耕作放棄地を活用して大生姜を栽培。R FARM PROJECTより、生姜商品の公式オンラインショップがオープン

丸徳商事有限会社

2024.01.24 11:59

自社で製造した有機肥料を用いて耕作放棄地を再利用。大生姜の栽培を地元農家さんの協力により実現。静岡市を生姜の産地として確立し、農業を盛り上げる取り組みを行っております!

R FARM PROJECT

産業廃棄物処理業を行う丸徳商事有限会社は、静岡県における耕作放棄地の有効活用を目指し、「R FARM PROJECT」を始動しました。 その一環として、生姜商品のECサイトをオープンいたしました。

「R FARM PROJECT」ロゴマーク   

 

耕作放棄地が広がる現状

静岡県に広がる美しいお茶畑。 しかし、その一方で茶ノ木が放置された耕作放棄地も増加しています。 茶ノ木は酸性土壌で良好に栽培されます。そのため茶ノ木の栽培に利用された肥料により土壌の酸性度が高くなり、他の作物が育ちにくい状態になっています。 これに対し、弊社は産業廃棄物処理の経験を活かして再利用可能な資源を駆使し、耕作放棄地の再生を試みました。

産業廃棄物には、下水汚泥や食品のカットくずなどの動植物性残渣が含まれております。それらを選別し、有機肥料へと再利用を実施しました。その中で得られる有機肥料は通常の有機肥料よりも少し高いアルカリ性の特性を持っていました。 この特性を活かし、茶ノ木の栽培によって酸性度が高まった土壌に、弊社の製造した有機肥料を混合させることで、中和された土地を作り上げ、作物が育ちやすい環境を復活させることに成功しました。耕作放棄地を解消し、栽培ができるようになった畑を「R FARM」と名付け、農家さんの協力のもと新たな作物の栽培を始めました。

 

R FARMでの大生姜・ホップ栽培と課題

弊社はこの成果をもとに、静岡市内の茶ノ木のあった耕作放棄地を再生し、土壌の特性に合った大生姜とホップを栽培するプロジェクトをスタートしました。

そこで課題となるのが栽培した大生姜の販路です。

栽培しても販売できなければ意味がありません。販売先を確保、充実化させるために、現在商品開発を行っております。

地物を利用し、環境にやさしくこだわりのある商品をコンセプトに開発しております。
今回、ようやくこだわりのある商品の販売まで至りましたので、「R FARM PROJECT」によるECサイトを立ち上げました。

 

ECサイト開設と生姜商品

第1弾は「ジンジャークラフトビール」

 

R FARMにて育てた大生姜とホップをふんだんに使用した一品です。
生姜のピリッとした辛味とフレッシュホップの豊潤な香りをお楽しみいただけます。

地元のクラフトビール製造所と協力して作りました。ぜひご賞味ください。

 

 

ECサイトでは、RFARM PROJECTにて栽培した大生姜を使った商品を取り揃え、美味しく、こだわりのある商品を提供してまいります。 また、地域への貢献として、大生姜を静岡の産地として栽培を拡大し、耕作放棄地の解消を目指します。

 

 

 

ホップと大生姜の収穫体験を実施しております。普段土を触ることのない方に体を動かして楽しみながらR FARMプロジェクトを通じて農業やSDGsの循環を感じ、農業の継続性の大切さを考えていただけると嬉しいです。

大生姜やホップを栽培いただいている農家さん方にも、収穫体験やR FARM商品の販売を通して、

農業へのやりがい、楽しさや大変さを多くの方と分かち合うきっかけの一つとしていただけることを望んでおります。

 

R FARM PROJECTは今後も、地域社会に貢献しながら環境保全活動に力を入れ、持続可能な地域社会の構築に努めてまいります。

 

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