節句の人形 丸平文庫特別展示:京の四季おりおり
節句は一年の節目となる日で、季節の変わり目に邪気を払う行事などが行われてきました。特に3月3日の上巳は女子の、5月5日の端午は男子の節句として子どもの健やかな成長や幸せを願う行事となって今につながっています。
春をさきがける恒例の人形展、この展示では、西宮の酒造家である辰馬家で祝い飾られてきた節句人形を展示します。また、特別展示として「京(みやこ)の四季おりおり」と題し、丸平大木人形店の資料室・丸平文庫所蔵の作品から、京の歳時をうつした人形も展示いたします。
丸平文庫について
丸平文庫は、京都で江戸時代から約250年続く人形司「丸平大木人形店」の資料室として開設、資料の収集や公開をされています。「丸平大木人形店」は屋号を丸屋、「丸平さん」の通称で親しまれ、有職故実に基づく優美で華やかな人形は多くの人に愛されています。当主は代々「大木平藏」を襲名されています。
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