日本で最も美しい村で、“人と自然の共生と実践 ”をスローガン にトヨタ自動車と、白川郷・五箇山の合掌造り集落が世界遺産に登録されている岐阜県大野郡白川村、公益社団法人日本環境教育フォーラムなどが協力し運営している 「トヨタ白川郷自然學校」 （〒501-5620 岐阜県大野郡白川村馬狩223    學校長：山田俊行）では、2024年4月より 自然体験学習 と デジタルプログラミング体験 を 融合したカリキュラムで想像力を育み、参加者に冒険の場と機会を提供する 野外キャンプ 「デジタルガキ大将親子キャンプ2024　inトヨタ白川郷自然學校 」実施が決定。

「デジタルガキ大将親子キャンプ」は 、デジタル領域での学びと自然体験領域での学びをバランス良く組み合わせることで、真のICT教育と生きる力を育むことを目指し、野外でのテント泊や自然体験活動を通じて、参加者に生き抜く道具として、火やナイフ、デジタルテクノロジーに向き合う思考を育むカリキュラム。

「デジタルガキ大将親子キャンプ」がめざすもの

◆リアルな五感体験からうまれる探究心

デジタルガキ大将キャンプでは、参加者の身体はもちろん、ナイフやテントなどの野外活動ツールだけでなく、デジタルテクノロジーやビジュアルプログラミングツールなども使い、白川郷を中心とした豊かな自然を季節ごとの様々なテーマで探究します。そこに息づく多様な生命に触れる体験から、ソウゾウリョク（想像力/創造力）を育てます。同時に自然の“リアル”の世界と、道具としての“デジタル”の世界の両方を自由に行き来することで、自ら問を立て、本質的に考え、行動する機会を提供していきます。

◆自然が発するメッセージからつながる好奇心

都市では避けられがちな暗さ、静けさ、腐臭やぬめり、苦みや、これまで見たことのない色や、圧倒的な大きさ、などはすべて理由があり、その風景や動植物が私たちに向けて発するメッセージです。自然体験プログラムでは、このメッセージに触れることで、自然界での生存の知恵や生命力、生態系の理解と好奇心へとつながっていきます。これはあらゆる学びの基盤づくりと言えます。

◆もっとわかりたい！体験の共有

子どもたちの自然体験から沸き起こる驚きや「なぜ、どうして」といった曖昧な不安や疑問の先には、「もっと、わかりたい！」という気持ちが待っています。デジタル体験プログラムでは、この感情に寄り添うインタープリターーからの解説だけでなく、様々なデジタルテクノロジーを子どもたちが自ら使って主体的に理解を拡張し共有。インフォーマルな学びを促し、一人ひとりの未来づくりにつなげます。