低価格で便利な宇宙輸送サービス目指すインターステラテクノロジズ、シリーズDラウンドで総額18.7億円を資金調達
IMV株式会社、株式会社KADOKAWAらが新たに出資
「誰もが宇宙に手が届く未来をつくる」をビジョンに掲げ、観測ロケット「MOMO」(以下MOMO)と超小型人工衛星打上げロケット「ZERO」(以下ZERO)を独自開発・製造しているインターステラテクノロジズ株式会社(本社:北海道広尾郡⼤樹町、代表取締役社⻑:稲川貴⼤、以下インターステラテクノロジズ)は、IMV株式会社、株式会社KADOKAWAなどを新たな引受先とした第三者割当増資により、シリーズDラウンドで2.2億円の資金を追加調達しましたので、お知らせいたします。シリーズDラウンドの調達額は総額18.7億円(*1)となりました。 今回調達した資金は、初号機打上げを目指して開発を本格化させているZEROの研究開発、設備投資、人材採用、材料費などに充てます。インターステラテクノロジズは低価格・高頻度かつ自立した宇宙輸送サービスを国内に構築することで、人工衛星データを通じた地球上の課題解決に貢献することを目指し、今後も事業に邁進してまいります。*1 現物出資分につきましては2022年4月8日時点の時価によります
IMV株式会社 代表取締役社長 小嶋淳平 様 コメント
我々は”振動”をキーワードにビジネスを展開している会社で、今は振動試験というかたちで、インターステラテクノロジズ様が開発するロケットに関与しています。これから進む宇宙開発においても、さまざまな振動を捉えることによって、また人工衛星データを活用することによって、予知保全や防災に貢献でき、日本発の技術として、世界の安全・安心に寄与できることに大きな喜びを覚えています。
株式会社KADOKAWA 代表取締役社長 夏野 剛 様 コメント
宇宙開発とエンターテインメント企業は一見まったく関係ないように感じられるかもしれませんが、急速に社会全体がデジタル化、IT化する中で、SFと科学技術、空想と現実、創造性と事業開発の差はどんどん小さくなっています。IPを生み出すクリエイティブカンパニーであるKADOKAWAが、日本発の宇宙開発をリアルに支援することで、日本のクリエイターたちの創造力と想像力をさらにかき立て、日本全体のクリエイティビティが上がっていくことを望んでいます。
シリーズDラウンドの引受先
※順不同、一部。2021年12月プレスリリース再掲含む
浅田一憲氏(株式会社ハウディ取締役会長)
山本博士氏(株式会社スマレジ 代表取締役)
サンコーインダストリー株式会社
シリアルインキュベート株式会社
株式会社サイバーエージェント
西野輝泰氏(医療法人社団有洸会理事長)
INCLUSIVE株式会社
藤田誠氏(INCLUSIVE株式会社 代表取締役社長)
セブンスターズキャピタル1号投資事業有限責任組合
株式会社温泉道場
山本正喜氏(Chatwork株式会社 代表取締役)
中島瑞木氏(株式会社coly 代表取締役社長)
中島杏奈氏(株式会社coly 代表取締役副社長)
IMV株式会社
中野智哉氏(株式会社i-plug 代表取締役)
株式会社KADOKAWA
萩原建設工業株式会社
KADOKAWA代表・夏野氏と堀江貴文が特別対談、4/25(月)に動画公開予定
インターステラテクノロジズは、今回出資いただいた株式会社KADOKAWA代表の夏野剛氏と、ファウンダーの堀江貴文による対談動画を、2022年4月25日(月)にインターステラテクノロジズの公式YouTubeにて公開いたします。出資に至った裏側やインターステラテクノロジズへの期待、両社が描く協業の可能性などを語っていただきます。
KADOKAWA代表 夏野剛氏プロフィール
早稲田大学政治経済学部卒、東京ガス入社。ペンシルバニア大学経営大学院(ウォートンスクール)卒。ベンチャー企業副社長を経て、NTTドコモへ。「iモード」「おサイフケータイ」などの多くのサービスを立ち上げ、ドコモ執行役員を務めた。現在は近畿大学の特別招聘教授・情報学研究所長のほか、株式会社KADOKAWA代表取締役社長、株式会社ドワンゴ代表取締役社長、そして、トランスコスモス、グリー、USEN-NEXT HOLDINGS、日本オラクルの社外取締役を兼任。このほか経済産業省の未踏IT人材発掘・育成事業の統括プロジェクトマネージャー、内閣府規制改革推進会議議長、内閣府クールジャパン官民連携プラットフォーム共同会長なども務める。
インターステラテクノロジズ株式会社 会社概要
インターステラテクノロジズは、圧倒的に低価格で便利な宇宙輸送サービスにより宇宙へのインフラを構築し、誰もが宇宙に手が届く未来の実現を目指すスタートアップ企業です。北海道大樹町に本社を置き、東京支社と福島支社、室蘭技術研究所(室蘭工業大学内)の4拠点で開発を進めています。観測ロケット「MOMO」は2019年5月に国内民間企業で初めて宇宙空間に到達、2021年7月には2機連続での宇宙到達に成功しました。次世代機となる超小型人工衛星打上げロケット「ZERO」も開発を本格化させています。
所在地 : 北海道広尾郡大樹町字芽武149番地7
代表者 : 代表取締役社長 稲川 貴大
事業内容 : ロケットの開発・製造・打上げサービス
http://www.istellartech.com/
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