創業142年の印刷会社が歴史を残す新規事業をスタート!~株式会社大川印刷が日本で3台目となるスキャンニングマシン導入へ~

株式会社大川印刷

2024.01.30 10:07

明治14年(1881年)創業で、昨年創業142周年を迎えた株式会社大川印刷(横浜市戸塚区、代表取締役 大川哲郎)は、日本屈指の老舗印刷会社でありながら、2019年再生可能エネルギー100%を達成、2021年にはSBT認定を取得するなど、カーボンニュートラル、脱炭素経営を進めるリーディングカンパニーのひとつです。

昨今、脱プラやペーパーレスといった取り組みが進む中で、この度スキャニングロボットを始めとした機器を導入し、企業や団体などのペーパーレス化を再生可能エネルギー100%で行う新事業をスタートします。

本サービスは企業・団体が保管、所蔵している書類や資料、文献などをお預かりして保管することはもちろんのこと、必要に応じてデジタル化し、更にはそのデータをAI OCR化、検索可能にする他、チャットGPT活用への展開も視野に入れています。

そしてデータ化し不要となった文書類は機密文書として溶解処理、再生紙化し、新たな製品として甦らせる、いわゆるアップサイクルにも対応します。 

更には企業や団体、博物館や地域の資料館等で所蔵している歴史的な資料や文献なども活用できるようデータ化。災害時にも備えていくことを目的としています。

主な機器は以下の通りです。

自動ブックスキャナー「SCANROBOT 2.0 MDS」他3台、計4台のスキャナーを導入。国内3台目の導入となる「SCANROBOT 2.0 MDS」は、大量の書籍のデジタル化を効率よく行い、最高で2,500ページ/時間までのスキャン処理が可能です。

https://www.youtube.com/watch?v=7Boj5BaPy1w

スキャニングロボット等の導入日:2024年1月15日(月)

スキャニングロボット等の導入場所:株式会社大川印刷 CHESS(本社・工場)

 

株式会社大川印刷 代表取締役社長 大川哲郎よりコメント

サステイナビリティと文化の伝承の両立を~文書資産のデジタル化に対する思い

ペーパーレスやDX(デジタルトランスフォーメーション)、そしてGX(グリーントランスフォーメーション)の推進が叫ばれる一方で、文書資産をどのように保存し、今後活用していくかは大変重要な課題となっています。

また地震や災害などの対策としても、それら情報の安全な保管についても対応していかなければなりません。

本サービスは企業や団体、行政に保管されているそれら文書資産について、国内3台目となるスキャンロボットを始めとする各種スキャンを活用しデジタル化を再生可能エネルギー100%で行います。そしてAI OCRで検索可能とし、将来的にCHAT GPTに活用できるようにしていきます。

文書を預けたい方々には保管サービスにて対応、保管期間を終了し不要なものはご要望に応じて溶解処理~再生紙化、他の製品に展開するアップサイクルのサービスも行っていきます。

更に歴史的な貴重文書や古文書などのデジタル化は今後益々AI技術の発達により、筆書きや続き文字などの解読にも活用されていくことが期待されます。

これらのことは、地域の文化や歴史の理解、伝承につながるだけでなく、地域振興、経済の発展にもつなげていかれることが期待されます。

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