【NinjaFoods】日本政策金融公庫・資本性ローンによる資金調達を実施
更なる研究開発を加速
株式会社Sydecas(兵庫県加古川市、代表取締役:寄玉昌宏、以下「当社」)は、株式会社日本政策金融公庫国民生活事業による新型コロナ対策資本性劣後ローンの適用を受け、資金調達を実施しました。研究開発を中心に活用し、更なる事業の発展につなげます。
■NinjaFoods最新製品「THE NUTS BAR」
通常、ナッツやグラノーラなどを固めるには、砂糖・水あめ・小麦粉・バター・チョコレート(ココアバター)を用いますが、これらの代わりに独自の液体蒟蒻素材を使用することで、糖質や脂質などの余分な栄養や甘みを添加することなく、ナッツそのものの味と栄養を活かし、新しい食感のみを付与したスナックの開発に成功しました。
また、本製品は、一般社団法人日本マタニティフード協会の「マタニティフードマーク」認定を取得しています。
■マテリアルフードテック「NinjaFoods」
人が食事をするのは、栄養をとるためだけでなく、食べる行為そのものが楽しいからである、と私たちは考えます。一方、糖尿病や高血糖、肥満、アレルギー等、食の制限を持つ人は世界に多数おり、そういった「食の制限」を超え、あらゆる人が「食べる」ことを楽しみ、well-beingを高めるため、当社は日本古来の植物性ヘルシー食材蒟蒻(こんにゃく)に着目。独自の液体蒟蒻素材を用いた結着成型と食感創成の技術開発を行っています。
■専用設備不要。混ぜて焼くだけで固まる「ニンジャのような」結着成型技術
余分な甘みや、糖質・脂質などの余分な栄養素を付与することない「バインダーレス」のスナック成型は、欧州市場ではイスラエルのスタートアップなどが先行していますが、これまでは専用設備の導入が必要不可欠でした。一方、NinjaFoodsの結着成型技術を利用すれば、専用機械の追加投資不要で、焼くだけもしくは乾燥させるだけのヘルシーな成型を実現することが可能です。
また、水飴やチョコレートのように事前に加熱して溶かす必要がないため、光熱費の面でも貢献。さらにゼラチンと異なり完全植物性のためハラールやヴィーガン関連の商品への活用も視野に入ります※1。高熱下でも溶けないため、温暖化の進む環境でも、商品がべたつくことがありません※2。
NinjaFoodsの成型技術は、アラブ首長国連邦・ドバイ、スペイン・バスク、アメリカ・シリコンバレー、シンガポールなどで高く評価されています。
※1 本リリース発表時点では、当社素材はハラール認証やヴィーガン認証は取得していません。
※2 製品としての品質保持のため、THE NUTS BARは涼しいところで保管してください。
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