AI技術を活用した「本人訴訟GPT」公開/民事訴訟の訴状・答弁書・準備書面の作成支援ツール

株式会社WEB STAFF

2023.12.28 14:24

民事訴訟における裁判所・弁護士・一般人(本人訴訟)の相互理解支援の存在へ

本人訴訟オンラインサロン(本人訴訟.com)を運営する株式会社Web staff(代表:吉永安智氏、以下Web staff)は、OpenAIのGPTsを活用した『本人訴訟GPT』を2023年12月28日に公開しました。当GPTsは、民事訴訟における裁判所、弁護士、そして本人訴訟者間の相互理解とコミュニケーションを促進する目的で設計されています。訴状、答弁書、準備書面などの文書作成支援に加え、法律相談の機能も提供します。

『本人訴訟 GPT』は、経済的な理由で弁護士に依頼できない人々を支援する目的で開発されました。ChatGPTの高度な自然言語処理技術を利用し、一般人には難解かつ複雑な法的文書を作成する負担を大幅に軽減します。また、法的に適した文章を作成可能とすることで、裁判官、弁護士、本人訴訟者の総合理解を深め、民事訴訟をスムーズに進行する手助けの役目も果たします。

[本人訴訟GPT]で出来ること

・主張および反論の校正
・トラブル内容に基づく法的見解のアドバイス
・違法性の判定(※1)
・契約書、誓約書などの文章内容に関する法的効果の判定
・公開された文章やメッセージの著作権侵害、名誉毀損、脅迫に関する判定とアドバイス(法的助言ではなく、一般的な指針として)
・民事訴訟の手続きに関するアドバイス
・民事訴訟の対象判定(※1)
・損害賠償金額の想定(※1)
・訴状、答弁書、準備書面のアドバイスおよび作成
・相手文章の反論ポイントのアドバイス
・必要証明・証拠のアドバイス

※1)参考程度でご利用ください

【本人訴訟GPT】
https://chat.openai.com/g/g-OgxjAUXat-ben-ren-su-song-gpt-betatesutoban


本人訴訟GPTについて

本人訴訟GPTは最新の六法全書(2023年版)を基に、民事訴訟規則、民法、民事訴訟法、IT関連法、家事事件法のほか、訴状、答弁書、準備書面のサンプル等、350万文字以上の法律資料に基づいて学習しています。

 

本人訴訟GPTは本人訴訟オンラインサロンの会員・非会員を問わず、誰でも無償で使用できます。ただし、このサービスはChatGPTのGPTsを用いて提供されるため、ChatGPT plusの契約が必要です。

本人訴訟GPTのマニュアルは、本人訴訟オンラインサロンで公開されています。
https://xn--gmqu90d6wynca.com/?p=3450

訴状・答弁書・準備書面作成の進め方

【訴状作成依頼の場合】

1.トラブルの原因と詳細の記述: 利用者による事件の経緯、関与した当事者、発生したトラブルの具体的な内容を詳しく記述します。
2.利用者が考える違法性の指摘: トラブルに関わる法的側面(例:著作権侵害、債務不履行など)を特定し、どのように法律に抵触するかを説明します。
3.訴状作成に必要な情報の確認: 本人訴訟GPTが訴状作成に必要とする追加情報の質問をします。
4.その他の質問や利用者の主張: 利用者の疑問点や不明点に答え、さらに主張の追加・校正をサポートします。
5.訴状作成の指示: 利用者からの訴状作成の指示後、これまでの情報に基づき訴状作成を行います。
6.訴状作成後の文章の修正・追加: 訴状の草稿を提示し、利用者が指摘する修正や追加を行います。

 

【答弁書・準備書面作成依頼の場合】

1.訴状、相手準備書面の読み込み(アップロード):相手方から提出された訴状や準備書面の内容を詳細に把握します。
2.利用者が考えている反論の書き込み:利用者が考える反論を記述します。
3.本人訴訟GPTが反論ポイントをアドバイス:本人訴訟GPTが法的な観点からの反論ポイントをアドバイスします。
4.本人訴訟GPTが利用者へ反論に必要な情報を質問:本人訴訟GPTが反論を裏付けるために必要な追加情報や証拠を質問します。
5.どの反論を採用するのか、どの反論を強調(主軸)にするのかを利用者が選択:利用者が反論の中から強調すべきポイントを指示します。
6.その他の質問や利用者からの主張の追加:利用者の疑問や不明点があればご指摘をお願いします。
7.答弁書・準備書面作成の指示:訴状作成の正式な依頼を受けたら、指定された情報に基づいて本人訴訟GPTが答弁書・準備書面を作成を行います。
8.答弁書・準備書面作成後の文章の修正・追加:本人訴訟GPTからの草稿に対して、利用者が修正と追加の要求を行い、最終的な文書の品質を向上します。

弁護士の代わりではなく、一般人の主張を裁判所に理解してもらうツール

本人訴訟オンラインサロンの主宰者である吉永氏は、「民事訴訟において、法律や民事訴訟そのものを理解していないことが裁判を長期化させる一因です。本人訴訟GPTは、一般人が民事訴訟を理解していなくとも、必要なサポートを提供することで、この課題を解決します」と語っています。本人訴訟GPTは、弁護士の代わりにはなりませんが、本人訴訟の支援としてその役目を果たします。

 

本人訴訟オンラインサロンについて

本人訴訟オンラインサロンは、本人訴訟の支援を目的とした会員制コミュニティです。情報交換や相談、養育費の不払い、情報開示請求、少額訴訟、強制執行手続き、支払督促に関するノウハウを提供しています。

 

本人訴訟オンラインサロン:https://xn--gmqu90d6wynca.com/ (本人訴訟.com)

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