【沖縄県・離島】久米島町で地域に必要な障害者グループホームのためのクラウドファンディング開始
地域になかった障害者グループホーム・女子寮開設のためのクラウドファンディングです。返礼品にはマンゴーや海の幸、泡盛や沖縄そばなどの地元の特産物が選べます!
ぜひ内容をご確認いただき、ご支援いただければ幸いです。
高齢・独居・障害、これらの属性が重なると、万が一のことがありえます。そのようなことになる前に福祉のサポートが必要です
しかしながら、離島・過疎地であるため、障害者福祉施設の設立・維持が非常に困難です
▼ 沖縄の離島・久米島の紹介と現状
沖縄の離島である久米島は、沖縄本島からおよそ100km弱西にある、人口7000人の離島です
那覇から飛行機で30分、フェリーで3時間と程よいアクセスの土地で、離島独特ののんびりとした空気を持ちながら、宮古島や石垣島とはまた違ったリゾート色の強くない、琉球の息吹が残る自然豊かな沖縄の地方です
そのような豊かな環境を持つ久米島ですが、離島であること、また那覇に近いという地理的要因もあり、「人口減少・過疎化」で苦しんでいる状態です。特に生産年齢人口の減少が激しく、様々な面で社会資源が足りておりません
上記のような状態で最も足りていないものの一つに、「障害者福祉施設の不足」があります
▼ 現地の状況と、障害者福祉施設に関する困難さ
日本の地方によくある傾向なのですが、ここ久米島でも、障害者の見守りを親族にて行うことが多く、成人した後もご両親と同居されているケースが多くあります
ですが、そのご両親がご高齢になり、もう見守りができない・またはお亡くなりになった場合、どうなるのでしょうか
またご両親が現役世代の場合、高齢の両親の介護と成人した我が子の見守り、そして本人の職業人生を両立させていくことは可能なのでしょうか
障害者の日常生活での困難さを示す一つの物差しとして「障害区分」というものがあります
障害区分が高い方が施設に入居した場合、企業としては収益が上がりやすいため、障害区分が高い方は比較的本島や本土のグループホームへ行くことができます
ですが、逆を言えば障害区分が低い、または障害区分が高いけども対応が難しい方は、島内でサポートが受けづらい状態です。
このような状況のため、今までも障害者グループホームの必要性は常に叫ばれていたのですが、
- 島内における利用者の方の障害区分の低さ・離島という地理的条件による収益性の低さ
- 島内の物件不足(新耐震基準・4部屋以上が必要)のため、施設となりうる建物の少なさ
- 現役世代の自立支援のための施設であるという障害者グループホームの本来のニーズとのずれ
- 障害福祉という分野での専門職の少なさ
主に上記のような理由で新しい施設を開所するためのハードルが非常に高く、長らく新規開所は行われていませんでした
▼ クラウドファンディングのお願い
このような状況の中、様々な方からのご支援をもとに、今回新しい障害者グループホームが設立いたします
● 正直、赤字の可能性が高いです ●
残念ながら、福祉施設ではありますが、当該施設をもっての起業であるため、補助金等を活用することができませんでした(未熟にて申し訳ございません)
ですが、地域における様々な方々からのご協力をいただき、無事2024年4月1日予定にて開所することができそうです
しかしながら、都市部に比べ改修費用等も大幅にかかること、また収益性の低さはいかんともしがたく、資金が早期に枯渇する可能性もあります
地域に必要な福祉インフラである障害者グループホームの設立・継続のため、ぜひ皆様のご好意を頂けませんでしょうか
▼ クラウドファンディングでいただいた資金の用途
皆さまからいただけました貴重な寄付金は、以下のように使用させていただきます
- 【プロジェクト成立】100万円
- 新しく開所する施設の運営基盤の強化に使用されます
- 【ネクストゴール】 200万円(実質寄付金額)~
- 既存の施設のブロック塀の撤去など、施設の利便性の向上・運営基盤の強化に使用されます
- 【スーパーゴール】 300万円(実質寄付金額)~
- 今回の新規開所でも作ることができなかった女性寮の開所に向けて活動いたします
女性寮の必要性
障害者グループホームは共同生活(シェアハウスのようなイメージです)という性質上、男性または女性のみでの生活が望ましいため、今回の開所は男性寮のみです
ですが、地域には当然女性の障害者の方も多くいらっしゃいます。この方々のためにも、女性寮を早めに開所できればと思っております
また、定員が増加することで施設運営としても安定し、長くより良いサービスを提供していくことが可能となります
▼ ご寄付と返礼品に関するお知らせ
今回のクラウドファンディングにおけるリターンには、寄付型のものだけでなく、より皆様からのご寄付をいただけるよう「久米島特産物品による返礼品型」のものも含まれております。
そのため、返礼品型にてご寄付いただきました場合は、READYFOR様の手数料、および返礼品をご用意いただく島内のご協力者様方への分を引き、残りの全額を障害者グループホームの運営資金に使用させていただきます
▼ 現在、障害者グループホーム新規開所のため、ReadyFor様にてクラウドファンディングを行っています
ぜひご支援いただければ幸いです。
https://readyfor.jp/projects/134262
▼ 最後のお願い
私共「一般社団法人潮風舎」は、社会福祉士が代表を務める非営利性が徹底された定款をもつ非営利型一般社団法人です。関係する皆様全体がより満足した生活を送ることができるようになればと活動しております(現在、地域にて働く外国人等への無料日本語教室などを行っております)
非営利型法人ではありますが、やはり福祉施設である以上、職員の給与等を満足に支払えなければ持続性はなく、本来の意味での福祉というものはできないとも思っております
島の利用者、および島の職員、両者の生活の安定を通して、長く沖縄の離島・過疎地における福祉インフラを提供するため、ぜひ皆様からのご好意を頂ければ幸いです
何卒よろしくお願い申し上げます
一般社団法人潮風舎 代表理事 山下耕一郎
企業担当者の連絡先を閲覧するには
会員登録を行い、ログインしてください。