医師が開発した遠隔画像診断システム(特許取得済)の出資者、共創パートナー募集  病院やクリニックと放射線診断医が直接連携し、医療の地域格差を縮小へ

株式会社ドクターバンク

2024.03.11 10:15

会計システムと一体化し、医師の使いやすさを追求 将来は医療以外の分野にも展開予定

株式会社ドクターバンク(本社:大阪市中央区/代表:影山広行)は、医師が開発した遠隔画像診断システム「放射線診断医独立パッケージ(仮名)」の出資者を募集します。本システムは、病院または画像診断システムを提供する企業を通すことなく、病院やクリニックと放射線診断医が直接やり取りをすることで、病院やクリニック、医師、患者のいずれにもメリットがあるものです。現在問題となっている医療の地域格差の縮小にも繋がるシステムだと考えています。 (注:病床数が20床以上の医療機関は「病院」、19床以下は「クリニック」と定義されます)

  • 遠隔画像診断とは
    医療機関で撮影されたCT、MRIなどの画像を、インターネットなどを利用して放射線診断医が診断するシステムです。放射線診断医が常駐しない施設においても診断が可能になるため、ニーズが高まっています。

 

  • 遠隔画像診断の課題
    ①放射線診断医が少ないこと
    日本における放射線診断医は5000人台といわれており(2020年現在)ニーズに対して圧倒的に少ないことが挙げられます。

    ②病院やクリニック側のコストがかかること
    放射線診断医が常駐していない病院やクリニックでは、病院または画像診断システムを提供する企業を通して遠隔画像診断を依頼するため、診断料以外のコストが必要になります。

    ③医師側の負担が大きいこと
    遠隔画像診断を依頼された医師は、病院やクリニックごとに毎月読影件数を数えて請求書を作成して送るという手間が必要になり、依頼の多い医師ほど本来の業務以外の負担が大きくなります。

 

  • 「放射線診断医独立パッケージ(仮名)」が解決できること
    ①病院やクリニックと医師が直接やり取りできるため、病院やクリニック側のコストが削減できる

    本システムは、遠隔画像診断を依頼する病院やクリニックと放射線診断医が直接やり取りできることが特長です(セキュリティレベルの高いクラウドストレージを利用します)。病院や企業などを通すことがないので、手数料なども必要なく、病院側のコストが削減できます。

    ②早く結果がわかり、放射線診断医と直接コミュニケーションがとれるので、医師や患者にとってもメリットが大きい
    病院や画像診断システムを提供する企業を介することがないため、診断結果が早くわかり、放射線診断医と直接コミュニケーションも取りやすくなります。早く治療を始めたいと考える医師や患者にとってのメリットは大きいです。

    ③会計システムと一体化しており、医師の負担も軽減
    本システムは、会計システムと一体化していることも大きな特長のひとつ。放射線診断医が病院やクリニックごとに毎月読影件数を数えて請求書を作成して送るという手間が減るため、本業である診断に専念できます。

    このように、本システムを使うことによって病院やクリニック、患者、医師のいずれの負担も軽減され、遠隔画像診断へのハードルが下がることが期待できます。現在問題となっている医療の地域格差を縮小することにも繋がると考えています。放射線診断医も遠隔画像診断に低コストで独立して参画することができます。

 

  • プロトタイプを作成し特許取得済(特許第7440695号) 出資者、共創パートナー募集を募集
    現在、本システムはプロトタイプを作成し、特許取得済みです。今後、システムのブラッシュアップが必要なため、ビジョンに共感し、本システムに出資していただける企業・個人、共創パートナーを募集しています。なお、本システムの普及のためには、医師が集まる学会などで宣伝するほか、医師のコミュニティサイトを運営する会社に協力を依頼していきます。
    また、将来的にはこのシステムを利用し、医療以外の分野(例:画像や音楽、動画などを分析、編集するサービスを想定)でも使えるようにしていく予定です。
    ご興味、関心のある方は、以下の連絡先までお問い合わせいただけますと幸いです。

 

  • 代表プロフィール
    影山広行(株式会社ドクターバンク代表)
    医師・医学博士
    放射線診断専門医 核医学専門医 PET核医学認定医
    日本医師会認定産業医 日本医師会認定健康スポーツ医
    抗加齢医学専門医 日本スポーツ協会公認スポーツドクター

    三重大学医学部、北海道大学大学院卒業後、放射線診断専門医に。
    病院で常勤医師として勤務しながら、2003年より当時黎明期であった遠隔画像診断を始める。現在は遠隔画像診断の専門医として年間1万件の診断を行っており、自社のサービス「画像診断ラウンジ」(https://radiology-lounge.com/)で遠隔画像診断を受け付けている。詳しくはホームページ(https://doctorbank.radiology-lounge.com/)参照。

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種類
経営情報

カテゴリ
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