示作業もかなり膨大です。なので、子どもたちの絵をデータ化して、空中ディスプレイにて表示する方法で実現を目指しています。この方法であれば、先端テクノロジーとも融合した展示が可能になると思っていますし、子どもたちも自分たちの絵を通じて大阪・関西万博を応援することに繋がると考えています。それに自分の子どもたちの絵が万博会場にあるとなれば、親御さんたちも万博へ行くきっかけとなるではないでしょうか。

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