指静脈認証でNFT/暗号資産を受け取れるバイオメトリクスウォレット!

株式会社モフィリア

2024.02.02 16:10

~ モフィリアとアトノイ、ブロックチェーン上にウォレットアドレスを生成し、 NFTなどのトークンを容易に受け取れるサービスのPoC(概念実証)を開始 ~

株式会社モフィリア(本社:東京都品川区、代表取締役社長 柴田顕 、以下:当社)は、Web3の
トークンエコノミーコンサルティングとブロックチェーンのスマートコントラクト開発の株式会社アトノイ(本社:東京都港区、代表取締役:川本栄介、以下:アトノイ )と共同で、当社の指静脈認証技術を活用して、ブロックチェーン上にウォレットアドレスを生成し、NFTなどのトークンを容易に受け取るサービスのPoC(概念実証)を開始しました。

■バイオメトリックスウォレットとは

指の静脈認証から生成されたデータを利用して、唯一無二のウォレットを作成する技術です。静脈のパターンは人それぞれ異なるため、本人だけが持つことができる特別なウォレットが生成できます。それぞれの指に対応して、仮想通貨のウォレットを管理したり、目的に合わせて指から新しいウォレットを生成することが可能です。

 
各指に異なるウォレットを作成することが可能

■指の静脈認証とは

人によって全く異なっている指の静脈パターンを使って個人を正確に特定する方法です。本人確認をおこなう生体認証のひとつで、指の皮膚表面ではなく、体内にある静脈を用いるため他の生体認証と比較し、なりすましや偽造が極めて困難であり、また、ウェットや荒れ経年変化も少ないことから、安全性が最も高い生体認証のひとつとして、注目を集めています。


モフィリア独自の反射散乱方式※1

■PoC(概念実証)の概要

最初の取り組みとして、移転が不可能なNFTであるSBT(Soul Bound Token)の受け取りに特化したプロジェクトの概念実証(PoC)を行います。これまでのウォレット作成はセキュリティ上の理由から手間がかかっていましたが、今回のPoCでは指1本で簡単にウォレットアドレスを生成し、その場でSBTを受け取ることが可能です。これにより、ウォレット作成時のユーザビリティ向上と参加者の機会損失の軽減を実証します。

■BtoC向けのユースケース

SBTは他人への移転や転売が不要で、永続的に個人に帰属することが重要です。例えば、ボランティアでの清掃活動参加証、コンテストでの受賞、学業の修了証、会員限定イベントへの参加チケット、リアルイベントへの参加証明、商業施設でのクーポン券、GPS連動の観光地への足跡などが対象です。


ウォレット生成1 静脈情報をseedとして秘密鍵を生成


ウォレット生成2 イベント会場で専用デバイスで静脈情報の読取

将来的には、昨年発表した薄型フィルム※2による静脈情報の読み取り機器を利用し、キーホルダー型のスマホ連動デバイスを販売することで、どこからでも簡単に秘密鍵を生成し、NFTの移転に必要な署名を行うことで他人への移転が可能なNFTにも対応できるようになります。

■BtoB向けのユースケース

暗号資産取引所、カストディ業者、暗号資産信託会社など、多くの暗号資産を保有する企業は、その保管用ウォレットの管理を非常に厳格に行わなければなりません。ほとんどの場合、これらの企業はマルチシグ(多重署名)の仕組みを採用し、秘密鍵を役員や社員によって分散管理しています。秘密鍵はハードウォレットや専用ハードウェア、または専門業者のサービスを利用していることが多く手順が複雑になりがちで、一定のランニングコストがかかります。

一方で、バイオメトリクスウォレットの仕組みを活用することで、秘密鍵の分散管理を指の認識に委託できます。これにより、ハードウェアウォレット、専用ハード、専門業者が不要となり、高いセキュリティを確保できます。また、保管用ウォレットへのアクセスには通常、セキュリティが厳格な部屋への入退室が必要ですが、これを静脈認証によって置き換えることで、追加のセキュリティが確立されます。


マルチシグウォレット生成

■PoCに協力して頂ける企業、団体、投資家を募集しています。

ユーザー向けUI/UXのシステム開発やSBTの配布を行うサービス提供事業者、システム開発に資金を提供して頂ける投資家など、さまざまな形でのご協力をお待ちしています。

概念実証が終了した後は、協力者それぞれの利害に合わせて、今後の本プロジェクトの正式リリースにおいてステークホルダーとして積極的に参加していただけることを期待しています。

※1 反射散乱方式

ソニー株式会社で開発された独自の認証方式で、LEDから発光された近赤外光を静脈にあて、体内で散乱した光を効率的に撮像し静脈を読み取るもの。 LEDの光を斜めに指静脈に当てて撮像しているため、平面での配置を可能にしたことが特徴。

※2 昨年発表した薄型フィルム

https://www.mofiria.com/news/%e3%83%a2%e3%83%95%e3%82%a3%e3%83%aa%e3%82%a2%e3%80%81%e9%9d%99%e8%84%88%e3%81%a7%e3%81%ae%e6%9c%ac%e4%ba%ba%e8%aa%8d%e8%a8%bc%e3%82%92%e5%8f%af%e8%83%bd%e3%81%ab%e3%81%99%e3%82%8b%e8%96%84%e5%9e%8b/

■株式会社アトノイについて https://atonoy.co 

Web3の進化を推進し、個人の信用と信頼に基づく経済圏の変革を目指し、Web3コンサルティング、トークンエコノミーコンサルティング、ブロックチェーンスマートコントラクト開発事業を展開しています。個人が全てのモノやコトの帰属者となり、誤解のないコミュニケーションを通じて共通の価値観を築くことで、真に個の時代へ向けた新たなステージへ進む。

 会社名 :株式会社アトノイ

 所在地 :東京都港区虎ノ門1-17-1虎ノ門ヒルズビジネスタワー14階

 代表者 :川本 栄介

 事業内容: ブロックチェーン、Web3、NFT、DID、DAOのコンサルティング

トークンエコノミーのホワイトペーパーの制作、スマートコントラクトの開発

■株式会社モフィリアについて https://www.mofiria.com/

2010年12月に、ソニー株式会社が開発した独自の指静脈認証技術を継承し独立。「小型軽量、高速認証、快適操作」をスローガンに、最も精度の高い生体認証の一つとして評価されている静脈認証の技術をより使いやすく、どこでも利用できる世界の実現に向けサービスを提供しています。

本件に関するお問合せ先

株式会社モフィリア

マーケティング&セールス: 坂田 賢人

info@mofiria.com

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種類
商品サービス

カテゴリ
システム・通信

サブカテゴリ
デジタル
広告・宣伝

株式会社モフィリア

URL
https://www.mofiria.com/
業種区分
商業(卸売業、小売業)
代表者名
柴田 顕
上場区分
未上場